本当にバタバタで大変でした。
荷物の多い私
整理下手な私
作業がなかなか捗らない私
当日の朝、
引越し業者さんの作業は
さすがプロの仕事っぷりで
あっという間にトラックは出発。
しかしながら、
実はダンボールに詰めきれなかったものが
たくさん部屋には残っており
そこから戦いが始まりました。
「寂しくなっちゃうけどまた会いにきてね」
と朝からラインをくれた友人。
まだまだ片付かず
掃除も出来ない状態と返信し、
とにかく捨てるものをゴミ袋に詰め、
粗大ゴミはシールを貼り回収場所に。
ゴミ置き場が
道を塞ぎそうなくらい山積みになっていく様子が恐ろしくなりました。
私はゴミ屋敷に住んでいたのね…
反省しかありません。
お昼頃になり、
友人はちらし寿司を用意してくれました。
本当ならもうとっくに出発しているはずの私のために、大急ぎで作ってくれました。
春らしくて可愛らしいちらし寿司。
ひじきの煮物も蕪のお漬物も入っていました。
ごぼうもカリカリに揚げてくれました。
桜の花柄の包みの中には
ちゃんと割り箸とお手拭きも入れてくれてました。
思いがけないお昼ご飯に元気をもらい、
引き続き、作業開始。
14時半頃になり、
友人は今度は応援に駆けつけてくれました。
テキパキと手際が良い友人のおかげで
どんどんと作業が進み
ようやく私も出発できることとなりました。
「お別れが寂しくて泣いちゃいそう」
なんて言ってた頃には想像もつかないくらい
バタバタなお別れとなってしまいました。
夜になり、
急に寂しくなってしまった私。
最後の最後の最後まで
本当にたくさんの惜しみない愛情を頂いた私。
大急ぎで雑巾がけしてくれた友人の姿を
私は一生忘れないだろうなぁと思います。