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「失敗は伝わらない」

白井市「汚染状況重点調査地域の指定」に名乗り。除染費用国負担の前提(東京新聞)

2011-11-27 10:42:51 | 白井市ニュース
東京新聞が以下のように報じている。
タイトル
除染費用 国負担の前提 「重点調査地域」  柏など8市指定目指す
(ちょっと「見出し」のセンスがなさすぎとは思うけど・・・)


前文
放射性物質の除染費用を国が負担する前提となる「汚染状況重点調査地域」の指定について、県北西部の柏、松戸など八市が指定を目指す方針を国に伝えたことが二十五日、分かった。一方で、船橋、市川両市は「費用負担はしてほしいが汚染地域というイメージがつく」ことを理由に、国への回答を「保留」としている。環境省は指定地域を年内に決める予定で、除染費用の負担をめぐる調整が本格化してきた。 (横山大輔)


以下、私の感想。
白井市も「汚染状況重点調査地域の指定」に名乗りを上げたという記事である。

以下、
平成23年8月26日の高木文部科学大臣(当時)の会見でのやりとりをご覧頂きたい。

木義明文部科学大臣記者会見録(平成23年8月26日)←直リンクあり

記者)
 土壌の入替えの費用は、1マイクロシーベルトを超えた場合は、国が費用負担するということになっていますけれども、それ以外の例えばホットスポットの除染などに、何か追加で費用負担というのはあり得るということなんですか。

大臣)
 これも当然、除染には変わりませんから、これは国として支援をしていくということになります。


これは当時の福島県内での問題に関しての発言だが「1μsv/hを超えたら国が責任を持って除染費用負担」と述べている訳で、これが福島県内のに対応だとしたら住む県によって県民に不平等が生じることになる。

だから白井市も「国の責任で民地も除染をと発言してくれ!!」と白井市環境課に申し入れていた。
でもそんなちっちゃな自治体の発言なんか聞いてくれる訳ないよね、っていう結論だった。
それと当時の白井市の見解は、
「白井市は1μsv/h以上の場所は見つかっていない」だった。

あれから3ヶ月・・・ちょっと感慨深い。

それにしても市川と船橋の「イメージ優先」ってなんて悠長なことを・・・ナンセンスだ。

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