やっぱりな、と思った、ニュース。
街頭募金、数千万円が使途不明 “NPO”主宰者逮捕へ 大阪府警 (産経新聞) - goo ニュース
募金苦境、逮捕事件の余波 金額減り、「偽もの」非難も 「信頼失墜怖い」 (産経新聞) - goo ニュース
よく、冗談半分に、
「街角募金なんて、ほとんどインチキらしいし~」
「実は、あやしい団体や、裏家業の資金源らしいし~」
「ってゆうか、小遣い稼ぎにいいらしいっすよ」
って言ってたけど。
ホントにそうだったら、シャレになりませんから。
もともと。
どんな目的だろうとも、街角で「お金を募る」という行為に賛成はできないのよ。
冷たいようだけど。
コンビニのレジ横の募金箱とか、
町内会の赤十字募金とか、
会社の中でまわってくる「緑の羽根&赤い羽根」募金とか、
災害の時の緊急募金とか。
こういうお金の集め方には、賛同する部分もある。
特に、レジ横募金には、「その手があったか!」「気軽でいいなぁ」って思ったし。
(アルバイト店員が、たまにくすねてるらしいって話は、ホント?)
ネットのワンクリック募金とか、Q2ダイヤルの利用とか。
お互いに手間のかからない方法ならね、いいんじゃない?
(これだって、使途不明金はありえるけどね…)
でも、
病気治療のための「街頭」募金には、基本的に賛成できないの。
公害とか、自然災害ならともかく、
「臓器移植のために、海外で手術を受けたいんです」
って、お金の集め方は、嫌だ。
生き残りたいのは、全員が平等で、
その病気で苦しんでいる病人のための研究費用ならともかく。
個人が生きたいがための治療費を、何故、他人にたかるの?と思ってしまう。
誰かのために、お金が欲しいなら、
その募金を募るのと同じ時間働いて、稼いだお金をあげればいいじゃん。
気軽に、簡単な気持ちで、「他人」にたかるなよ。
ただ街角に立って、お題目となえて、それだけでお金もらえるんだったら、
↑のようなインチキ考える奴らが出てきて当然だと思う。
(そして、かなりの金額が集まってしまう、このヘイワな日本…)
もちろん、
「募金する」という行為に満足してしまって、
その後の使い道に注意しないってのもよくないんだけどさ。
どんなに正しい行為でも、目的が正しくなければ、「間違った行為」だし、
どんなに完璧なシステムも、必ず、悪用しようとする人は出てくるわけで。
もうそろそろ、抑止力としての「第三者の目」ってのを、
育てなきゃいけないんじゃないかと思う、
今日この頃。
ものすごく偏った、個人的な呟き。