貸切や長距離路線用前扉車両をローカル線転用の際、おそらく経年などの理由でワンマン化される事無く、しばらくワンマン化の予定の無い路線の為にツーマン車として転用された車両も数が多い。しかし前扉のままだと乗客が奥に詰めてくれないなど不都合もあったため、わざわざ扉を前から中央に移設されたのである。全国的にはそう多くは無いようである。前後扉の前中扉化で後扉を埋めなかった事を考えれば、前扉は固定して床を張って座席を設ければ良かったとも思えるが・・・。
今回もモノクロ画像提供は「T.F氏」である。
①昭和41年式日野RC100P/帝国
このロットは*3510~*3516の7台が在籍、4台がワンマン化、3台がツーメンで残り扉を移設された。ラストの13516のみ冷房車だが、なぜかワンマン化されなかった。
↓:13511 広2い3612
②昭和41年式三菱MAR490/三菱
このロットは*9539~*9541の3台在籍、29539は不明だが19540は前扉のまま廃車、画像の29541は扉を移設された。
↓:29541 広島22く・724(<広2い3622)
↓:冷房装置の関係で中扉位置はかなり前寄りである。
③昭和42年式三菱B805L/西日本
これは19546・19547の2台が在籍。冷房付貸切として導入されその後長距離路線に転用、扉を移設後は五日市高校線を経て昭和56年に川末線で生涯を閉じた。どちらか1台が緑井に今も健在な2階建てバスラーメンの1階となっている(営業は不明)。19546だと思うのだが確証は無い。
↓:39546 広島2い5051
↓:19547 広島2い5052
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