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新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

夢をありがとう

2012-12-28 21:07:47 | 特撮
松井選手が引退し、結構なショックを受けていた僕に、更に追い討ちをかけるニュースが飛び込んで来ました。

ジェリー・アンダーソンさんが亡くなりました。

大半の方は「誰?」と思うでしょうが、僕らみたいな人間にとっては大変なビッグネームです。

人形劇「サンダーバード」のプロデューサー、と言えば分かるでしょうか。

好きだったなあ、サンダーバード2号。あのグリーン単色で、ずんぐりむっくりの機体が、劇中では本当にかっこよくて。プラモデルを一生懸命作ったっけ…。戦争ものじゃなくて「国際救助隊」の人命救助の物語ってのも斬新だったなあ…。

あと「スペース1999」や「謎の円盤UFO」。日本の特撮とは一味違う、本格的なSFの香りに痺れたものでした。

何故か知らないけど、最近「テラホークス」のことを思い出して、どこかにDVDが無いかなあ、なんて思っていたところだったんですよね。虫の知らせかなあ。

何はともあれ、たくさんの夢をありがとう。

安らかにお眠りください。



それいけ!電エース

2012-12-17 23:07:24 | 特撮


電エースは身長1200メートルの巨人で、東京スカイツリーを武器にして戦うぞ!

さあ、みんなで電エースを応援しよう!

…という訳で、僕の大好きな河崎実監督の特撮ミニドラマシリーズです。

このドラマ、1話5分しかありません。多分、昔の「ウルトラファイト」とか「レッドマン」「行け!ゴッドマン」「グリーンマン」なんかを意識してるんだと思います。内容の馬鹿馬鹿しさも含めて(笑)。

世の中の健全な青少年は、決してこんな番組を見てはいけません…と言いつつ、この作品が放送されたのはアニメ専門チャンネルの「キッズステーション」なんですが。

54歳にもなって、こんな下らないドラマを作って喜んでいる監督と、44歳にもなって、それを喜んで見ている僕。

実に微笑ましい光景ではありませんか?

…あ、微笑ましくない?
 残念。

※「ウルトラファイト」
…昭和40年代前半に放送された5分間番組。最初は「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の怪獣登場シーンを再編集したものを放送していたが、やがて、セブンと怪獣が適当な場所(造成地とか海岸とか)で実に下らない理由で(じゃんけんで相手が後出ししたとか。全く訳が分からない場合もよくある)いさかいを起こして闘いを始める、という凄まじい内容のドラマに進化する。放送40年以上経つ現在でも、一部の熱狂的なマニアの支持を受けている伝説の番組(笑)。

※「レッドマン」
 「行け!ゴッドマン」
 「グリーンマン」
…昭和40年代半ば、幼児向けバラエティー「おはよう子どもショー」内で放送された5分間番組。一応、オリジナルの巨大ヒーローものだけど、内容は「ウルトラファイト」と、どっこいどっこい(笑)。東宝やウルトラシリーズの人気怪獣がゲスト出演することも多く(今思うと、単に新しく着ぐるみを作る予算が無かっただけ)、見ている幼稚園児(僕のことだね)には、実に素晴らしい番組だった(笑)。




なんと言ってよいやら…

2012-12-09 09:31:00 | 特撮
情報に疎いもので知らなかったのですが、今、映画館でやってる「ウィザード&フォーゼ」にはアクマイザー3とイナズマンとポワトリンが出ているのですか?
さっき見たCMで、なんか昔よりちょっとグロくなったザビタンやガブラッチョ、原作に近いデザインのイナズマン、まともに戦ってるポワトリンがいた気がするんですが。

フォーゼにはキョーダインも出てたらしいし、ギャバンは映画になってリメイクされたし、やけに昔の特撮の復活が続いていますね。

何をやってもいいけど、オリジナルの世界観を大事にしてほしいなあ。

真面目なポワトリンとかはナシですよ(笑)。


ツインテール

2012-12-08 15:28:17 | 特撮
随分以前にも書きましたが、最近は「ツインテール」が若い人の間で流行っているそうで、また妙なものが流行ると思っていたのですけど…って、髪形の話かい、「帰ってきたウルトラマン」に登場した怪獣のことじゃないのかい?

…という、

ツインテール君を、やっと手に入れることができました。

さあ、ご登場いただきましょう。

我らがツインテール君です!





どうです。この独創的なプロポーションに個性豊かな顔立ち。この目にじっと見つめられたら、一目惚れ間違いなし。

で、やっぱりツインテール君と来たら、彼が居ないとね。

宿命のライバル、グドン君です!





まあ、恐いですねえ。さすがに凶悪なお顔をしています。



二人は宿命のライバル。
己の全てをかけた対決が、これからも続いていくのでありました。




アンチヒーローの物語

2012-12-06 21:55:13 | 特撮


70年代初期の第二次怪獣ブームの頃の巨大ヒーローもの。

変身もしないし超能力がある訳でもない、等身大の人間、静弦太郎が、巨大ヒーローのアイアンキングを助けて、敵のロボットや怪獣をやっつける勧善懲悪ドラマです。

えっ、逆じゃないかって?逆じゃないんですよ。本当にそういうお話なんです。

戦闘により、アイアンキングはエネルギー源の水を急激に消費してしまうため、活動時間は1分しかない。そのため、出てきてもいつも苦戦で、大ピンチに陥ってるのを助けるのが、我らが主人公、静弦太郎なのであります。

10話までの不知火一族編を見終わりましたが、アイアンキングが倒した敵ロボットは0。ゼロです!一体もありません全て、静弦太郎がやっつけております。
これは凄い。いったい何のためのヒーローか。大体、この方、スペシウム光線とかアイスラッガーとかいった必殺技らしいものも全然持ってないので、出てきても、ただ殴り合うしかない。これでは、やっつけようもないでしょうけど…。
毎回、アイアンキングのピンチに何十メートルもある相手に単身、ムチを奮って立ち向かう弦太郎の姿を見ると、言葉を失います(しかも、それで勝っちゃうし)。

真面目な話をすると、脚本を書いた佐々木守さんは、同時期の「シルバー仮面」でも、武器も必殺技もない等身大ヒーローの物語を描いていましたが、それ以前に、かの「ウルトラマン」で、あの、ジャミラの話を書いた脚本家です。北海道かどこかの先生が、道徳の教材に使っているという、あのお話です。多分、ヒーローが悪を倒してめでたしめでたし、の物語そのものに、疑問を持っていらしたんでしょうねえ…。

ところで、いいとこなしのヒーロー、アイアンキングに変身する霧島五郎を演じるのは、往年の日活青春スター浜田光夫さんなのですが、今作の出で立ちは、ほとんど吉幾三さんにしか見えません。ヒーローなのに主役じゃない、というのも、ご本人としては如何なものだったのでしょう?要らぬ世話ですが、よっぽど仕事のない時期だったのでしょうか…。