入学シーズン真っただ中、ご多用の毎日をお過ごしのことと存じます。
皆様には日頃コンサートへのご来場、音楽活動へのご理解ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
今年も恒例のリサイタルを開催致します。
今回は、人気のドイツ音楽を取り上げますが、シリーズ第7回に取り上げたく思いながら、
時間の都合で見合わせた作品を、ピアノ独奏と三重奏でお送りします。
これまで共演を重ね、皆様にもお馴染みのチェリスト石橋隆弘さんと
ヴァイオリニストのマテイ・ソンライトネルさんをお迎えして、
名曲の数々をお楽しみ頂きます。
ご多用中恐れ入りますが、是非お聴き頂きたくご案内申し上げます。
また、以前からアンケートに「知っている曲、教科書に載っている曲を演奏してほしい」とのご意見を頂きました。
もちろんそれらの曲を毎回取り上げています。
しかしながら、バッハより盛んになるクラシック音楽は、歴史をたどれば400年前のこと。
日本にクラシック音楽が入って約100年。そこにはおよそ300年の差があるわけです。
その間には、ピアノ独奏曲だけでも数えきれない作品が生まれ、全ての曲を知ることは不可能に近いと思っています。
有名な作品、繰り返し演奏される作品にはそれだけの魅力があると思いますが、
それらの作品も、すぐに名曲として知られたわけではありません。
現在、日本では馴染みが薄い作品であっても、本場ヨーロッパ、アメリカでは名曲として知られ、愛される作品は少なくありません。
それらの作品を日本で紹介し、お聞き頂くのも私達音楽家の使命だと思っています。
しかし、お聴きくださる皆様の、「知らない曲を聴くのには乗れない」というご意見もまた事実と受け止め、
事前にお聞き頂いて、コンサートをよりお楽しみいただきたく、7月6日に取り上げる作品を御紹介させていただきます。
今回は、ユーチューブユーザ―さんが紹介している録音の中から、演奏している姿を映像として視聴できるものを選び、ご紹介いたします。
クラシック音楽は、”古典”という意味と”良いもの”と言う意味を持つのだそうです。
私達が弾く作品は、100年以上繰り返し弾き継がれてきたもので、
たとえれば日本で言う古典芸能にも値すると思っています。
同じ演目を違う演者が務めればまた面白さも違うように、
クラシックコンサートの面白さも同様に、1つの作品を色々な演奏者がどのように表現するのか、
それを、その違いを楽しみにされる聴衆も多くいらっしゃいます。
そのような楽しみ方もして頂けたら嬉しく思いますし、
これまで同様、会場でスピーカーを通さない生の音をお楽しみいただきたく思います。
是非、ご視聴いただき、私達が7月6日にどのように弾くか、お楽しみいただけたら嬉しく存じます。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
7月6日(土)18:30開演
相良総合センターい~ら (静岡牧之原市)
コンサートの詳細はこちらをご覧ください。
7月6日演奏曲目
ホロヴィッツが1987年、コンサートから引退した年に、ウィーンでのリサイタルで演奏したものです。
メンデルスゾーン作曲:ピアノ三重奏曲第1番二短調Op49
収録年は明記されていませんが、プラハの春音楽祭での演奏会を公開したもので、2012年以前のもの。
プラハ芸術アカデミーで教鞭をとっておられるイヴァン・クランスキー先生の演奏をご覧いただけます。
スターン・トリオが1974年に収録した演奏で、チェロのローズは我が師岩崎洸先生の師匠、
ピアノのイストミンは敬愛するピアニストのルドルフ・ゼルキンとホルショフスキに師事しています。
7月3日(水)19:00開演
スタジオ・ヴィルトゥオージ(東京新大久保)
コンサートの詳細はこちらをご覧ください。
7月3日に東京新大久保のスタジオ・ヴィルトゥオージでも弾かせて頂きます。
7月6日のプログラムとほぼ同じですが、
東京ではメンデルスゾーンのトリオの代わりに
ブラームスのヴァイオリン・ソナタとシューベルトのロンドを演奏いたします。
ブラームス作曲:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番イ長調Op.100
近日公開予定
敬愛するピアニストのルドルフ・ゼルキンがホワイトハウスに招かれ、
アイダ・レヴィンと共演したものです。
それぞれの曲の解説は当日のプログラムにも印刷いたしますが、こちらでも後日追記アップロード致します。
本公演に関するお問い合わせ、チケットのご購入は、パンフレット掲載の電話・FAX.等へ お願い致します。
一般発売は4月11日よりK.O.リサイタル・シリーズ実行委員会及びパンフレット記載の各店舗でチケットを一斉発売致します。
本公演は指定席と自由席がございます。
指定席に関しては、発売日初日より多くのお客様にご注文頂き
残り僅かとなりました。有難うございました。
そのため、K.O.リサイタル・シリーズ実行委員会のみの取り扱いとさせていただきます。
また、座席位置を指定されたい場合は、お手数ですがK.O.リサイタル・シリーズ実行委員会までお電話でお申し込みください。
自由席は各店でお取り扱いいたしております。
また、以前からご来場くださっている皆様には、ご案内をお送りさせていただきました。
お読みいただき、ご視聴いただき、有難うございました。
大石啓