10月18日に市長に出した「要望書」に対し、
11月22日に「回答」を受け取りました。
「協議検討の対象にしている」。
協議検討の内容については、口頭で報告がありました。
1.のり面の払い下げは好ましくない。
2・のり面を埋めることについては、できればそうしてもらいたい。
3.跡地の利用計画は、地元の意見も尊重する。
早速、『緑を守る会ニュース』として町内の全戸に配布しました。
こちらです。
10月18日に市長に出した「要望書」に対し、
11月22日に「回答」を受け取りました。
「協議検討の対象にしている」。
協議検討の内容については、口頭で報告がありました。
1.のり面の払い下げは好ましくない。
2・のり面を埋めることについては、できればそうしてもらいたい。
3.跡地の利用計画は、地元の意見も尊重する。
早速、『緑を守る会ニュース』として町内の全戸に配布しました。
こちらです。
新年を迎えて1987年。
『緑を守る会』では、1月10日、この開発計画で「環境影響評価」の担当をした環境問題の専門家を招き、「緑地の効用について」の講演会を開きました。
いいお勉強になりました(交渉の際の理論武装!)
前年の11月22日、市の回答を受け取った際、
「熊谷組からの開発申請は出されてない。
笹が瀬川への水処理や、国道53号の交通などで、問題が残っている」
と聞いていました。
「のり面は売却しない」の確約は得ていませんでしたが、
1月12日、新団地開発に関して市の重要な会議があると聞き、
急きょ、下記『市道の法面は売却することなく緑地として欲しい』の「陳情書」を出しました。
これまでの会合や勉強会を通して
「身近な場所での緑地の必要性」が理解できていたので
意思統一は簡単でした。
知恵を集めて、「誰にでも納得してもらえる理由」を書きつけました。
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陳情書(下図)
<要旨>
きたるべき高齢化社会にかんがみ、法面の全面積を緑地または公園にしてほしい。
<理由>
1.防災上、必要
2.車の心配なく歩ける場所が必要
3.半田山ハイツの団地として開発され、桜を植える等、我々とかかわりのある土地である。
など。
2月13日。
のり面の整備計画について、
市が2つの計画案をもって町内会に説明に来ました。
(前例のない説明会だそうです)
法面の現況
整備計画案:A
整備計画案:B
これをたたき台にして町内の意見を出してください、とのことでした。
以下の説明です。
1、「市道の道路幅」を、現在の5mから10mに広げる。
2、A案では、緑地の幅は11m
B案では、緑地の幅は5m
3、両案とも、緑地の「管理道」を新団地側につくる。
4、B案では、緑地の6m幅を業者に渡し、その面積(約3000㎡)は代替地と交換する。
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この2つの案に対しては、疑問と反対意見が続出。
・広い道路は要らない、幅が5mでは緑地とは言えない。
・緑地を削り、広場を作るため代替地と交換するのは疑問。
・全面積を緑地にすれば、その所々でふれあいの場、子どもの遊び場もできる。
などで、お互いに熱心に対応した説明会でした。
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説明会の内容、そこで出た意見などは、
『緑を守る会ニュース No8』にまとめ、町内各戸に配布しました。
2月24日に出した陳情書は、要旨
「市道ののりの部分は売却することなく、底地の形を変えずに残し、緑地または公園として欲しい」
でした。
運動の当初からつながりを持ってきた市会議員3名が立会いのもと、
団地住民27名と、
市側から、市長と建設局参与、発指導課長の他に職員数名が出席しました。
「緑を守る会」は「最大限、緑地にしてほしい」の意見。
市は「長期的展望に立った構想」で、少しずれがありました。
「今後も具体的な案を出し合って、検討していこう」で了承。
この経緯は、「緑を守る会ニュースNo9」としてコピーし、全戸配布しました。
法面の実際や、その先の開発区域を知ってもらうため、
「ニュースNo9」の裏面には、法面の図(下記)を入れました。
そして、開発区域との接点についても。
黄緑色がのり、細い赤が水路、黄色から先が新団地です。