親孝行

最近2年ぶりに日本に帰国した。

久々に過ごす家族との時間

やっぱりいいもの

 

集まった皆が自然と笑顔になる。

父と母は孫達に囲まれメロメロで　
絵に描いたようなおじいちゃん、おばあちゃんぶり

 

飛び切りの笑顔ではしゃぐ息子をみていると

幸せってこういうことなのかも知れないと実感。

孫と遊ぶ優しい笑顔の両親。
久しぶりに会った両親は
以前よりだいぶ年老いてみえた。 

私は以前に日本の番組で紹介されていた本を思い出した。

 

それは「親が死ぬまでにしたい５５のこと」という本

 

これは一般から親が死ぬまでにしておきたい事の
エピソードを募集し、

その中から55のエピソードを抜粋し1冊の本にまとめたもの。

 

その本によると、

もし親が現在60歳で親に残された寿命が20年だとすると

親元から離れ住んでいたら、
1年間でお盆やお正月に帰省し親に会う日数が6日間として、
そのうちプライベートな時間を除き
1日のうち親と過ごす時間が11時間。

そうすると、残り20年の合計は1320時間

これを日数計算すると、５５日にしかならない。

私は今回2年ぶりの帰省だから、
単純に計算すると55日の半分27、5日しかない

1ヶ月も無いということ。。。
そんな限られた時間の中、
私は親に何がしてあげれるだろう？、

生まれてから精一杯の愛情で育ててもらった
自分達のことより子供の事を大切にしてくれた
今でも私のことを心配してくれる両親に私ができる事は何？

全国から寄せられたエピソードの中で特に多かったのが
・親に手紙を送る
・親にありがとうを伝える
・親に会いに行く

今回の帰省が決まったとき、
両親が喜んでいるのが電話口からわかった。

アメリカに帰る日、
父が痛いくらい私と息子をギュッと抱きしめ
「元気でなっ」と言った

母は目に涙を浮かべながら
「またね、また来てね」と何度も手を握った。

今の私にできる親孝行。

それは出来るだけ会いに行く事。出来るだけ話をする事。
遠く離れていても、
出来るだけ多く時間を共有し安心させてあげる事。　
これが一番、私の両親が喜ぶ事なのかもしれない。

でも。。。
これって親が望む事と言うより
私が望んでいる事なのかも？！

両親への感謝の思い
伝えられるうちに伝えたいものですね。

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