ある時、父親が娘を飲みに誘いました。
「たまには飲みに行こう!とことん飲むぞ!もうダメっていうほど飲めよ!」
娘はあまり乗り気ではなかったけれど
父親に付き合いました。
娘は5軒目のスナックのカウンターで酔い潰れてしまい、
父親はタクシーを呼び
娘を背負って帰りました。
娘が朝目覚めると
部屋のベッドで寝かされていて
父親と顔を合わせるのが気まずい、と
思っていました。
リビングに行くと
父親はもう出かけていて
母親から
広告の裏に書かれた父親からの手紙を渡されました。
昨日は楽しかったな。また行こうな
昨日お前が酔い潰れた酒の量はわかるか?
ビール2杯、チューハイ5杯、
それがお前の量だぞ。
今度誰かと飲みに行っても
その量の手前で帰ってこい。
世の中はいい奴ばかりじゃない。
騙してどこかに連れて行かれたら
お父さんは守ってやれないからな。
だから
お前の量を教えようと思ったんだ。
必ず守ってくれよ。
お父さん、信じてるからな。
お父さんより
親が子供に教えなくてはいけないことは
たくさんあるはずで、
学校では教わらないことこそ
本当はしっかりと子供に伝えてあげるべきです。
可愛がって大事に守ってばかりでは
ダメですね。
それがわかっていながら
もうとっくに成人している娘に対して
まだまだ過保護になってしまう私。
どうするべきか
わかっているような
わかっていないような…(;´д`)