皆さんは、納竿・初釣りは、どうされましたか？

2007年12月27日
＜弁慶池　浮子のテストのつもりが、これが竿納めになりました。＞

• 納竿の釣り人が多いのではと、想像していましたが、私を含め５人ほど、なんとなく寂しい２００７年の終わりでした。
• 使用竿：無月道人　つづみ　９尺２寸（針掛りしたヘラブナが走らず、ゆっくり竿を立てると静かに水面へ、顔を出してくれ、寒鮒釣りのイメージにぴったりの竿）

  

• 仕掛け：道糸ラージ　0.4　ライカ　0.2　針　プロカッツケ細地1号
• えさ：通常期
• 釣果：　9枚
• 浮子：水香5本組み一番小さい浮子（シズの乗り具合が、0.15グラム前後になると思われるので、実用性があるか確認しました。丁寧な底立てをすればOK）

＜釣り＞

1. 2号桟橋通路から3~4番に入りました。
2. 床を取るとかなりデコボコ、場所を変わることも考えましたが、そのまま続行
3. 床を取ると、80センチ程度
4. まだジャミが動いているようです。
5. シズの量は、少ないですが、コントロールは十分できます。
6. 深ナジミ（トップ先端二節残し程度）ゆっくり戻す中のアタリを取って行く。
7. ペレット（ペレットが付いたウドンを、コロコロせずに使う）だけでは、ジャミが触り過ぎるので、ドロを巻く。
8. ポツポツの釣り
9. 目的は、この浮子の動きの確認
   

2008年1月2日
＜中池　初釣り＞

• 当日は、釣友”禿彦さん”が参加している釣り会に、飛び入り参加させていただきました。雨が降り出し、傘を差しての釣りになりました。
• 参加した釣り会で、長寸一枚31.7センチで、3位入賞しました。（年頭からラッキー！）
• 使用竿：春洋　将龍　８尺 （硬め3本仕舞の胴調子　購入は20年以上前になりますが、現役バリバリです。）

  

   
• 仕掛け：道糸ラージ　0.4　ライカ　0.2　針　プロカッツケ細地1号
• えさ：通常期柔らかめ
• 浮子は、水香5本組　2番の別バージョン（足に金腺が入ったもの。2番より一節軽く作られている。）
• 釣果：　15枚
• まぶしこ：中池のペレット細粒のみ
• 最近老眼が進み、シズ切が、上手くいかないので、双眼ルーペを持参しました。

  

＜釣り＞

1. 北桟橋南向き通路から3番目に入りました。 
2. 以前この場所は、しっかり２メートルありましたが、少々浅くなっているようです。
3. タナ設定は、空針で上針トントン
4.  浮子は、５本組みの小から２番の別バージョン（一節分軽くなっています。）先端から７節目の下の黒節でバランスを取りその位置を、床マークと合わす。ナジミ位置は二目ほど残す、戻しは４節目の下の黒節。その間の当たりを取って行く。
5. 打ち始めは、ペレットをコロコロせずにしよう。
6. 深ナジミから、戻してからのアタリに絞ってみる。
7. 待つと、大きなアタリで合わす。＜乗った＞
8. 出が遅いので、深ナジミ状態でアタリが出ていないか確認。
9. 深ナジミで、小さな上下を見つけ、アタリらしき押さえで合わす。＜乗った＞
10. 今日の状態でも、ヘラがえさを追っていると思われるので、深ナジミに絞りとって行く。
11. １１時時点で、５枚
12. 午後なっても、午前中とそれほど変わらない。
13. ポツポツと、拾って行く。
14. ４時で終了 

＜感想＞
　釣りテント：竹竿を使う場合、取り込み時が一番竿に負担をかけます。ヘラブナが水面に口を出したら、竿を後ろへ平行移動させ、玉へ滑り込ませます。この動作が出来ないので、テントは使えません。 
　双眼ルーペ：もっと早くから使えばよかった。

2008年1月3日
＜中池　＞

• 使用竿：恵舟　硬式川蝉　８尺１寸（恵舟さんの川蝉は、現在、穂持ちは矢竹を使っておられるようですが、この竿の穂持ちは見たところ高野竹が入っているようです。この竿も20年以上前に購入になります。一度穂先1センチぐらいで、折ってしまい修理いていただきましたが、修理前には、合わせた時”シュ”と心地良い水きり音がしていました。残念）

  

• 仕掛け：道糸ラージ　0.4　ライカ　0.2　針　プロカッツケ細地1号
• えさ：通常期柔らかめ
• 釣果：　14枚　　　　

（上：最長寸・下：その他の尺上）
 

＜釣り＞

1. 南桟橋北向き、桟橋中央辺り、現在、中池で一番深いポイント(２メートル）
2. 今日の竿恵舟８．１尺は、実質２メートル５０センチ
3. 浮子が水に十分馴染んでいないにので、床立て・バランス取りに時間がかかりすぎました。
4. シズ切には、双眼ルーペを使用、浮子が立つ限界のバランスで作られているので、浮子立ちには時間がかかりますが、馴染んで行くときのさわりの様子から、ぴったり床に着いていないことが分かり、えさを追ってくれることを期待。
   （帰宅後、シズを軽量したところ０．２グラム）
5. タナ設定は、空針で上針トントン
6. 上手く動いてくれるか心配でしたが、二節の押さえが出たことで安心しました。
7. 何度か、深ナジミ前に浮子にさわりが出て、深ナジミ直後の食いアタリで乗ってきている。
8. ２枚ほど釣ると、さわりが消え、しばらく打つと戻ってくる状態の繰り返し。
9. 今日は、昨日の反省も加え、ペレットをまぶしたウドンに十分コロコロをかける。
10. えさの大小で、ナジミ具合が変わるので、大きさに気をてけてえさを切る。
11. 途中、はげ彦さんが「床が掘れている。」と言っているので、私も水深の確認をしたところ、３センチほど掘れていました。さっそく修正。
12. 今日のアタリは、深ナジミしてすぐの、小さい浮子の上下の中ほんの少し力のある押さえが正解のようです。
13. 昼食を挟み３時半で終了。
    

＜感想＞

　ヘラブナが、床にべったり着いていないと思われるので、餌を追わすイメージのタナ設定をしています。

• 空針での上針トントンが、通年を通した私のタナ設定です。（めったにズラシは、行いません。）
• ２日・３日も、ナジム途中のさわりから、深ナジミ後すぐの食いあたりが何度かありました。　

竿の継ぎ数：特に短竿の３継ぎと４継ぎの違いについて。

• ３継ぎ継ぎ寸法が長い分、ヘラを掛けると竿が曲がり、竿全体で力を受けるように思います。現在のウドン池は、昔のように細かく仕切られていないので、やわらかい竿でも調子を楽しむ釣りができ、短竿の軟調３継ぎも使用可能な池もあります。竹竿の感触を楽しむには３継ぎのほうが適しているように思います。（２日、使った春洋　将龍　８尺は、３継ぎです。）
• ４継ぎ継ぎ寸法が短いので、少し硬く感じます。ウドン釣り師は、硬式小節４継ぎが、ウドン釣りに最適とされた時代もありました。しかし、４継ぎ竿の使いこなしは、結構難しいと思っています。（３日、使った恵舟　硬式川蝉　８．１尺は、４継ぎです。）