四季おり織り 工房あず(AZ)

裂き織りや柿渋染の布でバッグや帽子をハンドメイドしています。

ネクタイをタペストりーに!! 裂き織りにしてバッグに!!

2014-09-09 14:32:01 | 日記
こんな形での遺品の整理の仕方もありますよ。



若くして亡くなられたご主人の思い出の品(ネクタイ)を何とか身の回りに置ける品にできないか と相談を受けました。
ご主人は学校の音楽の先生で、色々な音符柄ネクタイをお持ちで大切に使われていた様子。形のまま 残したいと言う事でタペストリーにすることにしました。
色あわせや構図とかなり悩みましたが 気持ちを込めて制作しました。
8月末のご主人の命日の日にお渡しする事ができました。


次に私の友人の紹介で、亡くなられたご主人のネクタイで裂き織りのバッグを作って欲しいとの事でした。(友人は、私の製作した裂き織りのバッグを使ってくれています。)
お預かりしたネクタイからシルクの物だけを選び出し、解き 水洗いし 干してからプレスし それを0.8~1㎝巾の紐状に鋏でカット。
それを色と柄を考えながら織って行きます。
織り上がった布をバッグに加工して行きます。
今回は黒の帆布と組み合わせて製作しました。




9月上旬にお渡ししました。
今度ご主人との思い出の所に旅行するので 是非そのバッグを持っていくとの事。
とても喜んで頂きこちらも感激です。

思い出とともに 何時までもタンスの片隅に眠っている「ネクタイ」。
こんな利用方もあります。

どうぞご相談下さい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 虫の音がにぎやかです | トップ | 柿渋染の巾着・ベスト 新作... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事