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瓦礫の島の「穴埋立地」

模型の製作日記や映像の私的感想を掲載しています。ネタバレもありますので未見の作品は注意して御読み下さい。

ブルーシティを読んで。

2012年07月20日 | 模型
夏になると聴きたい曲、
観たい映画、
読みたい小説なんてありますよね。

私は数年に一回は、SF漫画家の巨匠の
星野之宣先生の作品で
初連載作品の「ブルーシティ」という漫画が読みたくなるのです。
この作品は、私が小学生の頃に夏休みで田舎に遊びに行った時に
歳の離れた従兄弟の兄ちゃんが読んでいた
少年ジャンプに連載されていた作品です。
残念ながら、未完の作品なのですが
絶大なカルトファンに未だに人気があり
何度も復刻版が出版されています。

「ブルーシティ」
あらすじ
宇宙ステーションと隕石の接触事故で
地球に落下した遺伝子が突然変異を引き起こす
謎のウイルスによって人類が絶滅に瀕した。

ウィルスに対抗する為に地上2万mで水爆を大量に
爆発させてオゾン層を破壊して
細菌を殲滅するという人類自決指令を発動させる。
これによって地上・海上の人類・生物が全滅するが
海の生物は助かることに。
最後の人類に残されたのは実験海底都市「ブルーシティー」の科学者2万人と子供10人。

地球はオゾン層破壊に伴って南極の氷が溶け海面が30m上昇していくが、
この一連の謎のウイルスは人類を水棲人化しようという
ドクター・ジェノサイトが放った病原体G7と判明する。

海底に残された人類と水棲人類の戦いが幕を開ける。





はるかなる朝
1977年

海の牙
1979年

ブルーシティー
1976年週刊少年ジャンプ連載、
集英社コミック全2巻。
1988年、集英社ヤンジャンコミック再刊全1巻。

これだけ、星野之宣先生の作品は所蔵していますが、
なぜ、ブルーシティだけが特別なのかと言えば
まず、今までの少年ジャンプには無かった
劇画タッチのSF漫画だったということ。
そして、メカニックの洗練されたデザイン。
当時のSF漫画と言えば、石ノ森、手塚、藤子不二雄、永井豪、松本零士先生たちですよね。
他に劇画と言うと、小学生が読む雑誌には見かけなかった。
かといって、楳図かずお先生のような恐怖漫画は
未だにダメです(~_~;)
そんな小学生が、アストロ球団やトイレット博士の載っている
少年ジャンプにSF漫画が連載されていれば、迷わず飛びつきます。
事実、夏休みに遊びに行った日に、兄ちゃんの部屋で
4月連載開始号から掲載誌を通して全部読んだと記憶しています。
夏になると、その時の思い出が蘇るのです。
ちなみに、ブルーシティには続編と言える作品があります。
「バトルブルー」という漫画ですが、
これも、序章で未完です。
どうやら、星野之宣先生はシリーズを完結させる気は全く無いようです。

私も、続編を読むことより、昔の楽しかった思い出を
この本を読むことより、少し思い出す方が幸せだと感じます。

あっ!それと、その田舎の従兄弟の兄さんたち(二人兄弟)は、
カワサキのマッハとダブリューに乗ってたんですよね~
納屋のトラクターの横にオレンジのタンクのバイクがあって
特撮ヒーローが乗っているバイクだと教えて貰いました。
当時の東映特撮ではキカイダーしか後にも先にもカワサキは乗って無いし、
その時に部屋のポスターが、白い色のキカイダーバイクだったのを憶えています。
だいぶ大人になって、「モーターショウのコンセプトバイク=キカイダーのサイドマシン」というのを知りました。



で、模型は、少しずつ進めています。



コスモスポーツはボディ研摩が終わりましたので
ウィンカーやバンパーの取り付けに入っています。
しかし、細かいパーツが多いキットなので地道にやってます(^-^)



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