

大きなショッピングセンターの横に古墳はありました。
こんもりと小島が浮いたようにも見え、場所を正確に知らなくてもここだとわかるほど。
桜の開花宣言がまだ出ていない頃、目達原(めたばる)古墳群に出かけて来ました。
古墳群は元々大きなものだったようで縮小されてこちらに集合され改葬されたと知りました。
1番大きな古墳が上(かみ)のびゅう塚古墳で、都紀女加(つきめか)王墓と言うことです。
この王墓だけが当時のままの姿で、宮内庁の管理。応神天皇の皇子、稚野毛二派皇子(わかぬけふたまたのみこ)の孫であられるそうです。
なるほど・・・だから宮内庁なんだ。
町の真ん中にあるのに誰もいない・・・。


しかし縮小されたとはちょっと残念な気がします。
なにせ王墓の大きさが49メートルとあり、きっとどれも大きかったと推測されるからです。
王墓は前方後円墳で、5世紀頃のものだとお聞きしました。
次の写真は円墳の辺り。木が生茂り、形がよく見えない~・・・。

でも古墳群と共にお手入れがされてて、地区の方々の管理の良さに嬉しい気もしました。
ここだけは時間が止まってるのかもしれない。
そんな錯覚をしてしまいます。
古墳群の中に入ると、スミレが沢山咲いてて、お花を手向けられない代わりのように感じました。
今頃は桜も咲いてるから、お花見がてら散歩されてる方もいるでしょうか。

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