ネパール旅行感想作文 3

2011-11-21 21:13:33 | 日々思うこと
三日間なんてあっという間だ
カトマンズ三日目 もう旅行最後の日・・・

二日目の帰りのタクシーの運転手がとてもひどい運転で
体中ががたがたになり のどの痛みも最大限に悪化
風邪薬と娘が持参していた漢方を飲んで早く寝た
ガイドのラジさんの勧めで 結婚式参列となったため
私は午前中はホテルで荷造りなどしながらのんびり過ごした
ほかの家族はカトマンズ市内の広場まで散歩に出かけた
帰りにリキシャーに乗ったらしい
まさに人力車のようなもの(自転車で引っ張るのだけれど)
ちょっと私も乗ってみたかったな・・・

午後 連れ合いと娘はポカラに向かった
ラジさんは二人のガイドのため 結婚式には参列しない
私と息子ともう一人の観光客キクチさんが代わりに?参列するなんて
なんだかおかしい気もした
ネパールの家族は 昔の日本みたいに大家族で
いとこやはとこ その子供・・・の結婚式がしょっちゅうあるようだ
そしてまだ家と家との結婚「嫁入り」のような雰囲気が残っているようだ
お婿さん家族が お嫁さんをもらいに出かけて自分の街に連れてくる
そして二日間くらいかけて宴会をするのだそうだ
お嫁さんの家でも前日は送り出す宴会があるとのこと・・・
私が察するに 娯楽が少ないネパールでは
結婚式自体が「日常の愉しみ」なんだろうと思った

私が招かれたのは お嫁さんの側である
もらわれるほうなので持参金が多ければ多いほど良いらしい
そんな風習が残っているから お嫁さん側に招待されると
ご祝儀を包むのが好例らしかった^^;
いくら出せばいいんだ~~~~ 笑 ラジさんに聞いても
「気持ちでいいです」と日本人みたいなことを言うので
息子とキクチさんと三人で相談して1500ルピーにした

結婚式は4時から始まって夜遅くまで続くらしかった
私たちはフライトの時間があるので そんないつまでもいられない
五時くらいにうかがって 七時には退散した
会場は 町の公民館といった感じの場所
広い体育館にカラフルに飾られた椅子が並んでいて
式の形式は立食パーティのようであった
体育館?の入り口にはバンドがいて 歌手が歌を歌っている
町の人がその音を合図に三々五々集まってくるようだった
日本の結婚式のように形式ばったスピーチとかはなく
ただひたすら みんなで食べて飲んで話すといった感じ
あぁ これなら飛び入り観光客でも参列できるんだと納得した
花嫁さんがお友達や親戚の子供たちとともに現れて ひな壇に座る
そうすると 参列の人たちがそれぞれにご祝儀を手にして
花嫁さんにあいさつをするのだった
私たちも 随行してくれているタクシーの運転手さんに導かれて
花嫁さんとご挨拶をして 私はちゃっかり一緒に写真を撮ったりした

その後は四人で(運転手さんはカタコトの日本語)飲んで食べた
そう! 運転手さんもワインを飲んだ 笑
そう! 息子はおなかを壊して 実はこの場では何も食べられなかった
私は午前に休養していたので絶好調 笑 ワインを二杯もいただいてしまった
バイキング形式で いろいろなネパール料理をごちそうになった
そして この結婚式で初めて ネパールでよくあるという停電に出くわした
式のさなかに停電!!! 今の日本か考えられないことだ
(息子なんかトイレで唸っている時! 笑える! 本人曰く落っこちないようにきをつけた)
ただ 大きな建物は自家発電装置がついているらしく
周りが真っ暗でも 式場だけはすぐに明るくなったのだった

キクチさんの持っていたガイドブックに
「結婚式に招待されたら」という項目があったので
挨拶はカタコトでできたのでよかった
キクチさんと まさか役に立つとはねぇ!と大笑いした

二時間ほどの間だったけれど 異国の結婚式を楽しむことができた
その場に別れを告げて 酔っ払い運ちゃんの運転で空港に向かった


暗がりの中で一点 照らされた結婚式では
きっと いつまでも音楽が鳴り響いていたことだろう





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