自分より強いものをたおす
やわらかい武器
偶然こんなひと言に出会いました。
なんとこれは
あの夏目漱石の言葉だそう。
「たおす」や「武器」という表現は
なんだかちょっと殺伐とした雰囲気もしますが、
日常生活レベルに置き換えてみるなら
相手の油断を誘う、
みたいな感じに近いでしょうか。
赤ちゃんが可愛い理由は
赤ちゃんのことを守り抜こうという意欲を湧かせるため、
そんな話を聞いたことがありますし
「愛らしさ」には
本能にダイレクトに届く威力があるんでしょうね。
女は愛嬌、なんて言いますけど
表情だったり雰囲気だったりってことですね。
「愛嬌のある顔」なんて言う時には
どちらかと言うと
“美しいとは言えないけどなんか好印象”
って感じがします。
結局のところ、
内面から滲み出るもの、でしょうか。
以前、GACKTさんがどこかでお話されていたことですが
「顔(外見)はドア」だと。
一度ドアを開けて中に入ると
もうドアの表面は見ない、
部屋の中が、いかに自分にとって居心地がよいか。そこが散らかっていたら、その部屋にはいたくない、
そう例えていたんです。
顔の印象よりも
内面の印象が、その人の印象になる
ということですよね。
松下幸之助さんはこう言っています。
「人の上に立つものには愛嬌がなくてはならない。人が近づきやすい表情でなければ、人も知恵もあつまってこない」「運と愛嬌。これが、道を開く鍵である。」
愛嬌は
もともと持ち合わせてる人もいるでしょうが
私なんぞは
これから身につけようと頑張らなくてはなりません。
で、どうするか。
愛嬌がある、という行動を
意識的に行うしかありません。
まずは
愛嬌のある姿をイメージする、
それに寄せていく、
そんなところからでしょうか ( * ॑˘ ॑* )