Balance them, Kenji !

どっちかじゃなく、どっちも

The Queen

2008-05-05 | for blogreaders


The Queen」を見た。イギリスエリザベス二世を主人公とした映画。イギリス皇室の生活風景や政府との関係など、興味深く見ることができた。Helen Mirren の演技は、本当にエリザベス二世じゃないかと思ってしまうぐらい、名演技だった。

イギリスブレア首相が当選し、エリザベス二世に任命されて初めて首相となるところなどは、日本の制度と同じだった。「天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する」(憲法6条1項)

知らなかったのは、エリザベス二世がイギリス女王であるだけでなく、なんと、33カ国の女王であるという事実。(Wikipediaにその説明が「States headed by Elizabeth II」)

これは意味がよく分からない。というか私の想定の範囲を超えていたので、33カ国でどうやって女王として行動するのだろか、想像がつかない。不思議だ。

この点に関してWikipediaに以下のような説明があった。

『このため、法的に厳密に考えると、相互に反対の意見を持っている国の元首としての顔を持つことになる。たとえば2003年に勃発したイラク戦争では、同戦争に賛成したイギリスやオーストラリアなどの元首という立場を持つ一方で、同戦争に反対したカナダの元首として行動することもできる。』

日本では天皇は「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」(第一条)であるが、イギリスではエリザベス二世は何なんだろう。

最後にイギリス王室と日本皇室のトップページを見てみたが、あまりの差に愕然とした。
皇室のひとつの国務として、他国との友好関係構築があると思うが、このサイトはいかがなものか。これは10年前のサイトだ。

「「天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する」とあるが、なぜだろう? 中学校でこれ自体は習って暗記した記憶があるが、その理由やメリット/デメリットは習ったっけかな?」(K.S.)

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