菊池市には現在15件のお菓子屋さんが残っている。
菊池の町並みを歩いて古い歴史を感じていただく
一つのきっかけとして、最近お菓子屋めぐりが取り上げられている。
その取材が今日、正観寺丸宝に来ました。
KABテレビの夕方放映される
ふるさと情報便という番組である。
父が今日は留守だったので、なんと
私が生まれて初めてテレビに出演いたしました。
インタビューの内容は松風の歴史や、由来。
本番ではなんと3回のNGを出し、
ようやく終了いたしました。
なんとも情けない思いでした。
松風は昔からこの菊池に残っているお菓子で、
京都にも松風というカステラのような
和菓子があるんですが、
それが全国に伝わって、様々な松風が残っています。
菊池ではどこよりも洗練され、
日本一薄く焼かれているのが特徴なのです。
松風って
どうしてそういう名前がつけられているかご存知でしょうか?
表にけしのみを振り、焼きあげ
裏をみると何もない様子が裏さみしいので、
裏さみしい松風の音とかけて名づけられたと言われる
とても風流なお菓子なのです。
これからも菊池の文化の高さが感じられます。
菊池ってすごい昔は栄えていたんだろうなと
古都の栄華を想像しながら毎日焼き続けています。
これからも続く限り頑張っていこうと思っています。
今日は家業のお話をいたしました。
皆さんテレビは決して一人では見ないでください。
東京にいますが、熊本館で松風を購入できるので、美味しく頂いております。松風だけでなく、箱もひとつひとつ手作りで作られていらっしゃるとのこと、本当に日本の伝統とおもてなしの心に溢れた上品なお菓子です。
どこでお買い求めできるのか、このサイトで紹介していただければさらに沢山の方に美味しさを知っていただけるのではないでしょうか?
真摯な心のこもった松風がいつまでも頂けますように、応援しております。