私的な、両ウドンの底釣り

関西風、一番シンプルなヘラブナ釣り。
アタリを出すために試行錯誤しています。


 

浮子”水香”

2007年11月20日 | 両うどんの底釣り

ヘラ浮子との相性があり、それは、浮子作者と釣り人との相性でもあります。

[私がいいと思う浮子] (基本性能が十分であることが前提。)

  • トップが観やすい:私は赤緑色弱がありますから、赤色が非常に見づらく、黒色に見え、黒節との境が分りません。黄色が勝った朱色系統は良く見えます。
  • 細いトップでも、太く見せてくれる。
  • トップのフシ位置が、その浮子のバランス位置とのズレが少ない。
  • アフターサービスが期待できる。

中尺竿での両グルテンの床釣用に、 初めて手に入れた水香は、”オールマイティタイプ A-14”です。 はじめて使った時の印象は、一度バランスを設定すると、一日中狂いが出ない事や、両グルテンの床釣りでは、一目盛りほどナジミし、ゆっくり戻しエサ落ちより少し上がったところで少しあげてツンと入る。
 すっかり気に入り、 その後、浮子購入時の第一候補は、水香浮子になり、釣りかたに合わせた浮子を注文することが多くなりました。


<水香A-14>

[水香浮子とは]

  • 釣具店では、あまり多くの種類は置いておられませんが、製作パターンは広いと思います。
  • 釣り人からの注文が多い浮子作者です。(リピーターが多い?)
  • 仕立ては細部まで行き届き、ムクのロングトップも曲がりがありません。塗料・塗装の研究もされているようで、美しく仕上がっています。
  • 注文時、使い方のイメージを伝えると、イメージ以上の納得できる浮子が出来上がってきます。
  • 注文浮子は、テスト釣りをし、納得してから納品されているようです。もじり(釣具店)のオーナーによると、水香さんは、納得できるまで作り直しされるとのことです。
  • 実際、セットで注文したとき、サービスとして目的は同じ、別パターンの浮子が添えられていることがありました。
  • 無理なものは無理とはっきり言ってもらえ、信頼できます。
  • 注文浮子の場合、性能が、かなり絞り込まれているので、ルーズな使い方には向きませんが、シズのバランスを正確に取ると、すばらしい動きをします。

{水香ウドン浮子]


<ソソリッドムクから中細トップ 水深別セット>

  • 一番短い浮子は、水深1メートル以下で使用。
  • 一番長い浮子は、水深3.5メートルぐらいで使用。
  • ボディの太さで、仕掛けが水中へ入っていくスピードをコントロールすることを目的としています。

<厳寒期用> Top:PC・ボディ:羽・足:カーボン


<厳寒期用>

  •  水深1.5~2mがターゲット
  • 一番上 全長:29.5cm トップ:14.5cm径0.6mm. ボディ:6.2cm径4㎜ 足:8.4cm径0.7㎜
  • 一番下 全長:21cm トップ:10.5cm径0.6mm. ボディ:4cm径3.9mm. 足:6.5cm径06mm. バランスシズは0.17グラム程度。

使い方 (上針トントンのタナ設定の場合)
この浮子は、床を切った状態のヘラブナに、エサを追わせるイメージで、使用しています。
床計り、タナ合わせは、浮子に乗せられるシズの量が少ないので、慎重にシズ合わせをする必要がある。 (この作業をする時、 私は双眼鏡を使っています。)

  1. バランス位置は、黒フシボディーから3つ目の黒フシ辺りにある。
  2. 打ち込むと、トップ付け根辺りで浮子は、立ちます。
  3. 一呼吸してから、サワリを出しながらなじんでいきます。その間にも食いと思われる当たりが出ますが、このアタリで釣るとルール違反になります。又合わせてもヘラブナを浮かせる原因になります。
  4. トップ先端から3節出たぐらいまで深ナジミする。
  5. サワリを出しながら、トップ先端から4節目まで戻してくる。
  6. 上記4・5までの間に出る食い当たりで合わせていきます。
  7. 深ナジミ(4の時)して、すぐ力強く一節以上はいるアタリは、食い当たりの可能性が高い。
  8. 戻す途中で、少し浮かしてから押さえるのも食い当たり。止めも食い当たり。
  9. 浮子が戻してから(5の時)、少し浮かしてチク(よく観ていないと分らない)とした押さえも食い当たり。
  10. 4の時の食いアタリを取っていくには、浮子が立ってなじんでいくときのサワリを観察する必要がある。
  11. 待つ釣りではないので、早めの回転で打って行きます。
    まぶし粉は、10月下旬で、ペレットと黒ドロ。ジャミが激しい時は、ウドンにペレットをあまり圧着しないほうが良いようです。
  12. パターンにはまると、入れ食いがが期待できます。
  13. この浮子を使ってみて分ったのは、水の流れや風に強いことです。
    風が強く、浮子が流されながら、かなり傾いている状態で、しっかり一節アタリが出ていました。

現在一番気に入っている浮子です。

 

 


 

 

 


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1 コメント

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早速のUPありがとうございます(^-^) (あろん)
2007-11-21 01:48:45
いや~参りましたm(__)m実に使いこなされてる様子が伺えます(^-^)カヤか羽根にムクトップと言うイメージだったんですがパイプなんてのも有るんですね(^^;寸法同じで太さが違うってのは新しい発見です(^-^)僕らは太さ同じで寸法違いが普通だと思ってましたから…早速画像保存させて頂きました、じっくり見て勉強します(^-^)何度見ても説明に「そっか…」って納得してしまいます(^-^)
厳寒期のもホント美しいです…ちょっと僕も乱視が入ってますので細いトップは首かしげないと見えませんが…(笑)このスタイルも勉強になるなぁ…
ちなみに下のカッティングマットのドットは1目盛り1センチ(一般的に)ですよねぇ…大変参考になります。
さていい物見たし、仕事終わったので帰ります(^^;明日も仕事だし…(笑)
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