さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト

さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト公式ブログです。会報やお知らせ、集会など皆様にお伝えしたい情報を掲載しています。

さようならニュース NO.114号を発行しました

2022年09月06日 | 会報
さようならニュース NO.114号を発行しました。
 原子力規制委員会は柏崎刈羽原発の核物質防護体制の不備に関する追加検査について4月末に「中間とりまとめを」を発表しましたが、その後も柏崎刈羽原発では次々に不適切な事項が起きています。また、ウクライナではロシア軍が原発施設を占拠し、敷地内に砲撃を加えるなど、核爆発の脅威が現実のものとなっています。
 そのような中、岸田首相は政府のGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で、原発再稼働や建替え、新増設、新型炉の開発など原発推進策を打ち出しました。原発が戦争の脅威となっていることが明らかになっている状況で原発推進政策を全面的に打ち出すとはいったいどういうことでしょうか?私たちさようなら柏崎刈羽原発プロジェクトは直ちに岸田首相宛に、原発の再稼働を含む推進策を直ちに撤回するよう要請しました。
 その他福島第一原発新潟訴訟控訴審開始、オンライン安定ヨウ素剤配布&説明会、福島の声を未来へつなげ、「バックトウザ★フューちゃんⅡ」ミュージカル公演など案内の他、「30㎞圏内自治体事前了解権」、「福島第一原発汚染水問題」の冊子を配布しました。













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政府が第二回GX実行会議で打ち出した原発再稼働と原発の新増設などの原発推進政策に撤回を求める要望書を提出しました

2022年08月30日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 岸田首相は8月24日に開かれた第二回GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で原発の再稼働や新増設などを含む原発推進政策を打ち出しました。ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー需給がひっ迫する状況で原発推進を打ち出したものと思われるが、ロシアはウクライナの原子力発電所に攻撃を加え、今は原発事故の危機的状況にさらされていると言えます。戦争が起きれば、原発は真っ先に戦争の標的となり、大変危険なものになります。また原発は地震による危険性が高く、福島第一原発事故のように重大な問題を引き起こす可能性があります。そのほかにも、避難計画の不備、放射性廃棄物の処理方法が決まっていないなど様々な問題を抱えています。そうした問題に目を向けず、エネルギー危機に乗じて原発の推進を図ることはとんでもないことです。
 8月30日付でさようなら柏崎刈羽原発プロジェクトは岸田首相へ、GX実行会議で打ち出した原発推進政策の撤回を求める要請書を提出しました。


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柏崎刈羽原発核物質防護追加検査への質問と要望書への回答に抗議文を送りました

2022年08月30日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 柏崎刈羽原発の核物質防護体制の不備について原子力規制庁が追加検査を行い、中間とりまとめを発表した内容について7月22日に質問と要望書を出しました。8月18日にその質問事項に原子力規制庁が回答をしました。しかしながら、その回答は実質的にゼロ回答であり、8月30日に原子力規制庁へ抗議文を提出しました。以下その内容を掲載しますが、原子力規制庁が真剣にこの問題の改善に取り組むよう抗議と要請を行いました。




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原子力規制委員会へ柏崎刈羽原発の追加検査に対する質問・要望書を提出しました

2022年07月23日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 柏崎刈羽原発の核物質防護体制の不備に関する原子力規制庁の追加検査が行われていますが、4月27日に発表された「中間とりまとめ」では、この問題が「柏崎刈羽原発固有の問題」として結論づけられています。東京電力は東日本大震災以降全社的にコスト縮減の取り組みを行っていて、核物質防護施設が長期間機能していなかったことについて、「カイゼン活動」と一定の関連があるとしています。しかしながら、そのことが長期間放置されたきたことは東京電力全体の「ガバナンスの不全」と考えられます。
 そうした問題を考えるとこの問題がなぜ、「柏崎刈羽原発固有の問題」なのか?その理由がはっきりしません。また、「中間とりまとめ」発表後、東京電力本社社員が柏崎刈羽原発へ期限の切れた入構証で入構した問題が発覚しましたが、東京電力は過去にも何度もこのような問題を起こしていて、その体質が改善されることがありませんでした。こうしたことから東京電力が原発を運転する適格性を有しているか再審査し、一連の事案が保安規定に違反するのであれば、柏崎刈羽原発の設置許可を取り消すべきです。
 今回「中間とりまとめ」で詳しく書かれていない核物質防護体制不備の理由について、質問するとともに、今後行っていく追加検査の方向について要望し、文書で回答を求めています。


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第23回避難検証委員会傍聴記

2022年07月16日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 7月2日に開催された第23回避難検証委員会の傍聴記を掲載します。
 避難検証委員会も課題の抽出・整理という点では報告書のまとめに入っていますが、当初の役割としていた避難計画の実効性について徹底的に検証するとする部分は、花角知事の意向で行われないことになり、中途半端なまま報告書のとりまとめが行われることになりそうです。
 避難検証委員会で最後の大きな課題であった避難における被ばくのシミュレーションは県が行うことになったが、その方法や実施時期については何も約束されていません。また、その結果についての検証は行われないことになっていますが、県が自ら行ったシミュレーションを自ら検証できるはずもないので、今後も避難検証委員会を継続して、避難シミュレーション方法について議論するとともに、その結果を検証し、県民に示して欲しいと思います。



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さようならニュース NO.113号を発行しました

2022年06月29日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
さようならニュース NO.113号を発行しました。
 知事選では「片桐なおみ」候補が県内を駆け回って原発再稼働反対や県政の刷新を訴えましたが、届きませんでした。ロシアのウクライナ侵攻により、エネルギー価格が高騰し、与党の自民党や一部野党から原発再稼働の声が高まっています。柏崎刈羽原発は核物質防護体制のずさんな実態が明らかになり、再稼働の動きは影を潜めていますが、他の原発では、政府与党、経産省、内閣府から原子力規制庁まで立地県に足を運び、県議会で再稼働を議決してから、立地自治体と県が再稼働を決断しています。しかしながら、原子力災害時の避難計画は形ばかりでほとんど実効性がないのが実態です。
 今回の参議院選挙では、改憲、防衛費増強の問題もありますが、数の力で原発再稼働が図られることがないよう、「森ゆうこ」さんの当選を勝ち取っていきましょう。
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参議院選挙近づく

2022年06月21日 | お知らせ
 参議院選挙が近づいてきました。新潟県では、立憲民主党から現職の「森ゆうこ」さんが出馬する予定となっています。
 ロシアのウクライナ侵攻から原発が軍事上の脅威の的になっていることがはっきりしました。原発の再稼働は高温高圧の放射性物質を含んだ水蒸気が原子炉とタービンの間を老朽化したパイプを通って循環する大変危険なものです。
 柏崎刈羽原発は、核セキュリティー防護施設の不備とIDカードの不正使用で再稼働は停止していますが、エネルギー価格高騰を理由に再稼働の圧力が高まっています。しかし、原発の事故で放射性物質が放出されたときの避難計画はほとんど絵に描いた餅そのもので、全く機能しません。私たちは福島事故の二の舞を起こしてはなりません。
 原発を再稼働させない「森ゆうこ」さんをみんなの力で当選させましょう。
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県知事選片桐奈保美さんお疲れさまでした

2022年06月06日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
県知事選挙片桐奈保美さん訴え実らず!
 5月29日の新潟県知事選挙に柏崎刈羽原発の再稼働反対を前面に掲げて戦った片桐奈保美さんの思いは届きませんでした。
 しかし、片桐さんが訴えたことは多くの県民の心を動かし、ふるさとを守っていくために何が最も大切かを私たちに伝えてくれました。私たちは東日本大震災と福島第一原発事故を経験しました。そこで起きたことは、原発は大規模自然災害で事故を起こし、自然災害なら救えるあらゆるものをすべて汚染し、多くの人々が故郷を離れざるを得なくなり、未だに多くの厄災をもたらし続けているということです。そしてもう一つ大きな事実は、原因者の東電と国がその責任を負わず、被災者を救済するどころか、被災の事実を小さく見せ、原発を再稼働させようとしていることです。
 今回の知事選挙で、現職候補はそのことにほとんど触れずに組織力で勝利しましたが、果たして県民の安全な暮らしは守れるのでしょうか?私たちは今回の知事選挙で片桐さんが訴えたことを大切に2期目の知事に対し、県民の安全な暮らしを壊すような取り組みをしないように厳しい監視の目を向けて行きたいと思います。
 片桐さん本当にお疲れさまでした。そしてこれからも頑張っていきましょう。
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片桐奈保美さんアオーレ長岡前演説会

2022年05月24日 | お知らせ
5月21日(土)片桐なおみ候補がアオーレ長岡前で演説しました。
 片桐さんやっぱり素晴らしい!地域と子供たちの未来のために原発をなくそう!再稼働させないという思いで立っている。

 花角さんは、4年前に三つの検証委員会をしっかりやり、とりまとめができたら県民に信を問うと公約しました。しかし、三つの検証委員会は事務局の都合で開かれたり、開かれなかったりしている上、県民との対話も行われていない。4年もあったのに取りまとめが行われておらず、今回の知事選では全く触れていない。花角さんが当選したら、県議会で同意を得て必ず再稼働の同意をします。
 しかし、ロシアのウクライナへの侵攻で原発への攻撃が地域への最大の脅威であることが分かり、知事選に立つ決意をしました。北朝鮮の核ミサイルに対し、日本海側に位置する柏崎刈羽原発は全く無防備であり、原発が再稼働したら、それは地域の最大の脅威になる。だから、地域の将来、子供たちの未来のために原発再稼働をさせない。片桐さんの強い思いが伝わってきました。
 また片桐さんは安価な住宅を提供するために(株)イシカワを立ち上げ、副社長となり、全国で67事業所を構えています。そして一度も赤字は出したことがないそうです。そうした素晴らしい経営をしている傍ら新潟経済同友会の副代表幹事などの役職に就かれ、新潟県入札監視委員会の委員も長年務められています。入札制度や随意契約の仕組みを見直し、無駄な支出を減らし、その金を福祉や医療、教育に充てていくと訴えています。民間での経営感覚を生かし、一部の人の利益ではなく、県民のための財政運営を行っていく。そして今県が進めている病院統廃合をなくしていこうと訴えています。
 
 片桐さんを何としても当選させ、原発のない新潟県の明るい未来を開いていきましょう!


 
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さようならニュース NO.112

2022年05月12日 | 会報
さようならニュースNo.112号を発行しました。
「片桐奈保美」さんのチラシを同封しています。花角知事は三つの検証委員会を継続すると言っていますが、原発の安全性について徹底的に議論するとしていたものを形だけのものにしようとしています。花角知事は結局国の言いなりになり、県民に信を問うという約束を反故にして、県議会の多数派で承認を得て、再稼働するという流れを作ろうと考えていると思われます。
 片桐奈保美さんは何よりも県民の命と暮らしを守るために、まず全く安心でない原発を再稼働させないことを公約にして立っています。どうか皆さんこの流れを県内全体に広げていきましょう。
 今回、会計報告と振込用紙を同封しました。年会費は2,000円ですのでよろしくお願いします。
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