シンコーひまつぶし Ⅱ

ミリオン

何気に古いアルバムを見ていたら目に付いたので・・・。
昭和63年9月10日に開業した広島~福岡高速バス「ミリオン」。広島電鉄と西日本鉄道による共同運行であった。愛称は百万都市同士を結ぶ事に由来するという。
夜行並みの独立3列シートの豪華仕様を持つ車両は日野シャシで西日本車体製。日野に拘る広電と西工に拘る西鉄の妥協、いや歩み寄りの産物であろうか。
塗装は西鉄ムーンライト色の色違い。広電の緑を配しているが、初めて見た時「湘南電車じゃ」と思った(笑)
     開業日に中国道湯田PAにて ここで乗務員は交代

     天神3丁目に到着~ お疲れ様でした

     当初は草津沼田道路経由だった 後は松江行き

専用車は4台投入されたが、なぜか3076だけは広電縞々色でウイングマーク付きであった。予備車と位置付けだったのであろうか。
しかしすぐに専用色に変更されてしまったので、まともな写真を撮った人はほとんどいないと言われている。私もこれ1枚だけ。ウイングマークは廃車まで外される事は無かった。
     まさか後年エアロキングがこの塗装になるとは誰が予想しただろうか


西鉄はその仕様を活かしてムーンライトの続行などにしばしば転用していたようだ。おかげで営業成績の芳しくないミリオンにはこんな車両が・・・。
     これでも十分な仕様ではあるが・・・東観音町の百米道路にて

     いわゆる目が点状態である 草沼を下りて来た所をゲット

西鉄車を撮りに行けばこんな感じで何度も裏切られた。だから西鉄オリジナルミリオン車は載せてやんない(笑) 実際あんまり撮れてないし・・・。

コメント一覧

シンコー
>ちゅーすけさま
福岡~別府のバスは「とよのくに」になる前に入った車で、行灯は「別府号」を裏返したままでずっとアルバイト運用していました。
建て替え前の福岡バスセンターも福岡駅もあんまり記憶に無いなぁ。でも狭いのにバスだらけになってワヤクソになっていたのは覚えています。
ちゅーすけ
この話題ならばやはり私の登場で(笑)
最初に乗ったのは小学校6年生。とにかく豪華なバスで感動しまくってました。あの頃は福岡バスセンターは頭から突っ込む方式だったし西鉄福岡駅はドーム屋根。懐かしいです。

しかしとよのくに塗装やフエニックス塗装が使われていたのは知らなかったなぁ~。
indigo liner
アタクシは松江線用に4列シート改造されてから帰省や放浪の旅で何度利用した事やら…。幸か不幸か車体更新で21世紀まで延命されて、まさかミリオン号で広島高速4号、松江自動車道、山陰自動車道を走るとは思いませんでした…。最後は鉄板ツギハギ状態でスケルトンボディなのにリベットが打たれて哀愁漂う風体になってしまいました…。合掌。
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