関西の新たな独立リーグ、ベースボールファーストリーグ(BFL)の2014年シーズン公式戦日程が今日発表されました。
■ 日程(BFL公式・2014年3月17日)
注目された新球団は、以前から噂のあった姫路拠点のチームとなりました。その名も「姫路 Go To WORLD」だそうで、公式サイト等も今日オープンしたてのほやほやです。
■ 姫路 Go To WORLD公式サイト(2014年3月17日閲覧)
■ 姫路 Go To WORLD公式コミュニティブログ"FANFUN Go To WORLD"(2014年3月17日閲覧)
公式アカウントは一足早く、昨日オープンしていました。
■ 姫路 Go To WORLD(twitter公式アカウント)(2014年3月17日閲覧)
もっとも、姫路とは言うものの、日程を見る限り姫路球場は使われず、ホームゲームは佐用町の南光スポーツ公園(南光町って合併で無くなったんですね)と、三木市の三木総合防災公園野球場での開催です。
このうち、南光スポーツ公園は兵庫のかなり西の方で、とにかく遠い。しかも最寄駅から2キロ以上、ちょうどいいバスの便はなく、車が無ければまず無理な場所です。
なので、敢えて行くなら三木の方でしょうか。こちらも車で行くのが楽そうですが、最寄駅のある神戸電鉄粟生線が危機的な状況なので、乗っておかないといけない気もします。問題はこちらも駅からのバスですが。
話は変わって、とりあえず肝心の日程がようやく出たのは良かったのですが、問題はむしろここからです。
まず、姫路Go To WORLDのサイトを見ると、選手が決定的に足りていません。鎌ケ谷なんて足元にも及ばないぐらいです。
新球団の話が具体化するのに時間がかかったこともあり、トライアウトで十分選手が獲れなかったのがおそらくは原因でしょうが、どうにも見切り発車という印象は否めません。
いや、見切りでも何でも発車できたのは良しとすべきですし、監督がクラブチームで経験があり、サンテレビでおなじみの解説伊藤文隆さんという点には興味を持っていますが。
さらに、日程では「強化」というのが出ています。これは「強化指定選手」のことだそうで、「監督会議にて編成される選手。NPBとの交流戦、海外チームとの強化試合出場・強化合宿の開催」と説明されています。
ですが、その強化指定選手の日程というのは、本エントリ執筆時点ではまだ出ていませんし、ここはやはり気になります。NPBに送り込める選手を育てるのが大きな目標なのですから、なおさらです。
この辺は、社会人野球や既存の学生野球との交流戦ができない影響もあるでしょうし、それは仕方ありません。
ただ、そうなるとポイントになりそうなのが、「海外チームとの強化試合」。既にBCリーグでは進んでいますが、はたしてどういうチームとの試合が行われるのかが注目されます。
そして、何より気になるのが、新リーグがどの程度持続可能なものになるか。
つまり、現在の06、兵庫、姫路の3球団+αの体制をどれだけもたせられるかです。+αの創出は可能な限り目指すべきですが、それが無理にしても、今の3球団を長続きさせられるかは大きな課題です。
私見を言えば、まずは3年もたせなさいと思っています。
3年というのは短期の目標ですが、それがどれだけ難しいかは、関西独立リーグの歴史を見ればお分かりいただけるかと思います。
だからこそ、まず3年だけでももてば、地に足のついたものだという評価が出てくるでしょうし、その先の展望も見えることでしょう。
そのためのカギは、もちろん姫路Go To WORLDです。おそらく実質的な本拠は佐用町、特に旧南光町になるのでしょうが、そこでどれだけ根を張れるか。地域の人々に名前を覚えてもらえるか。球場に来てもらえるか。
いろいろ書きましたが、何よりも関西で独立リーグを今年も見ることができることがようやく決まり、嬉しいのとホッとしているのとが目下のところです。
今年もローズと花園、加えて、できればキッピーと三木に行ければいいんですけどね。
■ 日程(BFL公式・2014年3月17日)
注目された新球団は、以前から噂のあった姫路拠点のチームとなりました。その名も「姫路 Go To WORLD」だそうで、公式サイト等も今日オープンしたてのほやほやです。
■ 姫路 Go To WORLD公式サイト(2014年3月17日閲覧)
■ 姫路 Go To WORLD公式コミュニティブログ"FANFUN Go To WORLD"(2014年3月17日閲覧)
公式アカウントは一足早く、昨日オープンしていました。
■ 姫路 Go To WORLD(twitter公式アカウント)(2014年3月17日閲覧)
もっとも、姫路とは言うものの、日程を見る限り姫路球場は使われず、ホームゲームは佐用町の南光スポーツ公園(南光町って合併で無くなったんですね)と、三木市の三木総合防災公園野球場での開催です。
このうち、南光スポーツ公園は兵庫のかなり西の方で、とにかく遠い。しかも最寄駅から2キロ以上、ちょうどいいバスの便はなく、車が無ければまず無理な場所です。
なので、敢えて行くなら三木の方でしょうか。こちらも車で行くのが楽そうですが、最寄駅のある神戸電鉄粟生線が危機的な状況なので、乗っておかないといけない気もします。問題はこちらも駅からのバスですが。
話は変わって、とりあえず肝心の日程がようやく出たのは良かったのですが、問題はむしろここからです。
まず、姫路Go To WORLDのサイトを見ると、選手が決定的に足りていません。鎌ケ谷なんて足元にも及ばないぐらいです。
新球団の話が具体化するのに時間がかかったこともあり、トライアウトで十分選手が獲れなかったのがおそらくは原因でしょうが、どうにも見切り発車という印象は否めません。
いや、見切りでも何でも発車できたのは良しとすべきですし、監督がクラブチームで経験があり、サンテレビでおなじみの解説伊藤文隆さんという点には興味を持っていますが。
さらに、日程では「強化」というのが出ています。これは「強化指定選手」のことだそうで、「監督会議にて編成される選手。NPBとの交流戦、海外チームとの強化試合出場・強化合宿の開催」と説明されています。
ですが、その強化指定選手の日程というのは、本エントリ執筆時点ではまだ出ていませんし、ここはやはり気になります。NPBに送り込める選手を育てるのが大きな目標なのですから、なおさらです。
この辺は、社会人野球や既存の学生野球との交流戦ができない影響もあるでしょうし、それは仕方ありません。
ただ、そうなるとポイントになりそうなのが、「海外チームとの強化試合」。既にBCリーグでは進んでいますが、はたしてどういうチームとの試合が行われるのかが注目されます。
そして、何より気になるのが、新リーグがどの程度持続可能なものになるか。
つまり、現在の06、兵庫、姫路の3球団+αの体制をどれだけもたせられるかです。+αの創出は可能な限り目指すべきですが、それが無理にしても、今の3球団を長続きさせられるかは大きな課題です。
私見を言えば、まずは3年もたせなさいと思っています。
3年というのは短期の目標ですが、それがどれだけ難しいかは、関西独立リーグの歴史を見ればお分かりいただけるかと思います。
だからこそ、まず3年だけでももてば、地に足のついたものだという評価が出てくるでしょうし、その先の展望も見えることでしょう。
そのためのカギは、もちろん姫路Go To WORLDです。おそらく実質的な本拠は佐用町、特に旧南光町になるのでしょうが、そこでどれだけ根を張れるか。地域の人々に名前を覚えてもらえるか。球場に来てもらえるか。
いろいろ書きましたが、何よりも関西で独立リーグを今年も見ることができることがようやく決まり、嬉しいのとホッとしているのとが目下のところです。
今年もローズと花園、加えて、できればキッピーと三木に行ければいいんですけどね。