にわか日ハムファンのブログ記念館

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【2013北海道・東日本の旅】(14)宗谷岬(前)

2013-12-19 06:48:58 | さすらいブロガー旅情編
 稚内駅からバスはゆっくりと走る。途中何台もの車に抜かされながら、50分も走ったところで、宗谷岬に着いた。



 バス停近くの土産物屋に表示された気温は19度。涼しいのを通り越している。



 日本最北端を示す碑。択捉島においそれとは行けない以上、私がたどり着けるのはここまでだ。
 ちなみに、以前に納沙布岬、波照間と与那国は訪れているので、これで一般人として訪ね得る日本の東西南北は廻ったことにもなる。いくらなんでも、沖ノ鳥島や南鳥島はハードルが高過ぎる。



 視界の先に樺太は、見えるような、見えないような。



 そのはるか手前、沖で顔を出す岩。冬場はアザラシでも来るのだろうか。



 「宗谷岬」の歌碑。ボタンを押せば歌が流れる、よくあるパターンだが、子どもが面白がって途中で難解も押すものだから、情緒も何もあったものではない。



 岬に立つ間宮林蔵の像。冬場は流石にこれ以外の防寒着も着たのだろうが、それにしても限界があろう。しかも樺太の北まで、よく行って帰って来られたものだ。



 岬の周辺は公園になっている。そしてその周りを見ても、木が少ない。昨日の沿岸バスの車窓から、森をあまり見ていない気がする。



 バス道へと戻ってみる。岬の近くまで迫る丘のふもとに、土産物店が風に耐えて張り付くように建っている。



 食堂も最北端。確かに、さらに北に「食堂」を期待すべくはない。



 おそらくは日本最北端の信号を渡ったところ。択捉に信号があるとはついぞ聞いたことがない。
 まだ時間は少しある。せっかくここまで来たのだ、丘に上がってみよう。荷物はあるが、そこは気合で何とか。


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