夏が終わる

2015-09-05 00:59:13 | 日々思うこと
ブログを更新しようと思いながら
あっという間に夏がすぎていく
楽しいこともたくさんあったし
心配なことだってたくさんあった
どれもが私の秋につながってはいくけれど・・

夕飯に飲みすぎて 変な時間に目が覚めて
夜中の散歩に出かけたら 
まるで地面に落ちそうな半月が
ビルの屋上から顔を出していた
満月や三日月みたいに人気はないし
今までは見向きもしなかったけれど
今夜はとても素敵に見えた

夏はお祭り騒ぎみたいだ
人も町も 草も山も みんながそわそわとして
まぶしい太陽にじゃれついている
特に今年の庭のゴーヤはものすごくて
その勢いに命の強さを感じた
巻きつける所にならどこにでも弦を伸ばしていた
そして それよりも強い生命力は孫の中にあった
彼が畑のトマトを採って食べる姿は 自然そのものだ
なんの屈託もなく思いのままに 黄色い小さいトマトを口に運ぶ
小さな手のしぐさと酸っぱい表情がかわいくて つい微笑んでしまう
心から この子の健康とよりよい成長を願う

初めて船の旅というものをした
ちょっとぜいたくな気分を味わった
一緒に行った友人のお母様に
亡くなった母たちを重ね合わせたりして・・
したりなかった親孝行のまねごとをさせてもらった
阿波踊りをしたり 夜ごとのイベントに参加したり
にぎやかな楽しい旅だった

娘からもらったご縁で 
実に多くの人たちと出会わせてもらった
非日常での出会いとはいえ いやだからこそ
色々なものを感じあい 気持ちを分かち合える
通りすがりだったとしても 私の心に残っていくだろう

国の行方を憂うなんて 大げさな言い方だけれど
自分たちの生活の行方といえば 自分でも納得がいって
それに不安を感じて デモに数回参加した
初めのころの掛け合いコールは
「民主主義ってなんだ?」「なんだ?」だったのが
10万人云々のデモの時は
「民主主義ってなんだ?」「これだ!」になっていた
デモも成長するんだと思った
いろいろな団体がデモを起こしているけれど
やはりSEALDSの機動力はすごいなと思った
SAPLSのころから FBで追いかけていたので
七月ごろからの急成長に本当に驚いている
ただ 本当にただのトレンドで終わるのでなく
若い人を中心にして 新しい社会の在り方を模索する動きを
私たちが支え 実行していかなけらばいけないなと実感している

830のデモでは デモ慣れしたSちゃんと初参加のNさんと
小雨模様を気にせずに 国会前で声を上げてきた
Sちゃんが「なんか血が騒ぎますよね」って言ったのが
なんかすごくうれしかった (笑)
二人は早めに帰り デモも定刻で解散となったが
車道に広がった人たちを先導するように
SEALDSのリーダーが歩道に向かい 
みんながそれについてしばらく行進をした
私は 一番先頭で彼のコールを聞きながら
この人の熱意と本気を感じていた
SEALDSも何らかの形に縮小したり変容するだろうけど
彼が多くの人を動かし 何かを気づかせてくれたことは
きっと みんなの記憶に残っていくことだろう



窓から入ってくる風がだいぶ冷たくなってきた
半月も高い所にのぼったのか 私の窓からは見えなくなった


夏が終わる

私の夏が終わる
私の人生の夏が終わる

夏が過ぎていく この切なさを
あと何回味わうのだろうと ふと考えている

そう思うことが 私の夏の終わり・・・

実りの秋を迎えて 寒い冬が来て
また 私なりの春が来るだろう
楽しいことも心配なことも みんな引き連れて
私は私の四季を繰り返していこう

人生は 終わりなき旅

・・・って ミスチルの名曲だよね (笑)
明日(もう今日か)明後日と連チャンで
あの歌声に埋もれてこよう
ミスチル万歳 (笑)







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