放浪記

身の周りのことや旅先の写真などを上げていきます。

120816-120823 九州・山陰3

2013年03月13日 | 旅行
前回の続き。
来た道を帰るのも退屈なため、帰りは山陰を通ることにしました。
また、基本的に普通列車で旅してきましたが、せっかくなので鹿児島から博多までは九州新幹線。
流石に速い、2時間程度で着きました。

その後は出雲に向かいます。
途中、一面田んぼで、駅間の距離も結構長かった地域があったのを覚えています。
こういう土地を、ときどき乗ってくるその土地の人と列車に揺られながら眺めていられるのも、電車旅の良いところのひとつだと思います。

さて、まずは出雲大社に向かいます。
バスで20分ほどでしょうか。


大量のおみくじ?が縛られた幹。


その後さらにバスで北へ。日御碕神社。


出雲に戻り、松江に向かいます。
目を惹くのは和菓子。
和菓子というと思い浮かべがちな京都にはよく行くのですが、
松江のものは京都のものとは趣向が異なるものが多く見られました。

翌日は鳥取へ。
怒られてしまうかもしれませんが、鳥取というと砂丘しか思い浮かばなかったため、とりあえず砂丘へ。


日差しがとても強い上に照り返しも強いのでじりじり焼かれます。
ラクダがいました。もちろん野生ではないですが。乗れるようですね。
固有種も生息しているようです。見たことのない昆虫を見かけた気がします。

砂の美術館なるものが良いと聞いたため、そこへ。
砂の像の展示で、このときのテーマはイギリス。王宮から街の酒場までありました。
あいにく美術的なことは全くわかりませんが、街の人の生き生きとした表情が印象に残っています。

昼頃からはひたすら帰り道。
途中、夜霧のかかった嵐山を通りましたが、普段の紅葉などとは違った趣が良いです。
やや急ぎ足な旅でしたが、いろいろ周れました。
こうした旅の中で見つけた新しい土地を次の目的地に、また旅に出たいところです。

120816-120823 九州・山陰2

2013年02月17日 | 旅行
前回の続き。
熊本駅からバスで高千穂行きに乗ります。
阿蘇山を左手に南東方面へおよそ3時間かけて高千穂バスセンターへ。

目的地は高千穂峡です。
バスセンターからは歩いて高千穂神社方面へ。
高千穂神社の近くには道の駅もあります。

高千穂神社からシャトルバスで高千穂峡へ。


貸しボートがあるそうで、増水で中止していたそうですが、ちょうど再開した頃だったとのこと。
十和田湖のときもそうでしたが、ここも柱状節理が見られます。


それほど広くもないため歩いて周れてしまいます。
雨が降り出したので戻り、延岡へ向かいます。
バス内から道中。この道程はなかなかの秘境でした。


日之影温泉とかいう名前の廃駅がありましたが、改めて調べてみると駅内に温泉があるとか。
鉄道もなくアクセスは悪いですし寂しさもありましたが、それゆえの魅力もあります。
秘境巡りや一人旅の好きな方なら、車で訪れるのも良いのではないかと。

延岡からは宮崎駅へ向かい、一泊。この日は冷汁と地鶏をいただきました。
冷汁は鰹だしにすりゴマ、キュウリ、豆腐、紫蘇、そして氷が入っていました。
ご飯を入れて食べるようですが、どうせ冷やすならご飯も冷めてていいんじゃないかなと思います。
個人的にはさっぱりしてて美味しいと思いました。

次に向かうのは鹿児島、開聞岳です。
まずは宮崎駅から鹿児島中央駅まで行きます。
鹿児島駅で驚いたのですが車両にパンタグラフがない。ディーゼルですね。


その後は指宿枕崎線に乗り換えて西大山まで。
日本最南端の駅。


西大山駅の近くで自転車を借りて、長崎鼻まで。


ハイビスカスなんかも植えられてます。


ちょうど潮が引いていたので岩場に魚が結構取り残されていました。
珊瑚やなんかもあり、こんな魚もいて驚き。


長崎鼻から開聞岳。

実は、九州新幹線開通のとき、JR西の吊り広告で似た構図の山の写真を見たのが今回の旅の動機です。
残念ながら違う場所のような気もしますが、良い場所でした。晴れていればもっと綺麗だったでしょう。

近くには竜宮神社。


もう少しいてもよかったのですが、また雲行きが怪しくなってきたので退散。
帰りに気付いたのですが、駅にはノートが置いてあり、記録が残せるようになっています。
結構書き込みがあり、遠方からの人も多いようです。
西大山、というか指宿枕崎線は本数がとても少ないですが、のんびりとした旅にはいいですね。
一応今回の目的は果たしたので、翌日からは帰り路につきます。

120816-120823 九州・山陰

2013年02月10日 | 旅行
随分前になりますが、立山登山からしばらく後、九州方面へ行ってきました。
今回訪れたのはこちら。
下関→関門トンネル→門司港→阿蘇→熊本城→高千穂→開聞岳→出雲大社→日崎神社→松本城→鳥取砂丘

長旅のお供は、青春18きっぷ。
在来線のみなので時間こそかかりますが、長距離移動には格安で、途中下車できるのは便利ですね。

初日は下関まで丸一日かけて移動でしたので、二日目から活動開始。
まず初めは関門トンネル。
山口県下関と福岡県門司を結ぶトンネルです。
今は橋があるので車道も鉄道も使えますが、せっかくなので歩いて渡りました。

入口とトンネル内。


エレベータで地下に向かい、トンネルに着きます。自転車は有料ですが降りていれば通行可能です。
距離にして780m。意外と短いですね。

門司側から下関側に向けて。


トンネルを抜けた後は門司港駅に向かいます。
門司港駅。


ずいぶんとレトロな駅舎です。
町並みもそんな雰囲気が漂っていました。

門司港駅に着いた後は小倉の知人に挨拶をした後、博多を経由して熊本へ。ここで一泊します。

熊本に到着した翌日は阿蘇山に向かいました。
阿蘇駅までは豊肥本線の予定でしたが、6月の大雨の影響でいくつか路線が運航停止していたため、バスによる振替輸送で到着。
阿蘇駅からさらにバスで山頂付近まで行きます。
有名なのでしょうか、このとき外国からの人が意外と多かったのが記憶に残っています。

ロープウェイ前


山頂付近からロープウェイで火口まで行く予定でした。
が、この日はガスが強く危険とのことで運航停止。
確かに時折強烈な硫黄の臭いがしましたし外に長時間いるとむせるような咳も出始めました。
室内に入ると治まったあたりそういうことなのでしょう。

仕方がないので食事をしてから下ることにしました。
「だご汁」なるものを頂きました。豚汁に小麦粉を練ったうどんのような平たい団子の入った汁です。

食堂前にはくまモン。

ゆるキャラそんなに好きでもないんですが、こいつはかわいい・・・。

食後は草千里ヶ浜まで歩きます。1時間くらいでしょうか。


ここはまさに観光地という感じで広い駐車場も施設もありました。
また、草千里ヶ浜では乗馬体験ができます。


展望広場もありました。広場の後ろは道路。


一通り周り、15時頃のバスで帰りました。
阿蘇駅隣には道の駅あったため、ここで辛子蓮根を購入。

熊本駅には18時頃に到着。まだ時間もありましたので、熊本城へ向かいます。

熊本城。


近くでは特産品の販売や食事がありました。


辛子蓮根や地酒、かまぼこ、馬肉等々。観ていて飽きません。
夜のために地酒の小瓶を一本買い、20時頃にはホテルへ。

次は高千穂です。

120728立山登山

2012年08月03日 | 旅行
今年も登山に行ってきました。
今回の目標は富山の霊峰立山。雄山、大汝山、富士の折立の総称で標高およそ3000m。
富士の折立からは真砂岳、別山を経て剱岳へと向かうことができます。
今回のルートはこちら。



室堂ターミナル-(2h)-雄山-(20min)-富士の折立-(40min)-真砂岳-雷鳥沢ヒュッテ分岐点-(1.5h)-雷鳥沢ヒュッテ-(40min)-室堂ターミナル
(休憩時間を含まず)
室堂ターミナルまでは電鉄富山立山駅からケーブルカーとバスで1時間半くらい。この時点で2400mくらい。

室堂では湧水があるので汲んでいきます。冷たい。
夏に残る雪に新鮮さを覚えつつ、雄山方面へと向かいます。

登山口付近から


雄山までは登山道が整備されていることもあり、年齢問わず多くの人が登ります。
地元の子達でしょうか、小学生の集団も登っていました。もちろん引率の先生も。大変ですね。
一の越~雄山より室堂方面


2時間程で山頂に到着。
一の越から先は岩場のためややきつめですがいいペース。
山頂より。右は富士の折立から黒部ダム。
 

この後は大走りから下山します。
これまでの道より長いのと道の整備具合が違うので来た道を帰るのも手。

道中では高山植物も多数見られます。
  
   

途中会った一団は雷鳥を見ることができたとか。
同じ道で確かに鳴き声は聞こえた気がする。

2時間ほどかけて下山すると川辺へ。


実はこの近辺は2300mくらいで、登ったよりも多く下っています。
つまり帰るにはまた100mほど登らなければならないわけですが・・・。
帰り路にも見所があるのが良いところです。

地獄谷(ガスのため閉鎖中)


来た道を振り返る


ミクリガ池を経て室堂へ。

到着からおよそ8時間。
だんだんと天気も崩れてきましたがなんとか荒れるまでに帰ることができました。
午後から天気が崩れがちなので、そのあたりは注意した方が良さそうです。

120202雪の鶴舞公園

2012年02月11日 | 日記
2月1日夜から翌朝にかけて、こちらでは比較的珍しい量の積雪でした。
私の地元などは殆ど雪が降らないため、童心に帰ったような気になってしまいます。
翌日、カメラを抱えて鶴舞公園まで出向いて雪道散歩。
同じような目的の方も少なくありませんでした。これだけ積もるのもあまりないですからね。
   
積雪といえば、これ。

融けてしまっていますけどね。融けた雪だるまには、なんともいえない哀愁があります。
学生が作ったのであろうものが、大学にもいくつかありました。

池や水路も凍っていました。噴水のある場所はその周辺だけ融けているのが面白い。
  

朝は曇り空でしたが、昼過ぎになると陽が差し始め、青空も見え始めます。
 

陽は出てきましたが、いかんせん寒いのでそろそろ退散。
久しぶりに積雪を楽しめました。