goo blog サービス終了のお知らせ 

新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

俺、参上

2013-12-21 22:04:19 | 特撮
最初から最後まで何度も見て、さすがに「仮面ライダーW」も飽きてきたのか、娘は今度は「仮面ライダー電王」を見ることにしました。佐藤健さん主演。モモタロス、キンタロス、ウラタロス、リュウタロスというイマジンと呼ばれるキャラクターが、主人公に取り付いて仮面ライダーに変身し、敵のイマジンと戦う物語です。TVシリーズ終了後も何度も映画化されるなど、平成ライダーの中でも、特に人気が高かった作品です。

何日か前に、僕が話して聞かせたモモタロス、キンタロス、ウラタロス、リュウタロスのキャラクター設定が面白く感じられて、いたく興味をそそられたようです。実は娘は幼児期に本放送を見ているんですが、本人は、そのことは覚えていないようですね。

昨日の夕方、買い物ついでに寄ったTSUTAYAで物色し、1~3巻目が貸し出し中だったので、仕方なく4巻目を借り、先ほど見ていました。丁度、リュウタロス初登場の回です。

ドタバタコメディタッチのストーリー展開。魅力的なキャラクター。父娘で爆笑しながら見ていました。

「私はリュウタロスが好き。お父さんは?」

「お父さんは、モモタロスのメチャクチャさがいいなあ」

新たな父娘のコミュニケーションツールができました(*^-')b。




レイ・ハリーハウゼン

2013-06-08 17:16:02 | 特撮
たまった古新聞の整理をしていて、小さなベタ記事が目に留まりました。5月9日付け日経です。この頃は、丁度、妻子のインフルエンザで、てんてこ舞いだった時なので、見落としてました。

レイ・ハリーハウゼン氏逝去。92歳。

昨年、このブログで取り上げたジェリー・アンダーソンと並ぶ、昔の特撮の有名人。ストップモーション・アニメーション(要するにコマ撮りの人形アニメです)の技法を駆使した独自の映像作りを特徴とした、往年の特撮映画の大御所です。近年リメイクされた「タイタンの戦い」や「恐竜100万年」のオリジナル作品を製作した方でもあります。

まだ小学生の頃、父に連れられて映画館で見た「シンドバッド七回目の冒険」や「シンドバッド虎の目大冒険」の、明らかに人が入ってないモンスターの描写に魅了されたものでしたが、世は「スター・ウォーズ」などの大規模なVFXの時代。ちまちました手作業のコマ撮りアニメは、80年代の時点で既に「時代遅れ」と化しており、その後、彼の名を聞くことは一切無くなってしまいました。

丁度、リメイクの方の「タイタンの戦い」を見ようかどうしようかと思っていたんですよね。地元のTSUTAYAには、彼の代表作「恐竜グワンジ」や「アルゴ探検隊の大冒険」なんかがあったはず。今は他にも先に見てしまいたいのがあるから、手が空いたら見てみようかな。

技術が無ければアイデアで勝負、の職人さんでした。彼のスピリッツは今こそ再評価する余地がある気がします。あ、だから「タイタンの戦い」や「恐竜100万年」がリメイクされたのか。

夢をありがとう。




レッドバロン見終わった

2013-05-04 23:52:06 | 特撮


やっと全話見終わりました「スーパーロボット レッドバロン」。DVD最終巻は、火星を舞台に展開する、三話連続エピソード。いやあ予想以上に面白かった。細かいところは、それは色々突っ込み処はあるけれど、70年代初頭にここまでやってたんだと思うと、嬉しくなります。

クライマックスの敵との最終決戦に、父子のドラマを併せて持って来るところなどは、脚本の上原正三さんならでは、という感じがしますね。

単純なハッピーエンドでは終わらない、マニア向けの秀作です。面白かった。




「悪の秘密結社」考

2013-02-02 19:29:10 | 特撮
さっき「レッドバロン」を見ていたら、捕えていた男が逃げ出したのを、戦闘員が鉄面党の首領に報告していました。

案の定怒られて、慌てて探しに行きますが、それで、ふと気が付いたのですが、ショッカーでもデストロンでも黒十字軍でも、悪の秘密結社の戦闘員や怪人は、自分の失敗を、きちんと首領や幹部に報告しますよね。

首領には当然叱責されるし、時には逆鱗に触れて始末されたりするのに、よく正直に自分の失敗を申告しますよね。僕なら、我が身可愛さに黙っているかもしれません。「見なかったことにしよう」なんて。

どこの秘密結社でも、報・連・相が、凄くしっかりしてますよね。

真面目ですね。

悪の秘密結社なのに

やっぱり世界征服を狙うくらいだから、組織がしっかりしているのでしょう。「報・連・相」なんかは徹底しているのが、当然なのでしょうね。

ひょっとしたら、人材育成に力を入れていて、怪人や戦闘員への社内研修で、色々教えているのかもしれません。「不利益な情報ほど、すぐに幹部に報告し、指示を仰ぎなさい」とか「みんなで情報を共有すること」とか。

「新採用戦闘員研修」とかいって、年度始めに二週間泊まり込みで研修やってるのかも。
昼間は組織の仕組みや歴史、目的や作戦の企画立案や実行方法なんかを学んだり実習したりして、度胸を付けるために駅前で大声で自己紹介させられたりとか。
夜になったら、一転して「今夜は懇親会をしまーす」とかいって、和気あいあいとビールなんか飲んだりして、先輩戦闘員から苦労話を聞いたり、お互いの夢を語り合ったり、二次会で夜の街に繰り出して、門限を破って宿直の人から怒られたり、こっそり男女二人だけで消えちゃって「あれ、あいつどこ行った?」なんて騒ぎになったり、とか…。

なんか楽しそうですよね。悪の秘密結社。( ̄▽ ̄;)




マジンガーZと同時期の実写巨大ロボットもの

2013-01-20 12:15:37 | 特撮

「スーパーロボット レッドバロン」
脚本 上原正三、藤川桂介ほか

以前取り上げた「アイアンキング」を最終回まで見終わったので、同じ製作会社のこの作品を見始めました。

兄の遺したロボット、レッドバロンを駆使して、地球制服を狙う鉄面党と闘う主人公と正義のチームSSIの活躍を描く、勧善懲悪巨大ロボットものです。かのマジンガーZと同時期で、企画はこちらの方が早かったとのこと。いずれにしても、パイロットが乗り込んで直接操縦するタイプの最も早い時期の作品にあたります。

主人公の顔がちょっと残念過ぎるのがマイナスなんですが、話は面白い。
大きな特徴として、よくある「ヒーローが戦っている時に、他の人はボーッと見てるだけ」というのがありません。レッドバロンが敵ロボットと戦っている時は、他のSSIのメンバーは鉄面党の戦闘員と戦闘を繰り広げています。アクション主体で活劇調のドラマなので、結構普通に楽しめますね。

主人公は見た目が…な代わりに、紅一点の女性隊員は美人です。あと、一人イケメンも居ます(何故こっちが主人公じゃないのか不思議)。70年代青春ドラマでよく見た覚えのある穂積ぺぺさんも隊員役で出ています。

気楽に楽しめる、70年代特撮の佳作と思います。