緊急事態宣言のせいで
予約してはキャンセルを
何度となく繰り返した「ふふ京都」に
やっとやっと行けました。
場所は南禅寺から徒歩圏内。
周りの景観に溶け込む様にひっそりと
その入口はありました。
この趣きのある「ふふ京都」と書かれた表札は
南禅寺のご住職の筆によるものだそうです。
エントランスへ続く道は、緩やかにカーブして
石畳の上を歩くと、だんだん非日常の世界へ・・・ですね。
南禅寺、平安神宮、京セラ美術館、京都動物園
すべて歩いて行けます。
お隣は「無鄰菴」
裏には「瓢邸」
ここだけで京都観光完結!?
決して広い敷地ではありませんが
庭を囲んでうまく建てられています。
隣りのマンションに「ふふ京都建築反対」の
垂れ幕が張られていましたが
(ふふ奈良もそうでした)
決して周辺の景観を悪くしている風には見えません。
知らなければ通り過ぎてしまいそうなぐらい
ずっと前からここにあったかのように見えます。
ドアが開くと、フロント。
大きな花器に、生花が飾られ
いかにも京都を意識した空間つくりを感じます。
客室に置かれているシャンプー類
籠バック、鉄瓶などが販売されています。
フロントと反対側にはコロナ渦を意識してか
1画づつ区切られた待合。
和紙でしょうか・・・中が透けて見えて
とっても素敵。
私達はお庭に面した席に案内され
ウエルカムドリンクをいただきました。
この時、案内して下さったスタッフさんが
お笑いピン芸人の「横澤夏子」さんにそっくりで
と~ってもお話しの楽しい方でした。
ふふのスタッフさんは
すべてのふふ系列の宿を回って研修を受け
その後、自分の希望を出すんでそうです。
彼女は実家が関西なので
ふふ京都に希望を出したそうなんですが
個人的には「ふふ河口湖」が一番好きです!と
おっしゃっていました。
すぐ横に扉があり、お庭に出られます。
この庭園は、以前からあるお庭を
そのまま活用したんだそうです。
飛び石があり、南禅寺から繋がっている琵琶湖疎水が
庭園に流れています。
こちらは裏口に続く小道。
奥の
上の写真は昼間
下の写真は夜撮りました。
夜もとても良い雰囲気です。
この奥の扉は、裏の入口。
お部屋のキーがあれば、こちら側から出入りできます。
この裏口を出ると、すぐお隣は
あの朝粥が有名な「瓢亭」
上が客室、1階は食事処です。
さて、客室の紹介です。
ふふ京都は全40室。
エレベーターは2台。
廊下は昼間でも暗いです。
ふふ京都は6つのカテゴリーに分かれています。
スタイリッシュダブル
コンフォートツイン
プレシャススイート
プレミアムスイート
ふふラグジュアリーコーナースイート
ふふラグジュアリープレミアムスイート
ふふ系列の宿ではおなじみのカテゴリーですが
初めての方には分かりにくいですよね。
客室はあまり広くないと聞いていたので
寝室と分かれたタイプではなく
ワンルームタイプの部屋を希望したところ
「プレシャススイート」になりました。
障子や温かみのある木の色味が印象的なくつろげる設え。
2人ならこれで十分ですが
この価格帯の宿をしては
やはり少し狭く感じました。
冷蔵庫内は無料。(緑茶、オレンジジュース、ビールなど)
このお菓子類も、すべて無料です。
鉄瓶が備え付けられていて
お茶や珈琲を淹れる際に利用できます。
ティファールでお茶を飲む事はあっても
鉄瓶を使ってお茶をいれる機会はそうそうないので
せっかく和菓子もあるので、使ってみました。
お湯がまろやかで緑茶が甘く感じました~
浴衣や丹前で、食事処へ行けます。
素敵な色合いの浴衣。
三角のかごバックも可愛い。
スキンケア用品は、最近
大きいボトルで置いてある宿が増えましたね。
小さい容器からチマチマ出して使うより
バシャバシャ使えて楽ちんです。
ふふ京都のお風呂は温泉です。
どこからか運んできているようです。
(だから多分、きっと温泉成分は薄いかも)
桧の香り漂う、とても大きな湯船でした。
これもコロナ渦ならではのサービスだと思いますが
iPadで、欲しいものを注文すると
バトラーボックスに届きます。
使ったグラスやタオル類も
その都度
このバトラーボックスに入れて
横にあるボタンを押すと
バトラーボックスに新しいグラスやタオルが届きます。
これは本当に便利でした。
いつもお風呂で使ったタオルの置き場所が無く
洗面所の隅に置いておくのが常でしたが
目障りに感じることが多かったので
これならいつもスッキリです。
あ!ターンダウンサービスもありましたよ。
次は朝晩の食事の紹介しますね。
ふふのご飯は本当に美味しい。
どこのふふに泊まってもハズレがないです。