最近日本の軍国主義化が強まっているかのような中国政府や中国メディアに対して理性的な言論を求める論文がインタネットで公開され注目されているという記事を見ました(『読売』)
執筆者は中国軍元中佐の李東雷氏(46)。李氏は「今の日本が軍国主義になることはありえない。双方とも事実に基づいて相手の姿を伝え、対話で事態の改善を目指すべきだ」と訴えている。
論文は「現代日本の魔物化 中国の対日外交の失敗」。安倍首相の靖国神社参拝、防衛予算増加などを「軍国主義化」と結びつけて非難する言論に対し、今の日本人は「平和憲法を66年も受け入れ、十分な自由、民主を享受し、文民の管理下で一代一代と戦争の思考から離れていった」と説明。「軍人が政治に関与しないのが(今の)日本だ。どうやって軍国主義に向かうのか」と反論した。
反日一辺倒のように見える今の中国の在り方からすると、この主張は目を洗われるような思いがします。安倍首相などが先頭切って目論んでいる改憲の動きに対して冷静に日本の戦後から現在に至る日本の状況を述べています。自民党の内部でさえも古賀誠氏のように、「憲法の議論は、現行憲法に流れる平和主義・主権在民・基本的人権の尊重という三つの崇高な精神を軸にしなければならない。とくに9条は平和憲法の根幹です。“浮世離れしている”と見られるかもしれないが、その精神が一番ありがたいところで、だから「世界遺産」と言っているのです。平和主義は絶対に守るべきだと思っています」と言っています。戦争を知らない世代がと苦々しく思っていることを言った古参議員もいます。
戦争を知らない(おそらく戦中戦後もノホホンと過ごした)安倍首相などが、その極右的論調を強めたり、私の息子たちと同世代の大阪のビッグマウスの橋下前市長などが改憲を唱え、戦争ができる国にしようと企んでいることは、到底許すことができません。上の中国の元軍人の爪の垢でも煎じて飲めばいいと思います。
執筆者は中国軍元中佐の李東雷氏(46)。李氏は「今の日本が軍国主義になることはありえない。双方とも事実に基づいて相手の姿を伝え、対話で事態の改善を目指すべきだ」と訴えている。
論文は「現代日本の魔物化 中国の対日外交の失敗」。安倍首相の靖国神社参拝、防衛予算増加などを「軍国主義化」と結びつけて非難する言論に対し、今の日本人は「平和憲法を66年も受け入れ、十分な自由、民主を享受し、文民の管理下で一代一代と戦争の思考から離れていった」と説明。「軍人が政治に関与しないのが(今の)日本だ。どうやって軍国主義に向かうのか」と反論した。
反日一辺倒のように見える今の中国の在り方からすると、この主張は目を洗われるような思いがします。安倍首相などが先頭切って目論んでいる改憲の動きに対して冷静に日本の戦後から現在に至る日本の状況を述べています。自民党の内部でさえも古賀誠氏のように、「憲法の議論は、現行憲法に流れる平和主義・主権在民・基本的人権の尊重という三つの崇高な精神を軸にしなければならない。とくに9条は平和憲法の根幹です。“浮世離れしている”と見られるかもしれないが、その精神が一番ありがたいところで、だから「世界遺産」と言っているのです。平和主義は絶対に守るべきだと思っています」と言っています。戦争を知らない世代がと苦々しく思っていることを言った古参議員もいます。
戦争を知らない(おそらく戦中戦後もノホホンと過ごした)安倍首相などが、その極右的論調を強めたり、私の息子たちと同世代の大阪のビッグマウスの橋下前市長などが改憲を唱え、戦争ができる国にしようと企んでいることは、到底許すことができません。上の中国の元軍人の爪の垢でも煎じて飲めばいいと思います。