
【写真:しょさんべつ温泉・岬の湯 2007年10月07日14時06分撮影】
1984年8月に北海道を車で初めて旅したとき、「初山別村」の市街
地で車を停めました。「初山別。はて、なんと読むのだろう」。友人
と顔を見合わせながら、暑い車の中でしばし考えました。
「しょさんべつ」
なんという趣のある響きでしょうか。「ああ、北上してここまで来
たんだなぁ」というなんとも旅情をかきたてる地名です。しかもその
感傷的な気分は「苫前→羽幌→初山別→遠別→天塩」のセットで増幅
されていくのです。
この地の温泉施設「しょさんべつ温泉・岬の湯」を再訪しました。
金毘羅岬の台地の上にある「みさき台公園」。この温泉施設は、その
中にあります。最初は1993年7月に訪れ、今回は14年ぶりになります。
1993年当時は、タイル貼りの浴室に「源泉の浴槽」と「源泉を加熱し
た浴槽」があるだけでシンプルな構造でしたが、長い歳月が流れる間
に、施設の外観・内部の構造ともに大きく様変わりしていました。
メインの浴槽はこんな感じです。

メインの浴槽(クモってしまいました)
「分析表」を確認することができませんでした。過去のデータでは
「単純緑ばん泉」と表記されていることもあったようです。ちなみに
パンフレットには、「正々堂々と」次の情報が掲載されていました。
●温泉管理状況
1.入浴に適した温度に保つため、又貯湯槽を有するため、衛生管
理の目的から加温(加熱)しております。
2.温泉資源の保護と衛生管理のため、又湯槽内の水温を均一にす
るため、循環装置を使用しております。
3.衛生管理のため、塩素系薬剤(消毒剤)を添加して消毒処理を
しております。
そして、露天風呂が新設されていました。

露天風呂
公園内には、天文台、キャンプ場、そしてバンガローもあります。
お湯そのものよりも、周辺の環境と合わせてじっくりと滞在するのが
ベターだと思いました。「初山別の高台」で、日本海に落ちる美しい
夕陽と満天の星を観るのもよいかもしれませんね。
【初山別村】しょさんべつ温泉・岬の湯
■泉質 :ナトリウム塩化物泉
(高張性アルカリ性低温泉)
■泉温 :8.0℃(※1993年当時のデータ)
■湧出量 :不明
■pH :不明
■成分総計:不明
■湯の特徴:・ほとんど無味無臭
・無色透明
・ややすべすべ感あり
■料金 :¥500

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これはポイント高くなりました。
まー、近くの苫前温泉ふわっととか、天塩温泉とか
新設の新しい温泉施設には軒並み露天がついているので
つけざるを得なかったというのが本音ではないでしょうかね。
ところで、このエリアって、結構素通りばっかりで
泊まるってことがあまりないと思いますがいかがですか?
私は「北海道全市町村での宿泊」を目標にしていますので、
どの町どの村にどんな宿泊施設があるかは大変興味深くWatchしています。
オロロンラインでは、羽幌、苫前、小平、遠別、天塩には
宿泊経験ありますが、
初山別だけはまだ泊まったことないんですよ。
岬の湯は「岬センター」内にあります。
ここ、宿泊叶♪
貼っておきます。
ttp://www17.plala.or.jp/misakinoyu/
ちょっとマイナーなところに興味があるんですよ。
「岩手屋旅館」とか興味あり。
町内のほかにはここしかないんですけどね。
2食つき5000円ですよ。素泊まりなら3000円!(税別)
YHより安い鴨。
そうだろうと思っていました。
だってすじさんですもんね。
初山別なのに岩手屋とはこれいかに♪
岬センターより3~4割安いですな。