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徒然草庵 (別館)

人、木石にあらねば時にとりて物に感ずる事無きに非ず。
旅・舞台・ドラマ・映画・コンサート等の記録と感想がメインです。

Il Divo 2014ジャパンツアー (@2014年2月&3月東京)

2014年03月01日 | ライブ・コンサート
(3月2日:曲目修正。メンバーMCとゲスト情報を加筆済み)
(3月11日:10日公演のMC追記)


2月27日(木) セットリスト

ACT ONE
Overture
1. Tonight
2. Some Enchaned Evening
3. If Ever I Would Leave You
4. Flowers Will Bloom
5. Can You Feel The Love Tonight (with Lea)
6. Defying Gravity (by Lea)
7. Memory
8. I Will Always Love You
9. Don't Cry For Me Argentina
10. Somewhere

ACT TWO
11. The Winner Takes It All
12. Bring Him Home
13. Love Changes Everything
14. FURUSATO
15. Who Can I Turn To?
16. Back to Before (by Lea)
17. I Dreamed A Dream (by Lea)
18. The Music Of The Night (with Lea)
19. Impossible Dream
20. You'll Never Walk Alone

Encore
21. My Way
22. Time To Say Good-Bye


★今回女性パートを歌ったゲストはフィリピン出身のミュージカルシンガー、レア・サロンガ。コラボだけでなくソロでも何曲かお馴染みのヒットナンバーを歌い上げてくれました。2月のソウル公演が誕生日だったそうで「今年の私の誕生日、最高!こんなに多くの人の前で素敵な男性4人に囲まれて歌えるなんて!」と大喜びしていました。

★個人的には The Music Of The Night 最高!!!演出もロマンチックで素敵!彼らの声が織りなす四人のファントム。ファントムは一人でも凄まじく魅力的なのに、あの四人がそれぞれに歌い上げるメロディの艶やかさ、舞台姿の華やかさ。痺れた!!!

★ウルス好きには Hallelujah がセトリに入っていなくて(←仕方ない!今回のお題はミュージカルだ!w)かつ彼のマイクが調子が良くなかったのか、音が沈んでしまっていたのも悲しかったのですが、Don't Cry For Me Argentina では魂が震えるような歌声に文字通り全身で酔いました。



★以下、聞きかじり程度にMCメモ。

(デイヴィッドMC)←日本語
ミュージカルの役はいくつもやったことがありますし、その中で好きな曲もたくさんありますが、次の曲は実は高校生の時にあるオーディションで歌った曲です。(ミュージカル「キャメロット」のIf ever would I leave youだと思うのですが?記憶が曖昧)その時の高校の先生が、オーディションを受けることを熱心に勧めてくれました。そして二回も歌詞を間違えてしまいましたが、何故か!?そのオーディションには合格できました!(笑&拍手)あれが私のプロ歌手としてのキャリアの始まりでした。


(セバスチャンMC)
やっぱりフランス語で歌うのはいいね!もちろん僕は英語やイタリア語でも歌うけど、外国語で歌う時は頭のどこかで『考えちゃう』んだよねー(笑)それにさぁ…時々いるんだよ『フランス人がしゃべる英語は聞くに堪えない』なんて人が!(笑)まぁ分からないでもないけど…(笑)
ミュージカルといえば勿論好きな作品はいろいろあるけど、僕が一番やりたい役はウェストサイド物語のトニーだよ。とても繊細で、ロマンチックだ。


(ウルスMC)
(「ふるさと」の後で)僕が日本語の曲を歌うなんてね!IL DIVOとして初めて日本に来た時、正直僕は怯えたんだよ。言葉は分からないし文字は読めないし、何もかもが新しいことで…でもあれから何度も来日して、今はこんなに素晴らしく温かい歓待を受けて本当に嬉しく思ってる。
この歌を世界で初めて歌ったのは、2011年のあの巨大な悲劇からちょうど1年たった2012年の3月11日、武道館だった。あの瞬間は忘れがたい。僕の10年のキャリアを振り返っても、特別に思い入れのある瞬間として刻みこまれている。(←私、それを聞いて心の中で泣く)


(カルロスMC)
(ACT2)再び今晩は、麗しき淑女の皆さん!(笑)君達にまた会えて嬉しいよ~心から愛してるよ…ってホラ勿論、忘れてないからね、紳士諸君!(爆笑)
僕が初めて人前で歌ったのは…ああ、つまりプロとしての初舞台ってことだけどね…たったの7歳だった。堂々としてるように見えたかもしれないが、とんでもない!心臓はドキドキ、足はガクガク震えてた。ハハ、今も実は足が震えてるんだ。だってこんなにも大勢の美女を前に興奮しちゃってさ(笑)もうガクガクブルブルだよ、止まらないね!…おっとこれ以上はやめておこうか?(ニヤリと笑ってウィンク←場内爆笑!)





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(3/10ウルスMC・第二部)「ふるさと」を歌うたびに故郷を思い、そしてこの素晴らしい旋律を作り出してくれた日本の持つ文化に多大な感謝の念を抱いています。僕自身、日本に来るたびに感謝の思いを禁じえません。というのも、他のどの国と比べても僕たちをあたたかく、愛を持って、そして敬意とともに迎え入れてくれる、僕たちを唯一無二の存在として受け入れてくれる、そんな世界で最高の日本のファンのみなさんに感謝申し上げます。アリガトウゴザイマス。(拍手)

今回のアルバムのタイトルでもありコンセプトの「ミュージカル」、例えば(ミュージカル出演経験の多い)ディヴィッドにとっては馴染みのある曲が多かったと思うのだけれども、僕にとっては今まで全然知らなかった数々の素晴らしい曲に出会う機会になった。ブロードウェイやウェストエンドで上演されている名作はもちろんだけど、特に僕の心を捉えたのは50/60年代のミュージカルナンバーなんだ。素晴らしい旋律を伴った楽曲、そしてロマンチックで心震えるような歌詞…素晴らしいと思う。次に紹介する曲は僕の好きな一曲でもあるんだけどね。『Who Can I Turn To? 』お聴きください。


(3/10セブMC・第一部)
幼いころに観た数少ないミュージカルの中で、僕が一番好きだったのは『ウェストサイド物語』!特にトニーが大好き。とても繊細でロマンチックな役。当時僕はシャワーを浴びながら「マ~~リ~~~ア~~~♪」って歌って悦に入っていたものだよ(爆笑)。あ、今だったらもっとうまく歌えるはずだと信じてるけどね(笑)。


(3/10カルロスMC・第二部)30歳の時に『ラ・マンチャの男』のドン・キホーテ役を演じたときには、正直困った。だって今よりずっと若かったから!役作りのために公園に行って、お年寄りが歩いているのを見て「ああ、こうやるんだ」って研究してたよ。まあ今じゃボクは65歳で(爆笑)その必要もないけど。それに年寄りが見たかったらボクの同僚たち(=他のIL DIVOメンバー)を見れば済むことだしね!

(ウルスを先頭に3人舞台へ)ウルス「はいはいはい分かったよ、悪かったねw」ディヴィッド「ひどい言われよう」セブ(ドラムブースの段差にわざとつまずく)「わあ!」ディヴィッド「ほらおじいちゃんなんだから気を付けなくちゃ」観客大爆笑w(今日はディヴィッドに「セブちゃん」と日本語で呼ばれてたwww)