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【嘘の戦争】 第4話

2017-02-04 09:05:43 | ドラマ・映画(草なぎくん)

(浩一)四条司。あんたは30年前、OLを殺した。

そして、四条綾子。あんたは、その罪を隠蔽するため、何の関係もない一家を殺害した。

 

 

標的は政治家・・・裏金5億を奪え!激化する天才詐欺師の復讐劇

 

2017年1月31日に、関西地方で放送された番組です☆

あらすじと、ネタバレありの感想、キャストを書いてます☆

草なぎ君ファンであるということを前提で、お読みください。

 

 

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≪あらすじ≫ (TVの番組表 & 番組HPより引用)

嘘の戦争 第3話(2017.1.31)

30年前に浩一(草彅剛)を刺した五十嵐(甲本雅裕)、うその証言をした弁護士の六反田(飯田基祐)、幼い陽一(後の浩一)にうその証言を強要した刑事の三輪(六平直政)と立て続けに復讐(ふくしゅう)を果たした浩一。隆(藤木直人)は、一連の関係者の失脚に、30年前の事件の生き残りである“千葉陽一”が関係していると推察し、本格的に調べを進める。しかしオーストラリアに住んでいるという千葉陽一の正体はつかめず、いら立ちを募らせていた。

そんなある日、家族が殺害される少し前、当時大学生だった2人の男がOLを死なせた件について調べていた浩一は、興三(市村正親)にもみ消しを依頼した人物が代議士の四条綾子(ジュディ・オング)だと気付く。また綾子が溺愛する息子の司(森岡豊)が事業にことごとく失敗し借金だらけだと知った浩一は、占い師に扮したハルカ(水原希子)と協力し、綾子に近づいていく…。
一方、楓(山本美月)に結婚を前提に付き合いたいと晃(安田顕)の目の前で交際を申し込んだ浩一は、興三に会えないかと楓に提案する。その頃、晃は兄である自分を過小評価し、厳しい言葉ばかり並べる隆に怒りを覚えていた。浩一は、そんな晃を上手くなだめつつ、経営コンサンタントらしくニシナコーポレーションの未来を案じ、「隆さんにも渡して下さい」と事業戦略を記録したUSBを晃に託すが…。

 

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【隆サイド】

30年前の事件で家族を失った浩一は、五十嵐医師、六反田弁護士、三輪刑事たちに復讐を果たした。

隆は、入院している五十嵐に話を聴きに行く。

しかし浩一の写真を見せた途端、五十嵐は暴れだし、会話にならなかった。

ただ繰り返し「千葉陽一」という名前だけ叫んでいた。

一ノ瀬浩一とは一体・・・

千葉陽一とどういう関係なのか・・・




 



浩一の次なる標的は、『クシマ』と『シジョウ』。

浩一は、カズキが入手した葬儀写真を見る。

(浩一)会長の1人目の妻は事故死。2人目の妻・楓の母親が病死したのは20年以上前だ。

浩一は、楓の母の葬儀写真にある名札を全て見る。

(浩一)その頃、仁科会長と付き合いのあった人間が分かる。葬式の写真ってのは、そうやって使うんだよ。


四条綾子代議士の名前を発見する。


 


【隆サイド】

(隆)千葉陽一が30年前の事件の関係者に近付き、罠にはめているのでは?

しかし、千葉陽一のブログによると、今はオーストラリアでマンゴー収穫中。

隆は千葉陽一について調べるため、千葉の父が働いていた病院を訪問。

病院スタッフより、"三瓶先生"という人物が医者を辞め、現在は養護施設をやっているのだと知る。

 



【養護施設】

浩一とハルカは、三瓶園長たちと一緒に晩御飯を食べていた。

(三瓶)それで、2人の結婚式はいつごろ?

(浩一)はい?

(三瓶)いや~、楽しみだね。僕さ、娘はいるんだけど、離婚しちゃってからはほとんど会えてないの。だから結婚式なんて・・・

 



【バー800】



議員の四条綾子と、その息子の司を狙う浩一たち。

(浩一)仁科会長に近づくのは、まだ時間がかかるんで。

司はいろんな事業に失敗し、借金だらけだが、今は出資者を募って、うなぎの養殖事業をやろうとしている。


(ハルカ)何の根拠もなく、次こそはうまくいくって信じられるポジティブ脳ね。まあ、単なるバカともいうけど。

(百田)ははっ。四条綾子。元子役から区会議員に立候補、今はベテラン代議士。19歳で出産、離婚。以来息子を溺愛している。

(ハルカ)詳しい。

(百田)知り合いの占い師の顧客だったんだ。

(浩一)占い師?

(百田)よくいるだろ。占い師に頼る政治家とか、経営者とか。

(浩一)大事な決断ほど、何かに頼りたくなる。口が堅くて相談できる相手が欲しくなるんだ。


紫と桃色の特注の数珠で未来をうらなっていた占い師は、亡くなっていた。


(浩一)長年頼った占い師に死なれたか。だったら、ここからは俺が決めてやる。四条綾子の未来を。



 



四条綾子は、再開発に向けて、後援会の人達とリクリエーション大会を開催。

後援会の人達に怪しいうなぎの養殖事業を紹介する司を、綾子が注意している時、


(ハルカ)ここは危険です。こちらへ。


ハルカに誘導され避難後、司の頭上のラジコンから水が落ち、司はラジコンに追いかけられる。


(綾子)再開発反対派の嫌がらせね。ありがとう。助かりました。

(ハルカ)いいえ。嫌な予感がしたものですから。

(綾子)それ・・・そのお数珠・・・


綾子は、ハルカが持っている数珠に見覚えがあった。


(ハルカ)師匠から十津川の名前と共に託されたものです。

(綾子)それじゃ、あなた・・・十津川先生のお弟子さん?


笑顔のハルカの罠にはまる四条綾子・・・

もちろん、ラジコンを操縦していたのは、この方々。




綾子とハルカは、喫茶店へ移動。

(ハルカ)師匠は亡くなる直前まで、綾子先生を案じていました。

(綾子)私のことを?

(ハルカ)今年一年間、先生に悪い影が見えるって。何か思い当たることはありませんか?




(浩一)ああ聞かれて、何もないって答えられる人間少ないんだよ。


(綾子)息子の事業もうまく進んでないようだし、次の選挙も苦戦しそうだし、この頃偏頭痛がひどくて。

そこで、占い師ハルカが透視を始める。

(ハルカ)議員会館のお部屋、窓は西向きですね。

(綾子)見えたんですか?




(浩一)議員会館の構造なんて、調べりゃ誰でも分かんだよ。



(ハルカ)窓にお花を飾ってください。黄色い花を。先生に取りつく影、少しは払ってくれるはずです。

(綾子)分かりました。





 



隆は、手術支援ロボットの開発プロジェクトを進行中。

何も聞かされていなかった晃が、突然隆を訪問したが追い返される。



事務所で怒る晃をなだめるため、浩一はUSBを渡す。

そのUSBは、ニシナコーポレーションの経営状況を分析し、今後の戦略についてまとめたものだった。

(浩一)中を読んだら、隆さんに渡してください。きっと隆さんの力になれるはずです。

 




【議員会館】

綾子は、ハルカに、"西側の窓に黄色い花"の効き目があったことを、目を輝かせながら話す。


タイ在住の日本人が息子の事業に出資してくれたり、同じ選挙区のライバルが不倫をすっぱ抜かれたり、偏頭痛が取れたり。

 


 



浩一と楓の関係も良好で、目標は1か月以内にプロポーズし、会長に会うこと。

風邪をひいたと嘘をつき、家に行く約束も取り付けた。


(ハルカ)結婚詐欺の才能もあるとは思わなかった。

(浩一)うん、俺も。で、そっちは?

(ハルカ)もちろん、四条綾子の心はがっちり。息子は想像以上にだめなやつだね。

(浩一)四条司、30年前、19歳の大学生だ。

((回想・仁科))ばかな大学生たちが、ある事件を起こした。ばか息子の親たちに頼まれ、私がもみ消した。

(浩一)間違いない。30年前、OLを殺した1人だ。もう1人のクシマっていうのも、司の仲間だろうな。

(ハルカ)そして、四条綾子がもみ消しを依頼した。

(浩一)親子共々、地獄見せてやる。



(浩一)それにしても、この司って息子、ネットでやり取りしただけの人間から5,000万円出資するって言われて、よく信用できるよな。

(ハルカ)元女子アナの不倫すっぱ抜かせたのも浩一?

(浩一)バーの噂では聞いてたけどね。


 



隆は養護施設を訪れ、子供達から「千葉陽一は知らないが、浩一なら知ってる」という情報を得る。

買い物から帰ってきた三瓶園長に、千葉陽一のことを訊こうとする。

(三瓶)個人情報をお教えするわけにはいきません。帰ってください。二度と子供たちに勝手に近づかないでいただきたい。

隆は、出直すことにした。

(隆)否定しなかったな。

 

 

その日の夜、三瓶園長は、隆が千葉陽一のことを聞きに来たことを浩一に伝える。

(浩一)それで何か話しました?僕のこと。

(三瓶)勝手に子供たちに話を聞いてるから、頭きちゃって追い返したけど、また来るかも。

(浩一)そうですか。あっ、実は今、その隆って人のお兄さんと仕事をしてて。

(三瓶)えっ?仕事関係の人なの?

(浩一)はい。兄弟の仲が複雑で、僕のこともあまりよく思ってないみたいんなんですよね。

(三瓶)あっ、そう。

(浩一)すいませんが、もし、また来たら、千葉陽一のことは何も知らないって言っていただけますか?

(三瓶)それはいいけど、大丈夫?

(浩一)何とか誤解、解いてもらえるよう努力します。

浩一との話が終わった後、1人隠れて、隆からもらった"二科"の名刺を見つめる三瓶園長・・・・

 




その頃、ハルカは、司に誘われてバーにいた。

(司)目的は何?

(ハルカ)えっ?

(司)おふくろに近づく目的。

(ハルカ)・・・

(司)なんてね。ふっ、そりゃ、占いで一儲けに決まってるよな。

(ハルカ)あっ、私はお金のために占うわけでは・・・

(司)あっ。いいの、いいの。そっちも商売だ!多少の報酬は、ねっ。たださ、いずれは俺のものになる財産じゃん。根こそぎ奪うとかは、やめてよ。そのへん、師匠の十津川先生は分かってくれてたから。

(ハルカ)あぁ、もちろんです。ご安心を。

(司)うん、ならいいや。そこだけ話しときたいと思って。おふくろ、相当ため込んでるからさ。

(ハルカ)へぇ~、そうなんですか。ふふっ。

 

 

 

【バー800】

綾子は表にできないお金を、自宅の金庫に隠しており、別荘も所有しているらしい。

(浩一)金庫に別荘か。

 

 

 

【四条綾子宅】

朝、綾子は、押入れにある金庫から、大金をキャリーバックに詰め、車に積んだ。

その日、国税局から百田という男が税務調査で、帳簿と預金通帳と有価証券を確認しに来た。

対応が終わった後、綾子が乗り込んだ車にハルカも同乗していた。


(綾子)助かったわ。国税が来たの。昨日、あなたがお金に気を付けるようにって予言してくれたから。

(ハルカ)災いは、まだ終わっていません。

(綾子)えっ?

(ハルカ)あの方は、これからもしつこく訪れるでしょう。綾子先生の大事なものを奪い取るまで。

 

 



浩一は、約束通り、楓の家を訪問。

浩一の風邪を本気で心配していた楓は、喉の腫れなし・体温35.8度っという結果を見て、仮病と思わず、安心していた。

(楓)母が亡くなった時、最初、ただの風邪って言ってて、なのに・・・。だから、何か心配で。

キスとしようとする浩一だが、「風邪うつしたら困る」と途中でやめる。

(浩一)そりより、お父さんに近いうち会えないかな?

(楓)えっ?

(浩一)今日は、その話 しにきたんだ。楓とのこと、お父さんにも ちゃんと挨拶しておきたくて。どうかな?

 

 



一日中、綾子を見張り続ける国税局員・百田のことを、ハルカに相談する綾子。

(綾子)政治資金の収支報告は完璧。追求されても困ることはゼロよ。ただ・・・

(ハルカ)帳簿には記載されてないお金がある。

(綾子)ええ。秘書たちも知らないお金が。

キャリーバックの中に入っている・・・

ハルカは、占いを始める。

(ハルカ)東南のほうで安全な場所、心当たりありますか?


綾子は、ハルカの助言通り、東南の方角にある別荘に現金を隠しに行く。

 

 

(浩一)四条様、お待ちしておりました。

(綾子)初めて見る顔ね。

(浩一)三好さんの代わりに、ここの別荘地で働かせていただくことに。

(綾子)あの人、管理人さん、やめちゃうの?

(浩一)ええ。腰を痛めて。お荷物、お運びします。

(綾子)あっ、いいえ。大丈夫、私、自分でやるから。あなたはもう結構です。お疲れ様。

(浩一)そうですか。では、失礼します。

浩一が去った後、無事お金を金庫に移せた綾子は、一安心する。

 

 

【隆宅】

隆が帰宅すると、娘が「晃伯父ちゃんに遊んでもらったの」と楽しそうに話した。

晃は、浩一から渡されたUSBを隆に渡しに来たが、隆は「余計なことを」と机に置いた。

子供と一緒にアニメを見て泣く晃の話を聞いた隆・・・

(隆)一緒に泣けるほうが楽だよな。

(妻)えっ?

(隆)2番目の母が亡くなった時、葬式で、小さな楓と並んで号泣する兄貴が羨ましかった。俺は、それを見ながら、しっかりしなきゃって。

(妻)優しい人だと思う、晃さんも。

頷く隆。

(隆)ただ、致命的に経営者には向かないんだよな。

 

 

次の日の朝。

(浩一)司さんですか?一柳ですが。

(司)はっ?出資できなくなった?ちょ・・・困りますよ、今更。

(浩一)人から忠告されました。あなたのやり方、元金を保証して、絶対儲かるって言うのは違法だって。

話の途中で電話を切る浩一。

(浩一)地獄の始まりだよ、四条さん。

 

 

 

司は、慌てて、綾子の職場を訪れた。

(綾子)司。職場には来ないでって言ったでしょ。

(司)まずいんだよ。緊急事態!

綾子は、何かを察知し、秘書に席を外してもらう。

(司)5,000万の出資がぱあになった。

(綾子)どういうこと?

(司)わからないよ。急に無理になりましたって。それだけじゃない。他の出資者が金を返せって言いだした。

(綾子)どうして?

(司)養殖場の工事費も用意できないって噂が飛んだらしい。それで、みんな、慌てて金返せって。ううっ。返さなきゃ訴えるって。ううっ・・・どうしよう。

 

四条親子は急いで別荘へ向かう。

(綾子)司。今回が最後よ。本当に。

(司)分かってるって。

(綾子)帳簿に一切、載ってないお金をこういう時のために作っておいたの。

金庫を開けると・・・・

(綾子)はっ?

お金が全て無くなっていた。

その時、綾子の携帯に知らない番号から電話がかかってくる。

(綾子)誰?

(浩一)5億円のへそくりって、すごいですね。

(綾子)あんた、誰!?私のお金は?

(司)貸して。おい!この泥棒!金・・・金、どこにやった!

(浩一)泥棒だなんて人聞き悪いな。盗んでなんかいません。領収書、そこにあるでしょ。


金庫の中に、「寄付金受領書 5億円  世界の子を救おう協会宛」が置いてあった。


(浩一)世界の恵まれない子供たちに寄付させていただきました。

(綾子)寄付?どうして!

(浩一)どうしてって?


それは、浩一が尾行していたある日。

「恵まれない子供たちに、ご協力 お願いします」という街頭募金活動を見て・・・

(綾子)偽善よね。大っ嫌い、ああいうの。

 

(浩一)あんたが大っ嫌いな偽善だから。

(綾子)そんな・・・

警察に電話しようする司。

(浩一)警察に電話しない方が、そっちのためだよ。

(司)見られてる。どっかに監視カメラが。

(浩一)四条司。あんたは30年前、OLを殺した。そして、四条綾子。あんたは、その罪を隠蔽するため、何の関係もない一家を殺害した。

(司)隠蔽?何の話だよ。

(綾子)さあ?あなた、何言ってるの?

(録音した声・二科)若いOLを無理やり連れ込もうとして、抵抗され、頭を打ったOLが死亡した。ばか息子の親たちに頼まれ、私がもみ消しを。

(浩一)なんなら、この続きをマスコミに流そうか?

(綾子)私がやらせたわけじゃないわ。私は、ただ・・・

(浩一)ただ守りたかっただけだよな、そのばか息子を。

監視カメラを見つけた司たち。

(浩一)そのばか息子の未来のためなら、3人の親子の未来が、命が奪われても、しょうがないことだったんだよな。

(綾子)待って。悪いのは私じゃないわ。

(司)俺も、ただ一緒にいただけで、主犯は九島ってやつだ。大学の同期で。俺はただ、そそのかされて、つい・・・

(浩一)ふざけるな!つい、何だ?つい、OLを殺してしまった?つい、一家を殺させた?

(浩一)お前ら・・・自分が犯した罪を分かってないのか?

(綾子)ごめんなさい。ほんとに、関係のない人たちが巻き込まれたって聞いて、私、仁科に抗議したの。

(浩一)抗議した?・・・それで、どうした?

(綾子)えっ?

(浩一)他に何した?警察に一言・・・あれは心中じゃない。殺害だったって伝える気にはならなかったんだよな?

(綾子)それは・・・

(浩一)知ってながら何もしないのは、一緒に殺した事と同じことだ!

(綾子)落ち着いて。お話 しましょう。

(浩一)たった5億じゃ、償いにもならないな。地獄に落ちろ。



こう言って、綾子の制止も聞かず、浩一は電話を切った。

そして、司に1通のメールが届き、ソファーに崩れ落ちる。

(司)俺・・・訴えられたって。

(綾子)えっ?

(司)出資法違反。弁護士がいますぐ話したいって。

床に崩れ落ちる綾子だった・・・

 



【ニシナコーポレーション】

「四条綾子議員の長男逮捕。出資法違反、議員辞職か」という見出しの新聞が出た。

会長は誰かと電話した後、隆を呼びだすことに。

 



【楓の病院】

楓は、ベンチで昼食のパンを食べながら、浩一から貰った指輪を見ていた。

そこへ、ハルカが近付く。

(ハルカ)いいお天気ですね。

お辞儀する楓。

(ハルカ)あっ。それ、タイのじゃありません?

(楓)えっ、ご存知なんですか?

(ハルカ)ええ。よく旅行で行ってたんで。

(楓)願い事、叶えてくれるんですよね。

(ハルカ)ふふっ。大変ですね、先生って。たくさん働いてるのに、そんな質素なランチなんて。

(楓)時間なくて。

(ハルカ)あの・・・実は私の兄が、女医さんとの結婚を考えてて、仕事と結婚の両立って難しくないですか?

(楓)そうですね。簡単ではないかな。

(ハルカ)ちなみに、先生、ご結婚は?

(楓)いえ、まだ。出来たらいいんですけどね。

(ハルカ)それ、くれた人と?

(楓)ええ、まあ。

(ハルカ)そうですか。お幸せに。

立ち去ろうとするが、振り返り・・・

(ハルカ)でも、気を付けてくださいね。

(楓)えっ?

(ハルカ)そんなもので気を引くような男。それ、ネットでも数百円で買える安物ですから。

ハルカが立ち去った後、楓は指輪を見つめる。


(ハルカ)何やってんだろ、私。



 


【ニシナコーポレーション】

興三は隆に、六反田が顧問弁護士になる際、30年前の詳細を話し、内容を録音したテープがあることを告げる。

(興三)六車を呼べ。

(秘書)えっ・・・

(隆)呼んでどうするんですか?

(興三)録音をこの世から抹消する。場合によっては、それを手にしてる人間も。・・・隆、お前は、ここからは何も知らん。いいな?

(隆)ちょっと待ってください。千葉陽一を知る人物が見つかったんです。何か分かるかも。だから、もう少しだけ・・・

(興三)・・・

(隆)たしかに、何者かが30年前の関係者を狙ってます。でも、誰も殺されたわけじゃない。暴力を使わなくても解決できるはずです。

(興三)甘いな。

(隆)30年前の過ちを、もう一度、繰り返すつもりですか。

(興三)・・・1週間だけ待とう。録音の所在が明らかに出来れば、六車は必要ない。1週間だけだぞ。





【隆宅】

隆は、千葉陽一のブログを見て、溜め息をつく。

ふと、晃からもらったUSBを思いだし、パソコンにつないでみます。





(カズキ)やったよ。社長がようやく入れてくださいました。

(浩一)気付かれたりしないだろうな?



(カズキ)もち。接続するだけで感染するマルウェアが仕込んでる。後は・・・

キーボードをポチっと押すと・・・

(カズキ)今、社長が読んでんのが、これ。

(浩一)ふ~ん。

(カズキ)メールも極秘文章も、このパソコン上にあるものは、全部のぞき放題。勝手にメールも出せちゃいます。

(百田)俺は納得いってないからな。何で寄付なんかした?ご億円だぞ。

(浩一)まあ、罪深い親子に、少しでも良い行いをさせてやろうかとね。

(百田)まさかと思ってたけど、あれ、本当なのか?家族を殺された復讐って話。

(浩一)だから、何度も言ったじゃないですか。本当の話だって。最終目標は、仁科会長。協力してもらった分は、それ相応のギャラ支払いますんで。PCの監視、よろしく。じゃあ。

バーから出ていく浩一。

(カズキ)まじか。

(百田)冗談じゃねぇ。復讐なんか協力できっかよ。

(カズキ)えっ?じゃあ・・・

(百田)でも、仁科は金になる。だから、浩一には協力するふりをして、どっかで金を奪う。いいな?






浩一は、星蘭大学 卒業名簿に、九島亨の名前を発見する。

(浩一)久島亨・・・お前が終われば・・・もうすぐ、あんただ。二科会長。



 

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おはようございます☆

今週、フルで働いていたので、ちょっと更新がスローペースですみません・・・(ρ_;)・・・・

 

さて☆

今回は、四条親子を退治しましたね☆

三瓶先生の娘さんが一体誰なのか・・・ハルカは会っているので、楓な気もしますが・・・

浩一とハルカが結婚すると思っているのに、楓と浩一が結婚したら、それこそ園長お怒りなのでは・・・(*゚ー゚*)

 

先週のハルカさんの1人2役の変装がバレバレ過ぎていましたが、

師匠・浩一さんは、変装も偽名もさすがですね☆(*´ー`*)

 

個人的には、カズキ君が、百田さんより浩一側に付いてくれると嬉しいんです(*´ー`*)

 

次回は、九島登場でしょうか☆

 

 

あ☆そうそう☆

話が変わりますが、関西地方ではゴロデラが放送されないので、ゴローさんをテレビで見ない日々が続いています(ρ_;)・・・・

愛しのゴローちゃん~(ρ_;)・・・・

最近、ハガキ職人さんたちの間で、ゴロデラ全国放送要望のハガキが盛んですよね☆

前から、番組ホームページの『ご意見・ご感想』に全国放送希望内容を書き、メッセージを送っていた私。

ハガキの方がインパクトがあると思いますが、ハガキを出せない時に番組ホームページに投稿するのもいいかなと。

だって、読みたかった本や大好きな本が紹介されたら、絶対見たい番組ですし。

ゴローさんも毎週会えるようになりますしね☆(*´ー`*)

『ゴロデラ』番組ホームページ→★★★★★ゴロデラ☆☆☆☆☆


 

 

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≪キャスト≫

 

一ノ瀬浩一(旧姓:千葉)【詐欺師】 : 草なぎ剛


◆詐欺師仲間◆

十倉ハルカ【女詐欺師・相棒】 : 水原希子

百田ユウジ【浩一の兄貴分】 : マギー

八尋カズキ【詐欺師見習い】 : 菊池風磨

 

◆児童養護施設◆

三瓶 守【経営者】 : 大杉 漣

 

◆仁科家◆

仁科興三【会長】 : 市村正規

仁科 隆【次男・社長】 : 藤木直人

仁科 晃【長男・子会社社長】 : 安田 顕

仁科 楓【長女・医師】 : 山本美月

 

◆ニシナコーポレーション◆

七尾伸二【会長秘書】 : 姜 暢雄

四谷果歩【社長秘書】 : 野村麻純

 

≪スタッフ≫

脚本 : 後藤法子

音楽 : 林ゆうき ・ 橘 麻美

演出・プロデューサー : 三宅喜重

演出 : 宝来忠昭

プロデューサー : 河西秀幸

 

 

関西テレビ【嘘の戦争】HPは、こちら☆http://www.ktv.jp/uso/index.html

 

 

 

 

 



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