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ピアノと伴に from 大石啓

日々驚きの連続のピアノ、音楽を中心にお届けいたします。

2019年7月6日、相良総合センターい~らでの演奏曲目について

2019-04-04 13:51:51 | コンサート

 入学シーズン真っただ中、ご多用の毎日をお過ごしのことと存じます。

皆様には日頃コンサートへのご来場、音楽活動へのご理解ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

今年も恒例のリサイタルを開催致します。

今回は、人気のドイツ音楽を取り上げますが、シリーズ第7回に取り上げたく思いながら、

時間の都合で見合わせた作品を、ピアノ独奏と三重奏でお送りします。

これまで共演を重ね、皆様にもお馴染みのチェリスト石橋隆弘さんと

ヴァイオリニストのマテイ・ソンライトネルさんをお迎えして、

名曲の数々をお楽しみ頂きます。

ご多用中恐れ入りますが、是非お聴き頂きたくご案内申し上げます。

 

 また、以前からアンケートに「知っている曲、教科書に載っている曲を演奏してほしい」とのご意見を頂きました。

もちろんそれらの曲を毎回取り上げています。

しかしながら、バッハより盛んになるクラシック音楽は、歴史をたどれば400年前のこと。

日本にクラシック音楽が入って約100年。そこにはおよそ300年の差があるわけです。

その間には、ピアノ独奏曲だけでも数えきれない作品が生まれ、全ての曲を知ることは不可能に近いと思っています。

有名な作品、繰り返し演奏される作品にはそれだけの魅力があると思いますが、

それらの作品も、すぐに名曲として知られたわけではありません。

現在、日本では馴染みが薄い作品であっても、本場ヨーロッパ、アメリカでは名曲として知られ、愛される作品は少なくありません。

それらの作品を日本で紹介し、お聞き頂くのも私達音楽家の使命だと思っています。

 しかし、お聴きくださる皆様の、「知らない曲を聴くのには乗れない」というご意見もまた事実と受け止め、

事前にお聞き頂いて、コンサートをよりお楽しみいただきたく、7月6日に取り上げる作品を御紹介させていただきます。

今回は、ユーチューブユーザ―さんが紹介している録音の中から、演奏している姿を映像として視聴できるものを選び、ご紹介いたします。

 クラシック音楽は、”古典”という意味と”良いもの”と言う意味を持つのだそうです。

私達が弾く作品は、100年以上繰り返し弾き継がれてきたもので、

たとえれば日本で言う古典芸能にも値すると思っています。

同じ演目を違う演者が務めればまた面白さも違うように、

クラシックコンサートの面白さも同様に、1つの作品を色々な演奏者がどのように表現するのか、

それを、その違いを楽しみにされる聴衆も多くいらっしゃいます。

そのような楽しみ方もして頂けたら嬉しく思いますし、

これまで同様、会場でスピーカーを通さない生の音をお楽しみいただきたく思います。

是非、ご視聴いただき、私達が7月6日にどのように弾くか、お楽しみいただけたら嬉しく存じます。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

 

7月6日(土)18:30開演

相良総合センターい~ら (静岡牧之原市)

コンサートの詳細はこちらをご覧ください。

 

7月6日演奏曲目

シューマン作曲:子どもの情景Op.15

ホロヴィッツが1987年、コンサートから引退した年に、ウィーンでのリサイタルで演奏したものです。

 

メンデルスゾーン作曲:ピアノ三重奏曲第1番二短調Op49

第1楽章

第2楽章

第3楽章

第4楽章

収録年は明記されていませんが、プラハの春音楽祭での演奏会を公開したもので、2012年以前のもの。

プラハ芸術アカデミーで教鞭をとっておられるイヴァン・クランスキー先生の演奏をご覧いただけます。

 

ブラームス作曲:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8

 

スターン・トリオが1974年に収録した演奏で、チェロのローズは我が師岩崎洸先生の師匠、

ピアノのイストミンは敬愛するピアニストのルドルフ・ゼルキンとホルショフスキに師事しています。

 

上記曲目全曲自動再生

 

 

 

7月3日(水)19:00開演

スタジオ・ヴィルトゥオージ(東京新大久保) 

コンサートの詳細はこちらをご覧ください。

 

7月3日に東京新大久保のスタジオ・ヴィルトゥオージでも弾かせて頂きます。

7月6日のプログラムとほぼ同じですが、

東京ではメンデルスゾーンのトリオの代わりに

ブラームスのヴァイオリン・ソナタとシューベルトのロンドを演奏いたします。

ブラームス作曲:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番イ長調Op.100

近日公開予定

シューベルト:ロンドロ短調Op.70,D.895

敬愛するピアニストのルドルフ・ゼルキンがホワイトハウスに招かれ、

アイダ・レヴィンと共演したものです。

 

それぞれの曲の解説は当日のプログラムにも印刷いたしますが、こちらでも後日追記アップロード致します。

 

 

本公演に関するお問い合わせ、チケットのご購入は、パンフレット掲載の電話・FAX.等へ お願い致します。

一般発売は4月11日よりK.O.リサイタル・シリーズ実行委員会及びパンフレット記載の各店舗でチケットを一斉発売致します。

本公演は指定席と自由席がございます。

指定席に関しては、発売日初日より多くのお客様にご注文頂き

残り僅かとなりました。有難うございました。

そのため、K.O.リサイタル・シリーズ実行委員会のみの取り扱いとさせていただきます。

また、座席位置を指定されたい場合は、お手数ですがK.O.リサイタル・シリーズ実行委員会までお電話でお申し込みください。

自由席は各店でお取り扱いいたしております。

 

また、以前からご来場くださっている皆様には、ご案内をお送りさせていただきました

 

お読みいただき、ご視聴いただき、有難うございました。

大石啓


大石啓ピアノ・リサイタル Kei Ohishi Piano Recital

2015-07-13 07:41:02 | コンサート

今年も恒例夏のリサイタルのお知らせをいたします。

 

リサイタル・シリーズ第5回

ピアノとチェロの夕べ
「ショパンとベートヴェン」

2015年7月18日

18:30開演(17:45開場、18:15プレトーク)

 

 
静岡音楽館AOI (Concert Hall Shizuoka)
〒420-0851 静岡県 静岡市葵区黒金町1番地の9

JR静岡駅前のホールです。



ショパンがモーツァルトの音楽を敬愛し、バッハを尊敬して影響を受け作品を書いたことは本にも語っている通り周知の事実です。

しかし密かにベートーヴェンを意識して、
彼の作風を踏襲していたことは意外にもあまり知られていません。
今回はこの点にスポットを当て、
ショパンとベートーヴェンの作品を交互に演奏いたします。
このシリーズでは、
これまでに様々なテーマを決めて皆様にお楽しみいただきました。
毎回頂いたアンケートのご意見では
ショパン作品のリクエストを沢山いただきました。
今回はその中から特に多くの方にリクエストいただいた
ショパンの名曲も演奏致します。

また昨今、フィギュアスケートは大変人気で
羽生さん浅田さんの演じられたバラード、
荒川さんの演じられた幻想即興曲、
高橋さんの演じられた月光など
より耳馴染みになった作品も演奏致します。

なお、幻想即興曲作品66は皆様ご存知の曲ですが
実は友人フォンタナによる編曲のものでショパンの完全なるオリジナルではありません。
今回は滅多に演奏されることのないショパンの自筆譜版で本物をお聞き頂きます!

ショパンは「ピアノの詩人」として知られ、
生涯の大半をピアノ独奏作品のみ作曲した
と言っていいほどにその他の楽器編成の作品をほとんど残しませんでした。
その彼がピアノの次に唯一興味を示したのがチェロで
4曲残された室内楽曲はそのすべてがチェロとピアノを含む編成の作品です。
その中から彼が祖国に寄せる思いで書かれたピアノとチェロのためのポロネーズも演奏致します。
共演してくださるチェリストは、小澤征爾さんとも共演され、世界で活躍される奥泉貴圭さんです。

先月東京で同じプログラムを演奏致しましたが、
彼の素晴らしいチェロの音色に、観客の皆様の拍手が鳴りやむことはありませんでした。
彼の素晴らしいチェロにも是非注目してください!
皆様のお来場を心からお待ち申しあげます。

プログラム
ショパン:バラード第1番ト短調作品23
ショパン:エチュード第14番ヘ短調作品25-2
ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調作品53「英雄」
ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調作品64-2
ベートーヴェン:幻想風ソナタ嬰ハ短調作品27-2(ピアノ・ソナタ第14番「月光」)
ショパン:即興曲嬰ハ短調遺作(幻想即興曲の自筆譜版)
ベートーヴェン:チェロとピアノのためのソナタ第3番イ長調作品69
ショパン:チェロとピアノのための序奏と華麗なるポロネーズハ長調作品3

ゲスト:奥泉貴圭(チェロ)

ショパンのチェロとピアノのための序奏と華麗なるポロネーズハ長調作品3は大変美しい作品ですが、

ショパン作曲当時ピアノパートの創作に力が入りすぎてしまい、チェリストにとっては少々物足りない作品でもあるそうです。
多くのチェリストが編曲を試みて取り合えてこられましたが、ショウピースのように編曲がされ、

ショパン特有の素朴さ、愛国心、華麗さが失われてきました。
奥泉さんはそのあたりに配慮して原曲の魅力を損なわない編曲を行ったピエール・フルニエ氏の演奏(1965年パリでの演奏会)敬愛され、

この編曲を参考に演奏されることを熱望されました。

我々の編曲による同曲の演奏、

こちらにもご注目ください。