呪い 代わり雛【悪魔の囁き】

自分身に憑りついた魔物に頭・歯・顎・首・肘・背中・腰・膝・足と痛い思いをさせられた不思議な体験談を書き記すブログです。

呪い 【代わり雛・悪魔の囁き】

2014-01-20 09:50:08 | ホラー
何でこんなに成ったのか私も原因が解らず医者も足を見て『痛風だと指に出るのが多く足首に出るとも有りますよ』と言いましたが、血液検査をしたところ痛風ほどの数値9までは行かず8,5なので痛風とも言えず原因が良く解らないと言いました。このころはデジタルカメラが有りませんでしたのでカルテに腫れ上がった足の絵を画いていました。土日祭日以外は朝出て帰ってきて寝るだけでしたので家の周りを気にしていませんでしたが、病院から帰ってきて駐車場から裏庭のフェンスを見ると黒い物が這回っているので、何だろうと思い近づいてよく見ると4cm位の毛虫でした。何処から出て来るのか探してみたら、なんと、椿の木幹を辿って行くと枝から葉の裏側が4本とも小柄な黒い毛虫が隙間なくびっしりと張り付いていました。そして椿のエキスを吸い取るがごとく牙が葉に噛みつき乙女の生き血を吸い取る吸血鬼のような気味悪さでした。植えただけで普段から面倒を見ずほったらかしにしていた為に裏側に付いていた害虫に気が付かず居た鈍感な私に、これを知らせるために夢の中に出てきて苦しみの中で命が無くなるから早く何とかしろと伝えたかったのかなと思いました。それでもしかしたら毛虫が原因かと思い駆除したところ徐々に痛みが無くなり腫れが退いてきて痛み出してから半月位で歩く事が出来るようになりました。それからは梅雨が上がると庭の隅々まで注意をして細目に見るようにして毛虫が一匹でも出てきたら即駆除するようにしました。それから4人の乙女が夢の中に出てこることが無くなり椿の木に祟られることはありませんでした。自分自身鈍感と無知で薄情な性格なので至る処で恨みを買うことが多いので、次はどんな魔物に摂りつかれるか解かりませんので、食料を買い置きして何か体調が変だなと思ったら即一週間分の食料を買い置きすることにしました。

第3話につづく

【この拷問ショーはまだ続きますので次回もご期待ください。】