私的な、両ウドンの底釣り

関西風、一番シンプルなヘラブナ釣り。
アタリを出すために試行錯誤しています。


 

”ON GREEN DOLPHIN STREET” 米田正義

2009年06月02日 | Jazz

持ち歩く音楽を探していたところ。

”ON GREEN DOLPHIN STREET” 
米田正義 Torio Quintet
Live at Kenny`s
を見つけました。

   

  • ON GREEN DOLPHIN STREET”が届き、一ヶ月ほど経ちました。
  • Live盤なので音質はあまりよくありません。
  • CDのタイトル曲から始まり、タイトル曲で終わる構成です。
  • 個人的には、5曲目が、大好き!

 

メンバーの画像を見ても、米田さんが判りません。左から2人目? えらく老けまましたね、お互い様か!

  • 5曲目の、My One and Only Love 後半でのピアノのアドリブ(4分弱)は最高!
  • ボリュームを上げ、次から次へと繰り出されるピアノの音に酔いしれています! 

 

<米田正義さんのピアノ演奏を始めて聞いたのは> 

30年ぐらい昔、京大西部講堂の、楽屋にあったアップライトピアノで、その頃、話題のレコード”Now He Sings, Now He Sobs(Chick Corea )”に収録されていた、”Matrix”を軽々と弾きこなし、「何とピアノがうまい人だな―!」と感心したのを覚えています。 

<その後、京都のジャズ喫茶では、週末などに生演奏が活発に行われ>

彼の演奏を聴くチャンスが増え、私は”ブルー ノート”での演奏をよく聞きました。
ブルーノート:経営者は、変わっていますが、”おしし”時代、働いていた方です。

<米田ファンになった理由 : 初めてで会ったインタープレイ>

メンバーのドラマーに”サンペイさん(ニックネイム)”が入ってからの演奏です。

  1. 曲名は忘れましあたが、4ビートのスタンダードだったと思います。ピアノのソロパートに入った頃から、盛んに”さんぺいさん”が、テンポを上げたりシンバルを叩いたりして米田さんにプレッシャーをかけ始めました。
  2. 米田さんもそれに反応し、ピアノとドラムでのインタープレイが始まりました。
  3. 他のメンバーも演奏に参加しようと何度もチャレンジするのですが、入れません、結局他のメンバー黙って見ているしかない状態になりました。
  4. その頃には、店の女の子と楽しそうに話していたお客さんも、二人の演奏に釘づけになり、店内では、ピアノとドラムの音しか聞こえません。
  5. 音の中身は、フリージャズか現代音楽のようになっています。
  6. 聴いている私は、どのようにして終るのだろうと心配になってきます。
  7. しかし、いつの間にか音の中に曲のテーマが入り始め、何事もなかったように、元の曲に戻り曲を終了。
  8. 一呼吸置いてから、拍手や叫び声で、店内は異常な興奮状態になりました。
  9. オナー・ママの”おしし”が、「こなんな、こんな演奏されたら、商売にならへん!!」と、嬉しそうな顔で、話しかけてきました。

 

  •  米田さんの、このような演奏には、3~4回遭遇しました。
  • 東京へ、行かれてから彼の演奏を聴くチャンスなくなりました。
  • 今回”On Green Dolphin Street”が発売され、喜んでいます。
  • 次のCD、大いに期待しています。

 

PS:持ち歩く音楽に追加したいCDアルバム(国内では、見つかりません。)


At Newport '63 ~ Hendricks & Bavan Lambert
1. Watermelon Man 
2. Sack O' Woe 
3. One O'Clock Jump 
4. Deedle-Lee Deedle-Lum 
5. Gimme That Wine 
6. Yeh Yeh 
7. Walkin' 
8. Cloudburst 
9. Bye Bye Blackbird [#][*] 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 御陵池 | トップ |  S さんの釣り技 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
フレンチクオーターラブ (ちろりん)
2011-10-15 19:02:01
偶然このページにたどり着き、固まりました。

学生時代、北山通りにFrench Quarter Loveというジャズのお店があり、その頃二つのハウスバンドが毎日演奏していました。
一つは米田さんpの同志社バンド、もう一つは今は亡き大澤善人pの京大バンドでした。同志社の大野エリちゃんvo.も時々出ていました。

卒業後、京都はすっかり遠くなり、米田さんの天才的な演奏やユニークな話し方、大澤さんの知的な演奏、最後に必ずバイバイブラックバードを歌ったえりちゃんのことなど懐かしく思い出しました。このCD、意外や平凡な風体の米田さんの写真でした。
ブルーノート、ハロードーリー、やまとやなど懐かしいです。
返信する
来ていただきありがとう! (ニャンニャン)
2011-10-15 22:27:01
京都で、楽しく学生時代を、過ごされえたようですね。

「又、京都へ、お越しやす。お待ちしとります。」ニャンニャン
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Jazz」カテゴリの最新記事