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自転車でイコーヨ!

のたのたのったらたのしいし。

誠之堂と清風亭とホフマン輪窯

2017年04月29日 16時19分33秒 | いろんなこと
大型連休に入りました。うれしいね。

今日は深谷のホフマン輪窯が特別公開されているそうなので見に行きます。
ほんとは自転車で行きたいところだけど、車で近くまで行って歩くことにしました。

で、車を駐めたのは大寄の公民館。
ここには誠之堂と清風亭という建物があります。

誠之堂は国指定重要文化財、清風亭は県指定有形文化財だそうだ。
見学するには公民館の人に声をかけてくれとあったので、公民館へ入ると渋沢栄一と書かれた帽子をかぶった人が出てきて親切に案内をしてくれました。

まずは誠之堂(せいしどう)。

これは大正五年、渋沢翁の喜寿(77歳)を記念して建築されたもの。
平成になってから世田谷からバラして移築したんだそうだ。

素晴らしい煉瓦の家だ。

案内してくれた人によると、この煉瓦の積み方はフランス積みということです。
窓の下の縦の線は分解したときに切った跡なんだって。なんだかすげぇね。

中も案内してくれました。

中も手の込んだ細工が節々に見られます。
ステンドグラスもきれいだ。

100年も前のものとは思えない輝きでした。
次はとなりの清風亭へ。

公民館の方がシャッター押してくれました。
こちらは大正15年、第一銀行の2代目の頭取、佐々木勇之助という人の古希(70歳)を記念して誠之堂と並べて建てられたものだそだ。
スペイン風なんだそうだよ。

ちなみに建築資金は両方とも第一銀行行員たちの出資によるものなんだって。
お金持ちですな。
こちらも中を見せてもらいました。

うーん立派。
ダンスなんかも踊ったのかな。

おそらく当時だったら我々庶民は絶対に入れなかったに違いない場所。
なんだか得した気分でした。

解説付きでたっぷり1時間ほど大正ロマンを満喫しました。
案内ありがとうございました。
そういえば今日は昭和の日なんだけどね。

で、小山川沿いに歩いてホフマン輪窯に向かいます。

誠之堂と清風亭のとなりは野球場とサッカー場があって、ちょっとボールがそれて貴重な建物のガラスを割りやしないかとちょっと心配ですな。
公民館の人もそのことはいつもひやひやしているんだと言ってました。


からし菜が満開っす。
30分くらいで到着。
日本煉瓦製造株式会社の跡地。
ここはだいぶ前に横まで自転車で来たことがあるんだいね。

旧事務所は煉瓦の資料館になってます。無料というのがありがたい。
資料館を見学してから本日のメイン、ホフマン輪窯の6号窯です。


こちらも係の人が案内してくれました。

安全のためヘルメットをかぶります。

明治40年の建造で昭和43年まで約60年間煉瓦を焼き続けたそうだ。
東京駅の煉瓦もここで焼かれたんだな。
いやーすごい!
こんなに大きな窯が6基もあったなんて、想像するだけですごいスケールですな。

大震災のときに少し煉瓦が落ちたということで奥の方には入れませんでしたが見応え充分でした。

また来た道を歩いて公民館にお礼を言って帰宅しました。

小川まで戻ってから先日オープンしたアーチャンの新店舗でとんかつ買って家で遅いお昼。

まだ陽は高いけど飲んじゃうかなー。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
きれいなレンガですね (炭巨人)
2017-05-04 15:46:58
よくもそんな情報掴めましたね
返信する
炭巨人さん (赤スコット)
2017-05-04 22:55:29
はい。
勉強になりました。
ホフマン窯は前から知ってましたが実際に見たのは初めてでした。
返信する

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