右側に客室が7室並び
左側がフロントとダイニングのある建物。
その間が中庭になっています。
夜はライトアップされてとてもキレイ。
後ろにそびえるリゾートマンションも闇が消してくれますし。
食事は夕食も朝食も別棟にある「ダイニング香音」で。
ラウンジの奥にあります。
中庭が見える1枚板のカウンター席と、個室があります。
好きな方を選べるようですが、この時は個室に案内されました。
お料理は品数が多くてビックリしました。
食事にはかなり力を入れているそうで
丹後地方で採れた最高級の食材を
最高の味を引き出した形で提供しようという考え。
丹後の味覚といえば魚介類。
料理人自らが宮津港に出向き、仕入れているんだそうです。
蟹にであれば幻と言われている「間人蟹」や「黄金蟹」のみを扱う。
「黄金グレ」「鬼海老」など地元料理店でも旅館でも提供するところが
少ない希少食材も用いるそうです。
それを別棟にある3槽あるいけすで泳がせておき
オーダーが入ると調理するという鮮度の良さ。
野菜も自家農園を持ち、そこで収穫した完全無農薬野菜を使用。
宿から車で10分のところに32練の農園ハウスがあるんだそうです。
そして器やグラスにも、ロイヤルコペンハーゲンで
絵付けを手掛けた石井氏のデザインだったり
京焼で知られる山田氏が制作した
同館オリジナルの食器だったり・・・
こうした選りすぐりの食材と器を使った料理は
洋風の要素を取り入れた和食で、夕食のコースには
魚介類を12~15種を使って提供。
生もの(お刺身)が苦手な私には、最初に伝えた「まぐろ」と「イカ」のみ提供され
追加で下のお鍋が出てきました。
写真を撮り忘れましたが、もう1品ありました。
とにかく魚を使った料理が、品を変え、調理方を変え
これでもか~ってぐらい出てきました。
最後のお肉の時には、本当にお腹いっぱいで
やっと登場した大好きなお肉でしたが
頑張って頑張って、やっと完食。
とにか~く、魚好きの方には
本当にお勧めのお宿だと思います。
朝食は明るいカウンター席でいただきました。
朝食も種類が多く、大満足でした。
お部屋も良し、景観も良し、温泉も2つ楽しめ、プライべートプールもあり
ラウンジで4回のサービスタイム、食事も品数が多くお味も良くて
・・・・文句の付け所が無いかと思いきや、実はあったんです。
それは・・・スタッフさんの質。
スタッフさんが、接客に慣れていない感がすご~く伝わってきて
ウェルカムドリンクの時なんて、まるで決められたセリフを棒読み。
一生懸命覚えたのねぇ~って感じ。(;^ω^)
それはそれで微笑ましくもあるのですが
それ以上に外見がちょっといただけない?!
最低限、身だしなみぐらいはキチンをしてて欲しいのですが
髪を後ろでゴムで束ねただけで、後れ毛がぞろぞろ。
キャビンアテンダントさんみたいに
きちんとピンとかで留めるとかできなかったのかしらん。
おまけにノーメイク?家事に疲れた主婦みたいで。
家にいる時の私じゃん!・・・みたいな・苦笑
あと、食事を運んで下さった若い方も、小学校の給食当番が
白い帽子?みたいなのをかぶっていたけど、それと同じような
ぼうしをかぶってお給仕。
特別洗練されてなくてもいいけど
カッコ付けなくてもいいけど
最低限の清潔感と、ある程度の接客力は欲しいですね。
スタッフさんにこんな印象を持ったお宿は初めてかもしれません。
先日「星のや」のスタッフの接客が素晴らしい・・・という番組を
テレビでやっていました。
「星のや」には接客マニュアルがなく
担当になったスタッフは、そのお客様がいかに快適に
過ごせるか、いろいろ自分で考えて、応対するんだとか。
確かに、星のやのスタッフさんの接客はとても好印象だったので
「星音」さんも、ちょっと参考にしてみたらどうでしょうか。
お部屋にアンケート用紙が置いてあったので
書き込んでおきました。
ウザいおばさんに思われたかもしれませんが
せっかく、ハード面は素晴らしいお宿なんですから
接客で印象が悪くなってしまってはとても残念なので
あえて苦言を申しておきました。
さて観光地にも立ち寄りました。
ご存じ、日本三景の「天橋立」は、宮津湾と阿蘇海に横たわる
約3.6キロにおよぶ砂が造り上げた神秘の造形です。
天橋立は南側から見る時は「天橋立ビューランド」から
北側から見る時は「傘松公園」から
ケーブルカーやリフトを利用して見下ろすと絶景がご覧になれます。
それはそれは素晴らしい景色でした。
ちなみに、歩いて渡る事もできます。
「天橋立ビューランド」からの眺めは天に舞う龍のように見えることから「飛龍観」
「傘松公園」からの眺めは登り龍のように見えることから「昇龍観」と呼ばれています。
こんな空中散歩の出来る回廊もありました。
リフトとモノレールがありますが
陽気の良い時期は、リフトをお勧めします。
風が心地よく、360度の大パノラマを肌で感じることが出来ます。
「伊根の舟屋」の名称で、国の重要伝統的建造物保存地区に認定されている
伊根町にある舟屋。
伊根湾沿いに230軒の舟屋が並んでいます。
1階が船のガレージ、2階が住まいになっています。
舟屋めぐりの遊覧船は30分1000円。
「3人寄れば文殊の知恵」で有名な「智恩寺」
願い事が必ず叶う寺「成相寺」
成相寺の展望台から臨む「天橋立」は
横から見えます。
京都市内はあまりもメジャーですが
海の京都と呼ばれる、丹後地方には
なかなか足を延ばす機会が少ないと思います。
観光地もたくさんありますし
お魚もとっても美味しいので
ぜひ一度行かれてみて下さい。