ご利用者さまのクッキング教室で
作って頂いた「サラダ」を
職員の休憩時間に順番で頂くことになった。
いわゆる、試食会です。
適当に仕事の手のあいた人から試食することになりました。
たまたま年下なのにあたしより入職が数年早い先輩Y君と23歳の大学新卒J君との同席。
若者君に囲まれて上機嫌で試食中、年下先輩のY君が試食しながら言う。
Y君「うさぎさん、彼氏いるの?」
うさぎ「いえ、いません。」
Y君「このコ、J君は23歳で女と付き合ったことないんだって・・・
この際だからうさぎさん付き合っちゃえば。。。?」
23歳の若者君がこんなあたしを相手にする訳ないじゃん。。。
と心で思いつつ。。。
うさぎ「そりゃねーこんなん若者君だったらあたしは大歓迎だけどね(汗)”
J君があたしを相手にする訳ないじゃん」
すると、ためらうこともなく帰ってきた言葉は
J君「うさぎさん、そんなことないですよ。僕の方が嫌われてるんじゃないかって?」
うさぎ「そんな・・・こんなかっこいいJ君をほっとく女がおかしいっしょ?」
J君「うさぎさん、よくあそこの坂道歩いていますよね?」
うさぎ「あ~ん、やだぁー、見てたぁ?つーかいつもバイクであたしを追い抜いていくよね?」
J君「いつもうさぎさんが歩いてるってバイクから見てましたよ」
そこまで話が盛り上がったところで年下の先輩のY君はあたしたちの話に割り込んできた。
Y君「そこまで息ばっちりなんだし、ここはひとつお前ら2人付き合っちゃえ!!」
そう言われても私はすぐさま片思いの友達のひろきを想い出してしまう。
このコ、ひろきより数段かっこいいっぽくてぇ
ひろきより数センチも背が高くてぇ
ひろきより優しくて抱擁力もあってぇ
ひろきよりJ君の方が数段いい男なのに。。。。
でも、あたしやっぱりひろきが好き。
うさぎ「え~それって、Y君もJ君もあたしをからかってない!?」
Y君「そんなことないよ。ここはやっぱり2人付き合った方がいいってさぁー
それじゃ、デートしちゃえよ。日にち決めないとね。
9月1日午後6時30分、モアーズの前ね」
うさぎ「え~それって、絶対からかってるでしょ?
9月1日の仕事が終わってさぁーモアーズの前の行きました。
そこで立ってJ君を待って待ちぼうけしてるのをドッかのビルの陰から覗くようにみてさぁー笑ってるんじゃないの???」
Y君「オレさーその日、麻衣ちゃんとデートだもんね。そんなことしてる暇ないよ。」
私はJ君の顔を見たけれど静かに優しく笑ってるだけだった。。。
休憩時間は終わってそれぞれ仕事に戻った。
そしてそれから数日経って。。。
あたしはチャンスは自分から逃すもいんじゃないと思い
仕事が終わってバスに飛び乗った。
そして駅前のモアーズへと急ぐ。
そして時間ぴったりにJ君を待ち続けたけれど
結論。彼は来ませんでした。
なん時間あたしはその場所に立っていたのでしょうか?
もしかしてこの姿を何処かで見ているんでしょうか?
あたしはあざけ笑われて笑い話のネタにでもなっているのでしょうか?
あした職場でY君とJ君に出会ったらあたしはどんな顔をしてどんな言葉を
かわすのでしょうか?
あーあたしって人を信じやすいタイプなのかしら?
社交辞令のJ君のお人よしの言葉をうのみにするほどバカな女だと思ってるんでしょうかぁ?
試食会をしながら若者君への胸のときめき。
あどけない冗談じみた会話の中で
発生した待ち合わせの日時に待ち合わせの場所へ
滑り込んでみたものの
小さな淡い夢は風船のようにパンと弾けて消えた。。。
まるで小さな淡い夢を試食した気分で終わってしまったときめきでした。終了。
作って頂いた「サラダ」を
職員の休憩時間に順番で頂くことになった。
いわゆる、試食会です。
適当に仕事の手のあいた人から試食することになりました。
たまたま年下なのにあたしより入職が数年早い先輩Y君と23歳の大学新卒J君との同席。
若者君に囲まれて上機嫌で試食中、年下先輩のY君が試食しながら言う。
Y君「うさぎさん、彼氏いるの?」
うさぎ「いえ、いません。」
Y君「このコ、J君は23歳で女と付き合ったことないんだって・・・
この際だからうさぎさん付き合っちゃえば。。。?」
23歳の若者君がこんなあたしを相手にする訳ないじゃん。。。
と心で思いつつ。。。
うさぎ「そりゃねーこんなん若者君だったらあたしは大歓迎だけどね(汗)”
J君があたしを相手にする訳ないじゃん」
すると、ためらうこともなく帰ってきた言葉は
J君「うさぎさん、そんなことないですよ。僕の方が嫌われてるんじゃないかって?」
うさぎ「そんな・・・こんなかっこいいJ君をほっとく女がおかしいっしょ?」
J君「うさぎさん、よくあそこの坂道歩いていますよね?」
うさぎ「あ~ん、やだぁー、見てたぁ?つーかいつもバイクであたしを追い抜いていくよね?」
J君「いつもうさぎさんが歩いてるってバイクから見てましたよ」
そこまで話が盛り上がったところで年下の先輩のY君はあたしたちの話に割り込んできた。
Y君「そこまで息ばっちりなんだし、ここはひとつお前ら2人付き合っちゃえ!!」
そう言われても私はすぐさま片思いの友達のひろきを想い出してしまう。
このコ、ひろきより数段かっこいいっぽくてぇ
ひろきより数センチも背が高くてぇ
ひろきより優しくて抱擁力もあってぇ
ひろきよりJ君の方が数段いい男なのに。。。。
でも、あたしやっぱりひろきが好き。
うさぎ「え~それって、Y君もJ君もあたしをからかってない!?」
Y君「そんなことないよ。ここはやっぱり2人付き合った方がいいってさぁー
それじゃ、デートしちゃえよ。日にち決めないとね。
9月1日午後6時30分、モアーズの前ね」
うさぎ「え~それって、絶対からかってるでしょ?
9月1日の仕事が終わってさぁーモアーズの前の行きました。
そこで立ってJ君を待って待ちぼうけしてるのをドッかのビルの陰から覗くようにみてさぁー笑ってるんじゃないの???」
Y君「オレさーその日、麻衣ちゃんとデートだもんね。そんなことしてる暇ないよ。」
私はJ君の顔を見たけれど静かに優しく笑ってるだけだった。。。
休憩時間は終わってそれぞれ仕事に戻った。
そしてそれから数日経って。。。
あたしはチャンスは自分から逃すもいんじゃないと思い
仕事が終わってバスに飛び乗った。
そして駅前のモアーズへと急ぐ。
そして時間ぴったりにJ君を待ち続けたけれど
結論。彼は来ませんでした。
なん時間あたしはその場所に立っていたのでしょうか?
もしかしてこの姿を何処かで見ているんでしょうか?
あたしはあざけ笑われて笑い話のネタにでもなっているのでしょうか?
あした職場でY君とJ君に出会ったらあたしはどんな顔をしてどんな言葉を
かわすのでしょうか?
あーあたしって人を信じやすいタイプなのかしら?
社交辞令のJ君のお人よしの言葉をうのみにするほどバカな女だと思ってるんでしょうかぁ?
試食会をしながら若者君への胸のときめき。
あどけない冗談じみた会話の中で
発生した待ち合わせの日時に待ち合わせの場所へ
滑り込んでみたものの
小さな淡い夢は風船のようにパンと弾けて消えた。。。
まるで小さな淡い夢を試食した気分で終わってしまったときめきでした。終了。