晴男の本音(旧晴男の日記)

他では語ることのできない、心のうちを
ここに書き連ねますわ。
2007年2月7日より

ニュース色々

2006-10-30 22:37:39 | Weblog
■履修偽装問題。
…世界史だけかと思ったら、日本史までもが巻き込まれていたようだ。
あいた口が塞がらん。
いまから10数年前、故遠藤誠弁護士ラジオ番組で言っていた言葉が重くのしかかる。
文部省と教育委員会、そしてPTAという組織を即刻解散しなければ、この国の将来はないと。

全く以って仰るとおりだった訳です。
早く建て直しを実現してください。 安倍総理殿


■トヨタ自動車の部品調達に鉄道
…トラック輸送に於ける環境問題を考えて、鉄道輸送に切り替えるそうだ。
トヨタ自動車は、エコカーなるモノをつくってなかったっけ?
たしか日野とかも傘下にしてなかったっけ?

トヨタの技術ではトラックのエコカー化は実現不可能という判断ですか?
諦めたということですかね。
もしくは、石油消費を妨害するような車を作ると、販売させないぞとでも、
石油権力者から脅されましたか。

いずれにしても、残念ですよ。同時に、エコカーの計画を発表してくれたら、
こんな気持ちにはならなかったろうに…


■モバイルナンバーポータビリティとソフトバンク
…MNPって略してるから何の略かと思った。
一連の契約停止措置は、もろから企画されていたものだという声を耳にした。
想定の範囲内どころか、ある種の誘導をして。
狙いは?
「システムの限界」「即時復旧」「0円広告のニュースソース化」

このくらい、国民を煽って於けば、否が応でも気になるだろうね。
そして、「そんなにみんな、SBに乗り換えてるのか?」
「それじゃ、俺も!」
のような、流れを作りたかったようだけど、おそらく失敗してるね。
だって、多くの国民がYahooでやられてるから。
機器を無料で配布、契約だけして、後の苦情はどこ吹く風。
契約者の囲い込みをして、囲んだら放置状態。
おまけに解約さえもままならないような対応だったそうな。

イメージそのままの判断で、今回も問題ないと思われる。
(ヤフーと同じ結果が待ってるという意味)

さらには、もっと恐ろしい事態も想定しておいた方が良いかもしれない。
ドコモの社長が言っていたことが記事になっていたが、引っかかったのは、
「0円契約で利用者を増やすことにより、音声通信で使用している音域の周波数が
パンクする。そうなると、需要の多い首都圏では、通話出来ないという状態を招くおそれがある」と。。。

通話が出来なけりゃ、無料だろうがなんだろうが、意味がない。
そして、こういった問題に対応すべくハードの増強をした場合、当然設備投資が必要なわけで、
それもハンパな金額ではないだろう。
結局は、他の携帯電話メーカーよりも、多額の費用が発生する恐れがある。

やっぱり、イメージ先行型の戦略というものは、どうにもこうにも問題があとからあとから、
湧き出てくることが多すぎるようにも思う。
そこには、金を集めることに主眼を置いた経営スタンスがあるわけで、
そのような企業の多くは、国民の生活を快適なものにしようと云うことが
感じられない。
企業とは公器であり、利益を追求する傍らで、社会貢献をするべきものなのではないだろうか。

日本シリーズ 野球

2006-10-27 01:41:37 | Weblog
北海道日本ハムファイターズの皆さん。
44年ぶり2回目の日本一、おめでとうございます。

謹んでお喜びを申し上げます。


(*^ ^)/。・:*:・°'★,。・:*:・°'☆ Congratulations

履修問題

2006-10-27 01:38:01 | Weblog
教育基本法の改正を急がせるためか、なんなのかよくわからないが連日トップニュースで
報じられ、その数が予想通りに増え続けている。

一番聞こえてくる声として、加熱する受験戦争とセットでの話。
受験に必要のない知識は、教育の場で教える必要がないという判断に対する問題提起である。

次には、過去の履修不足者をどうするかと言うこと。
これは、どうにもならないのだとは思う。

そして、次に聞こえてくるのが、今回の対象教科となった世界史について。
世界史を勉強することにより、幾ばくかの興味事項が増えるから、必要である。と言う声。

ここに一番引っかかった。

興味を持つと楽しいよ的なことしか報じることが出来ないメディア。
歴史に学ばずして何に学べと言うのだろう。
いまの社会に蔓延している問題だって、世界的な見地に立って見れば、どこかの国の
どこかの時代に、同じような状態があり、それを抜け出すための方法も施策されているはずである。
そのような歴史に学ぶことの出来ない輩が増えているのではないかと言うことのほうが、
実は問題なのではないかと思う。

とある格言を引用するならば、

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」

だれだって愚者にはなりたくないだろう。
だからこそ、歴史に学ばなければならない訳で、これを拒否するかのごとく
振る舞いが、当然のように行われていることに、憤りを感じずにはいられない。


ディープインパクト

2006-10-26 01:32:36 | Weblog
ちょっと旬を外したネタ。

凱旋門賞から戻って、不正薬物使用問題が発覚した。
種牡馬としてのシンジケートが確立された以上、これ以上走り続けることは
リスクになるため、今年で引退になるそうだ。

凱旋門賞での不正薬物使用問題は、まだまだ解明されないことが多いので、
全てのことが推測の域を出ていない。

その中で、ふと疑問に思ったことがある。

それは、薬を使わなければならなくなった経緯。
フランスにわたってから、突然、咳をし始めたと言う。
しかも現地の医師に診断を委ねて。

そして、その医師が処方した薬が、今回の問題を引き起こした結果となった。


凱旋門賞は、ヨーロッパ以外の国の馬は勝ち難いらしい。

今回、ディープインパクトは、圧倒的な支持率を誇っていた。
勝利を目前にしていたことだろう。
実力から観ても折り紙つきであったのは間違いないだろう。
しかし、前述した経緯により、結果として失格扱いとなる。

ここで疑問が生じる。

圧倒的な人気を誇る海外の馬に、凱旋門賞を勝たれてしまうのは心外。
どんな手を使ってでも勝たせてはならないという動きがあったとしたら
と下衆な勘繰りを働かせてしまう。

直接的な妨害工作は批判どころか凱旋門賞の品位を損なうおそれがある。
だとしたら、たとえ勝利しても、それを剥奪する方法を考えれば、
自ずと答えは見つかるだろう。

ここに書いた物は、全て憶測であり、なんら証拠もない。
しかし、今回の不可解な流れを、ボーっと見ていたらこんなことを考え付いてしまった。

事実ではない事を祈るとともに、ディープインパクトが無事に引退出来ること、
そして、父を超え、凱旋門賞に勝てる産駒が現れてくれることを祈って。


三成はいらない。

2006-10-24 01:23:08 | Weblog
三成とは、佐和山の城に居た。
時の権力者に取り入って、然したる功績もないままに権力を手にした。
ところが記憶力は良かったらしい。

いくさ場での働きに乏しい彼が、出陣しなければならない状況になり、
それなりの陣構えを以って、敵と対峙したこともあるそうだ。

が、しかし。
島の左近という勇猛果敢な部下が居たそうだが、いくさ場での槍働きのない男に、
使いこなせる筈はない。
おそらく島は独断での戦いを余儀なくされたことだろう。

三成は、それでもプライドだけは人一倍のようで、武闘派の連中を見下しているような態度があった。
それは、単純に、他人よりも少しばかり記憶力が良く、少しばかり机の上で算段ができるということからだ。
ところが、混迷を極める戦国の世にあって、いくさの出来ない奴は生き残れない。

そんな彼が執った戦法とは、
過去の類似する例を引き出し、それとほとんど同じというパクリ戦術だ。
パクリでその場を凌げると思っていた。

現実はそれほど甘くない。
いくさとは生き物であり、状況は刻一刻と変化する。
変化の度合いは、そのときのさまざまな要素によって、過去の類似する例とは
全く異なる。

こうなると、パクリでは対応に限界がある。
パクることしか知らないから、自ら戦術を編み出せない。
戦えないのである。

故にいくさ場での働きで評価されることはない。
しかし、権力者のお気に入りであるが故に叱責されることもない。

これが諸大名の反感を買い、結局最後は、皆が知るところになる訳である。

少しばかり勉学に通じ、権力者から好かれているというだけで、なぜに周りを見下すことが出来るのか?
私には理解できない。

そして時は流れて400年後。

平成。

世の中は三成で溢れかえっている。


こんな世の中で、誰が明るい未来を想像することが出来るだろうか。

三成の問題は、彼自身にも当然あるが、それ以上に問題なのは、
その能力を過大評価し、彼を重用した権力者にあるのは明白だ。

今の世の中、ニートが悪いと言うような風潮がある。
確かに、アルバイト感覚で仕事をするには限度があり、それをわからない者に非があることは事実である。
しかし、それを再教育して優秀な人材を育てようとしない雇い主にも非はある。
即戦力などと言うものは、万分の一に居るか居ないかだと思う。
戦力と言うものは養うものであり、一朝一夕で身になるものではない。

三成を迎え入れて安心しているよりは、時間は掛かるが、自らの手で戦力を養うことのほうが、
どれほど後顧の憂いを絶てることか。

どうか三成が評価されるような時代にだけはならないで欲しいと強く思う。

喫煙禁止区域

2006-10-16 00:15:24 | Weblog
ちょっとした用事があり、路上での歩きタバコが禁止されている区域に出かけた。
当然、街行く人は誰も歩きながらタバコを吸っていない。
この条例が施行されてから、随分と時間が経っているし、施行前にはだいぶ議論がされていたから
みんな周知のことだ。

では、喫煙家はどこでタバコを吸うのか?

一部の箇所には灰皿が設置されているようで、当然その周辺に集まって喫煙する姿が目に止まる。

あとは、食事する施設などに限定されるだろう。

私は、某カフェに入って喫煙した。

喫煙席は2階の窓際に用意された10席程度しかない。
少ない席なので、待ち人が多い。

私も、数分待って席につくことが出来た。
カウンター形式になった喫煙席は、辺りを見回すと、一人で居る客が多い事に気がついた。
そして、みんなでおもむろにコーヒーを片手に窓の外に向かって、煙を吐く。

ちょっと滑稽な感じがした。
慣れていないせいなのだろうが、いい大人たちが並んで、いそいそとタバコをふかしている。
しかも、外で吸えないからか、みんな心なしか吸うペースと次のタバコに火をつけるペースが
異様に早く思えた。

みんな忙しいんだなと。

もっともそのなかに自分もいた訳で、タバコを吸う身としては、十分に理解出来る行動だった。

歩きタバコがダメというのは判るが、なにも区域の全てを禁煙区域としなくてもいいんじゃないかな。

今更だけど、出来ることならば、条例を撤廃して頂きたいものだ。
ただし、吸う側のモラルが向上することが条件になるとは思うけど。
どうしてもマナーがどうのこうのという話に行き着いてしまうので、とても残念で仕方がないが。。。

地下核実験

2006-10-09 23:47:11 | Weblog
今日の午前10時ころ、地下核実験が行われたというニュースが流れていた。
明確な事実確認はどうなっているのか判らないが、日米双方ともに、
地震では無い揺れを検知したと、発表している。

地下で行うのだから、揺れというのは当然、すさまじいモノなのだろうと思う。

核実験をすることで、メリットがあると算段しているらしい。
自分の国の土壌を汚染することに、どれほどのメリットがあるのだろうか甚だ疑問である。

米も十分に収穫できず、おまけに今年は水害で、相当な食糧危機を向かえそうだということだ。
核を開発するお金があったら、食料調達とか治水にお金を使った方が宜しいのでは無いかな。

結局、外交カードとしての核を開発するというのは、自分たちで、国を維持するのが困難であることを
証明しているだけで、しかもそのための努力もしないことを暗に意味するだけのようにも思う。
他力本願というか、なんというか。。。

今回、ロシアは、一歩間違えば放射能汚染の被害をこうむる立場。
日本だって被害を想定できる範囲内だ。

とにかく、六カ国協議のなかで、解決を図ってもらうのが一番良いとは思うのだけど、
簡単には行かないだろう。

先日のニュース映像で、北の方々が、アメリカに対して行っていたそれは、大東亜戦争下に於ける
日本の国内そのものに類似していたように思う。
もちろんその当時を知っている訳では無いが。

アメリカの肩を持つ気は無いが、どちらに非があるかと云えば結論は用意にでる。
国際社会というものが、勧善懲悪である以上、さまざまな制裁が行われるだろう。
いずれにしても、これ以上、人が不幸になるようなことが増えないことを祈るばかりだ。

磐石

2006-10-09 00:30:02 | Weblog
リーグ1の低失点を誇り、選手層も分厚くなった。
主力が代表に召集されていようとも、戦力的に変わらない。
主力といわれるが、実のところ、代表に呼ばれるが故に、主力と表現されているだけであって、
ベンチメンバーの全てが主力なのだ。

これほどまでに強くなることを、10年前に、誰が想像していただろうか。
その強さを欧州のチームにたとえるならば、ACミランかマンチェスターUTDか。

重要なことは、「負けない」ということ。
勝ち続けることは当然大切なことだが、勝ち点を競うリーグ戦において、
負けないことがとても重要だ。
負ければ勝ち点が無い。
ひき分ければ1を得ることが出来る。

0か1か、だが、たかが1されど1なのである。
リーグ最終節、勝ち点1差で優勝を逃すことも当然あるだろう。

昨日の試合で5連勝とした。
ワシントンも田中闘も、怪我から完全に復調しているわけでは無い。
いずれも、まだまだ、万全では無いにもかかわらず、高いモチベーションによって、
試合に出場し、お互いに結果を明確に残している。

プロ野球の世界では、日替わりでヒーローが誕生するチームは、絶好調の証であるという。

二人の活躍が周りのメンバーを強烈に牽引し、チーム全体に高いモチベーションが
広がっていることだろう。

このまま残り全節を勝ち続けて欲しい。
そして、ぶっちぎりの強さを示して、リーグ優勝を勝ち取って欲しい。

浦和レッズが日本サッカー界の盟主となれるように。
そして、埼スタが日本サッカーの聖地となれるように。

中秋の名月

2006-10-08 01:19:29 | Weblog
昨日、今日と月が美しい。
もっとも昨日は悪天候のため、その美しい姿を目にすることは叶わなかったが。

この季節、夏から冬に向かう今の時期は、風のある日が多く、南からの湿った空気の
到来も減るためか、乾燥する日が増えてくる。

夏のジメッとした蒸暑さから徐々に開放され、いつの間にか、あたりにはトンボが飛び交い、
稲穂は頭を垂れはじめ、木々は色づき始める。

そして神々しいまでの月の光が、澄み切った空気に、何の隔たりも受けることなく地上を照らす。

人工的に生み出された光を閉ざし、月明かりだけで、普段の生活をしてみると、
なんだか、とても幻想的なことをしているような錯覚に陥る。
普段していることなのに。

こんな非日常を、いつもの生活の場で体験できるというのは、案外と貴重なのかもしれない。
せせこましい日常からの脱却をするには、ちょうどいい季節だ。

世間一般では、年度の期が変わり、少しばかり心機一転することができるし、
残り少なくなった今年を、良い年だったと振り返るために与えられた最後のチャンス。

非日常を追求し、日ごろのストレスから解放され、のこり三ヶ月を乗り切ろうぞ!!!