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シンコーひまつぶし Ⅱ

北の大地 三日目

夜からの雨は朝までに止んでくれ、いよいよ陸別最終日。まずは1番手で「新銀河コース」。これは「銀河コース」終点の下勲祢別駅から更に1.2km先の石井踏切前まで利別川沿いに走るコースで銀河コースを修了していないと乗車できない。ここが終点の石井踏切前。

寛斎駅までの間を数往復して終了。駅付近でちょこちょこ撮影。消防署に古そうなのがいると思ったら88ナンバー。という事は平成11年5月以前の登録。

北見バスは爽やかなペパーミントグリーンもいる。

2番手の方が銀河コースなので寛斎駅の先で数カット撮影。本線上の走行を撮れるのは銀河コース以上の方がいる時だけなのでその日の運次第。

屋根にGPSが付いてるから耕作地内でリモコン作業できるのかな? 雲行きが…

昼食を食べていると予報通り雨が降り出した。駅へ戻ってソフトクリーム食べつつ雨宿りしながら時間潰し。「幸福の黄色いハンカチ」も陸別でロケしていたのか…

そしていよいよタナボタで転がり込んで来た念願の「分線コース」に挑戦。もちろん「新銀河コース」を終えないと乗れない。石井踏切から更に2.6km。途中1kmの直線もあり陸別駅からだと5.7kmもある。こんな長い距離の運転体験など他には無い。本線上をこれだけの距離走れるのであるから一番やりたかったコースである。雨の中ワイパーを動かしながらの運転であったが、ここが終点の分線駅。駅舎は既に無いがここが本来の陸別駅の隣の駅で、他の駅は体験運転用に作られた駅である。先の車庫の中にはおそらく陸別にいなかったCR70-7か8が格納されているはずである。

分線~石井踏切の折り返しもあり、長距離運転を堪能して陸別へ。もちろん本線へ出るコースは寛斎駅で乗り換えである。なお石井踏切には警戒員が立つのであるが、付近で熊の目撃情報があったそうで、逃げ場が無く危険な為に警戒員配置は休止されているそうだ。さすがに熊は見掛けなかったが、前日はキタキツネが直前横断し線路に沿って進行方向へ逃げて行った。速度が低いし制動操作をする程では無かったが鹿は逃げないから困るとか…

全ての予定が終了、帯広行きのバスまで時間があるし雨も止んでいるので4番手の方の運転を少し撮影、さてそろそろバスが来ると外に出ると騒がしい。見ると見事な虹が!画像では分からないが二重になっていた。オーロラの代わりに虹が見れるとは。

乗車するバスが出庫して来たので…

乗客は自分1人で発車、ひたすら走るが誰も乗って来ない。太陽の角度や積雪対策かこちらと角度の全く異なる太陽光パネル。航空機内から見ると黒いビニールハウスかと思えば太陽光パネル。緑や茶色い大地だったはずの北海道は今や黒い大地になろうとしている…

北海道ちほく高原鉄道が2006年4月21日に廃止になって丁度18年。北海道の厳しい自然もあってか自然に帰りつつあるが、それでも遺構があちこちで見れる。これは仙美里~本別間だったかな?

陸別を出て約1時間。跨線橋の残る本別駅跡の道の駅からようやく1人乗車。

その後は足寄ですら誰も乗らずひたすら走る走る…

本別で乗車した人が池田町内で下車、次で1人乗車し自分が池田駅前で下車するのと入れ替わりに1人乗車という状況であった。これでは路線の維持は大変であろう。池田から帯広まで1時間も掛かり、丁度根室本線の芽室行きがあるのでここで初乗車のDECMOに乗り換え帯広へ24分。時間的に多客と思っていたら1両でこちらもガラガラ。画像は留置車両。

帯広駅で下車して豚丼ではなくご当地のインデアンカレーとやらを食べたが、飲食店以外は19時に閉店… 宿に向かっていると来たのは… 十勝バス?拓殖バス?おびうん?(笑)

大浴場があるホテルを選んだのでゆっくり入浴して予定終了。

りくべつ鉄道や陸別町商工会の皆様には3日間大変お世話になりました。ありがとうございました。また運転体験に参加したいと思っておりますのでその節は宜しくお願い致します。

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