キャラクターのネーミングの法則を発見するのは、けっこう面白かったりします。
むかし、「ドラゴンボールZ」で、サイヤ人=野菜系(ベジータ=ベジタブル、
ラディッツ=大根、バーダック=ごぼう、ナッパ=菜っ葉など)、フリーザ一家
=冷たい系(フリーザ=冷凍庫、クウラ=クーラー、コルド大王=コールド)、
魔人ブウ一味=呪文(ビビディ・バビディ・ブウ)などに気がついたときは、
内輪で大喜びしました。
のちに、みんな知っていることだと知り、がっかりしましたが。
ということで、何回かに分けて、『ナルト』キャラのネーミングの謎(?)に
迫ってみたいと思います。
1.砂の三姉弟
我愛羅、カンクロウ、テマリの姉弟は、四代目風影の子どもです。
今のところ苗字は出てきません。(たぶん今後も出てこないでしょう。)
この3人の名前には、どんな意味があるのでしょう。
<我愛羅>
我愛羅の名前は、我を愛する修羅たれ、という母親の思いが込められ
ているのだそうです。(巻ノ十五)
修羅は、阿修羅の略で、戦闘を好むインドの鬼神のことです。
壮絶な思いですね。
でも、ほんとうでしょうか。
これは、あくまで母親の弟である夜叉丸が語ったことです。
夜叉丸が修羅を意味しているといった「羅」ですが、この文字は、母親
の加流羅の名にもついています。
ふつうに考えれば、単に自分の名前から一字をとっただけ、と考えるのが
自然です。
また、「羅」とは、一般的に「薄い織物」をあらわすことばです。
つまり「我愛羅」を、「我(加流羅)の愛をまとったもの」と意味づける
ことも可能ではないでしょうか。
夜叉丸が死んでしまったいまとなっては、母親の遺品などが出てこないか
ぎり、真相は闇の中ですが。
<カンクロウ>
カンクロウといえば、すぐに思い浮かぶのが、歌舞伎の中村勘九郎です。
先に、五代目中村勘九郎が十八代目中村勘三郎を襲名しました。
たしかに、カンクロウのメイクアップは歌舞伎のそれに見えます。
かれは傀儡の術を得意としていますが、傀儡といえば浄瑠璃の定番である
からくり人形です。
歌舞伎と浄瑠璃・・・まさに古典芸能の世界を思わせるキャラクターです。
<テマリ>
テマリも、カンクロウと同じ古典系のネーミングでしょう。
テマリ=手毬の歴史は古く、平安時代から親しまれてきたようです。
むかし、「ドラゴンボールZ」で、サイヤ人=野菜系(ベジータ=ベジタブル、
ラディッツ=大根、バーダック=ごぼう、ナッパ=菜っ葉など)、フリーザ一家
=冷たい系(フリーザ=冷凍庫、クウラ=クーラー、コルド大王=コールド)、
魔人ブウ一味=呪文(ビビディ・バビディ・ブウ)などに気がついたときは、
内輪で大喜びしました。
のちに、みんな知っていることだと知り、がっかりしましたが。
ということで、何回かに分けて、『ナルト』キャラのネーミングの謎(?)に
迫ってみたいと思います。
1.砂の三姉弟
我愛羅、カンクロウ、テマリの姉弟は、四代目風影の子どもです。
今のところ苗字は出てきません。(たぶん今後も出てこないでしょう。)
この3人の名前には、どんな意味があるのでしょう。
<我愛羅>
我愛羅の名前は、我を愛する修羅たれ、という母親の思いが込められ
ているのだそうです。(巻ノ十五)
修羅は、阿修羅の略で、戦闘を好むインドの鬼神のことです。
壮絶な思いですね。
でも、ほんとうでしょうか。
これは、あくまで母親の弟である夜叉丸が語ったことです。
夜叉丸が修羅を意味しているといった「羅」ですが、この文字は、母親
の加流羅の名にもついています。
ふつうに考えれば、単に自分の名前から一字をとっただけ、と考えるのが
自然です。
また、「羅」とは、一般的に「薄い織物」をあらわすことばです。
つまり「我愛羅」を、「我(加流羅)の愛をまとったもの」と意味づける
ことも可能ではないでしょうか。
夜叉丸が死んでしまったいまとなっては、母親の遺品などが出てこないか
ぎり、真相は闇の中ですが。
<カンクロウ>
カンクロウといえば、すぐに思い浮かぶのが、歌舞伎の中村勘九郎です。
先に、五代目中村勘九郎が十八代目中村勘三郎を襲名しました。
たしかに、カンクロウのメイクアップは歌舞伎のそれに見えます。
かれは傀儡の術を得意としていますが、傀儡といえば浄瑠璃の定番である
からくり人形です。
歌舞伎と浄瑠璃・・・まさに古典芸能の世界を思わせるキャラクターです。
<テマリ>
テマリも、カンクロウと同じ古典系のネーミングでしょう。
テマリ=手毬の歴史は古く、平安時代から親しまれてきたようです。
我愛羅の名、私もあの名付けられ方はかわいそうだなーと思ってたんですよ!だけど原作でしかも母親の弟にあそこまで言い切られると・・ねぇ。(汗)
というわけで仕方なく納得していたわけですが、母の愛を纏ったもの・・・素晴しい・・。
母親の立場からみても、我が子につけるなら確実にそちらが正しいと思います。
例え作者のキッシーが「いや、別に何も考えてつけてないよ」と言い放っても、私はこちらの考えが正当な答えだと思います。大納得!あーなんか幸せな気持ちになれました・・ありがとうございます!
・・・と思ったら大爆笑しました。あ、カンクロウ・・そうですよね、思い出します(笑)なぜそんなに色々詳しいのか・・ホントに素晴しい考察です!
しかもドラゴンボール懐かしい~~
私はバーダックが好きでした。でも、え!ゴボウ!?マジですか・・うわっすごい!すらなかった・・・。この人だけなんで野菜じゃないんだろうとか思ってましたが・・苦節15年、今やっと謎が解けました。
ありがとうございます
我愛羅と夜叉丸のシーン、我愛羅、可哀想ですよね。せっかく愛情をわかりかけた小さい子どもに、なんて残酷なこと言うんだ!と思いましたが、きっと母親の本心は違うのだろうと思っています。
だって愛情とか友情は『ナルト』のテーマですからね!
ところで、なのねさんも、ドラゴンボールご覧になってましたか!
最近テレビ版のDVDがではじめてますね。
レンタルして、子どもと一緒に観ては、昔を懐かしんでいます。
それにしても、『ナルト』と一緒で、話の進むの、遅いこと(笑)。