とは言っても正式にはこの車両は献血車ではなく、受付後の各種検査を行う検診車である。
屋外での献血では献血前の検査はテントを張って行うが、夏は暑いし冬は寒い。その対策でこの車両が導入されたと聞く。
なかなか出会わないし、いても業務中はうまく撮れない位置にいるのであるが、たまたま広島駅前広場に入って来た所をゲットできた。
広島県赤十字血液センター 平成21年式三菱PDG-MM96FH改/MFBM+イズミ車体
業務中はこんな感じ。車体は白ではなく薄いピンク色である。
改造を行ったのは熊本にあるイズミ車体製作所。広島でも検診車で納入実績が多数ある。
検診車や献血車での西工のシェアは大きかった。ドンガラの車体を製造し、イズミ車体や東京特殊車体などの二次架装メーカーで機器類を搭載していた。路線車ベースでハイデッカーのE-Ⅲタイプは床下に機器を納める検診車などは重宝したであろう。メーカー標準にはそれが無い。
西工解散に加えて日野リエッセやメルファが製造中止になると聞く。今後はバスベースタイプはどうなるか、トラックベースが増えるのか注目される点であろう。
2月中旬に献血したばかりで、せっかくの機会に体験できなかったのが心残りである…
コメント一覧
コロッケ
シンコー
バッシー
dendon
最近の「バスネタ」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事