ビートルズのUK盤“HELP! ”の中で‘Tell Me What You See’は
‘You Like Me Too Much’の後に続きます。前曲の、洒落たピアノの
後の余韻の中、ジョージが、アンプに通したJ-160Eでコード「G」を
演奏します。アップ・ストロークで。このつながりが、とても絶妙に
感じられます。作者こそ異なれ、この両曲はまるでメドレーのように
さえ思えてきます。
そう思うのはなぜでしょうか。少し前、このブログをお読みになっ
ていらっしゃるかたが、「‘Think For Yourself’の音が次の‘The
Word’に続いて、連続した曲の流れになっている」とコメントされて
いたことを思い出しました。
キーや曲想の同一性等、その要因はいろいろと考えられるのですが
いちばん重要なのは、アルバムのような「作品」の曲順には製作者の
意図が作用しているのだということです。従って、製作者の知らぬと
ころで、例えば曲順を変え再構成するようなことは、あまり望ましく
ないのではないでしょうか。
‘Tell Me What You See’はUSでは“BEATLES Ⅵ”に収録されて
います。また‘You Like Me Too Much’も然りです。前者は‘Eight
Days A Week ’の後‘Bad Boy ’の前、後者は‘Dizzy Miss Lizzie’
(※注:US原盤では、そのように表記されています)の後‘Every
Little Thing’の前に位置づけられています。その順番で、ぜひ一度
お聴きになってみてください。UK盤“HELP! ”の‘It's Only Love’
→‘You Like Me Too Much’→‘I've Just Seen A Face ’の流れの
中での両曲とはまた異なった印象になるかもしれません。

↑If this article is quite good, will you please click?
‘You Like Me Too Much’の後に続きます。前曲の、洒落たピアノの
後の余韻の中、ジョージが、アンプに通したJ-160Eでコード「G」を
演奏します。アップ・ストロークで。このつながりが、とても絶妙に
感じられます。作者こそ異なれ、この両曲はまるでメドレーのように
さえ思えてきます。
そう思うのはなぜでしょうか。少し前、このブログをお読みになっ
ていらっしゃるかたが、「‘Think For Yourself’の音が次の‘The
Word’に続いて、連続した曲の流れになっている」とコメントされて
いたことを思い出しました。
キーや曲想の同一性等、その要因はいろいろと考えられるのですが
いちばん重要なのは、アルバムのような「作品」の曲順には製作者の
意図が作用しているのだということです。従って、製作者の知らぬと
ころで、例えば曲順を変え再構成するようなことは、あまり望ましく
ないのではないでしょうか。
‘Tell Me What You See’はUSでは“BEATLES Ⅵ”に収録されて
います。また‘You Like Me Too Much’も然りです。前者は‘Eight
Days A Week ’の後‘Bad Boy ’の前、後者は‘Dizzy Miss Lizzie’
(※注:US原盤では、そのように表記されています)の後‘Every
Little Thing’の前に位置づけられています。その順番で、ぜひ一度
お聴きになってみてください。UK盤“HELP! ”の‘It's Only Love’
→‘You Like Me Too Much’→‘I've Just Seen A Face ’の流れの
中での両曲とはまた異なった印象になるかもしれません。

↑If this article is quite good, will you please click?
はじめまして!
らば~そうると申します♪
お越しいただき、ありがとうございました。
現在はCDですがLPの時代に
カッティングの関係で
曲の合い間に次の曲が鳴り響いているのを
聴いていたのが影響したのかと思っています。
よろしくお願いします。
らば~そうるさんのBeatlesに対する熱き思いを感じます。
様々なエピソード拝見しました。思わずニンマリです。
聞き込んでいる人は、「この曲の次は、この曲!」という条件反射があるようですね。
また、お邪魔します。
US盤のCD化は
最近、“MEET THE BEATLES”から“RUBBER SOUL”まで
されました。
しかもLP時代と同じミックスで。
続編として“‘YESTERDAY’・・・AND TODAY”以降
のリリースを楽しみにしております。
アコギサウンドへの変化の流れは
US盤の“RUBBER SOUL”を彷彿させますね。
的価値を持つようになっているのでしょうか。
プリーズ・プリーズ・ミーのころから、ビート
ルズのアルバムはコンセプトアルバムだったと
思ってます。
それはサー・ジョージ・マーティンの資質によ
るところが大きかったように思います。
You like me too muchとTell me what you see
の連続性は僕も感じます。
さらにI've just seen a faceからYesterday。
徐々にアコギサウンドに変わっていく流れで
すね。
i-pod時代になり、今のアーチストはそれほど
曲順にはこだわらないかな。
ビートルズの凝り方がすごかったとも思います
ね。