2冊のアフリカの文学本に揺さぶられてます。まずは、「アフリカの智慧 癒しの音」(ヤヤ ジャロ,ミッチェルホール共著)。文明化の上に成り立っている世界で育った僕にとっては知ることもなかったもう一つの世界の存在、それは圧倒的な説得力をもって僕の価値観に大きな影響を与えました。昔、マサイ族の人が近代都市東京を訪れる番組が放映されてたのを覚えてますけど、今その番組を見るとマサイ族の立場で見てしまうような気がする。もう一冊「グリオの夜」(カマ・シウォール・カマンダ著)。短編集であるこの本を読み進めると、アフリカの音楽を聴くと感じるあの浮遊感・解放感を「文学」という手法で体感させられる。そして同じくはまって抜け出せない…本当に豊かな精神性・文化性…恐るべしブラックアフリカ。そうそう、共通して詩的なんだわ