今日はがっつりと白いご飯が食べたい、そんな時に俺が行くのはだいたい大阪トンテキだ。
何杯でもお代わり無料のここのご飯は他店よりも明らかに美味しい。
「トンテキ定食のカット、ご飯大盛り、マヨネーズ、追加でニンニクとスクランブルエッグと漬け物」
この決まった注文を毎回呪文のように唱える。
店側にしてみればかなり複雑な注文のようで、毎回必ず何かが抜けて運ばれてくる。
スクランブルエッグ忘れ、マヨネーズ忘れ、ご飯並盛り...のパターンが多いが、大阪トンテキには感謝しているので、俺もご愛敬程度に思っている。
俺はいつもご飯大盛り2杯と並盛りを1杯食べる。
上記のオーダーで税込み1,020円なのだが、千円札一枚で凄まじい満足感と満腹感だ。
女性の一人客も珍しくない店なので、興味のあるM女はぜひ上記の呪文オーダーを試されたい。
今日は眠眠の豚足について語ろうと思う。
ちなみに、俺がここで言う豚足とは豚足がトロトロになるまで煮込んだもののことであって、茹でや焼きではない。
俺は豚足が好物で若い頃から好んでよく食べていたが、満足できる豚足を食べようと思えば神戸まで行くしかない。
鶴橋も豚足大国ではあるが、ここのは茹で豚足であって煮込みではない。
よって大阪エリアで俺の好きな豚足が食べられる店というのは眠眠がメインになってくるのだが、これがまた一癖ある品なのだ。
というのも眠眠の豚足の場合、料理の全体量が10であるとすると、その内6は豚足の骨になる。
他店に比べて骨の割合が圧倒的に高く、要するにあまり食べるところがない。
そんなわけで、好物であってもあまり注文することがなかったのだが、最近になってこれもありだな、と思うようになってきた。
要するにこうだ、その日俺は天富の江戸前天丼が食べたいとする。
そのような場合、腹が全く膨れないのをいいことに先ず眠眠で老酒を飲みながら豚足をつつき、それから天富へと向かう。
そうすると食前酒の効果で天丼がより美味しく食べられるというわけだ。
ラーメン、うどん、蕎麦等の汁ものは言わずもがな。
老酒及び豚足でランチ代に余分に1,000円かかってしまうというのはあるが、今の俺はそれくらいであれば気にならない程度の経済事情になったからこその小技であるともいえる。
安くあげようと思えば電車で缶ビールでも一杯やりながら天富に向かえばいいわけだが、これは俺的にはNGだ。
その他期間限定ではあるが、今の時期、新蕎麦で日本酒一杯やってから目当てのランチへ、ということもよくやる。
新蕎麦は味云々というよりも何より薄緑の色がよろしい。
歳を取ると共にその良さがわかったもの。
豆腐、漬け物、相撲、寅さん。
幼い頃、両親が面白そうにテレビで寅さんを見ているのを横目に、
「いったい、何がおもろいんや?」
と内心思ったものだが、いつの間にやら俺も大好きになっていた。
若い頃、金曜や土曜の夜は女と過ごすためにあると強く信じ、一人や男同士でいるなど屈辱すら感じていたが、今では毎週土曜の夜にBSで放送している寅さんを見るのがとても楽しみになっている。
俺もめっきり老けたのか?
と思ったが、よくよく考えれば土曜日の調教は午前中に待ち合わせ、昼間にちゃっかりやることをやってから虎さんを見ているので、やはり昔のままと言うべきか。
近所のスーパーにて、例年より20円高い120円とはいえ今年のサンマはとても型がいい。
デパ地下で売られている北海道産特大生サンマと大して変わらない。
もちろん俺の近所のサンマも北海道産だ。
今シーズン、既に20匹は食べたな。
全く飽きることがないので、店頭から消えるまでは三日に一度のペースで食べ続けることだろう。
サンマ塩焼きのコツは焼き過ぎないこと、この一言に尽きる。
外食のサンマは総じて焼き過ぎで、身がバサバサだ。
よって、サンマは家で焼いて食うに限る。
最初に箸を入れた時に脂がほとばしるくらいの焼き加減でないといけない。
この状態であれば身はトロトロのフワフワだ。
最低限の火を入れたら後はグリル内の余熱で仕上げればそうなる。
やってみ。
食欲の秋ということで、いきなりだが私的ランキングを発表する。
shadow的に飯がすすむおかずベスト3
1:タイグリーンカレー
2:麻婆豆腐
3:回鍋肉
shadow的にご飯がすすむ飯の友ベスト3
1:桃屋穂先メンマやわらぎ
2位及び3位は1位があまりにぶっちぎりなため該当なし
番外:焼きソーセージ、明太子