高さは日本一だけれど・・・

我が家から歩いて５分ほどのところには
駿河湾の海岸線が延々と横たわっています。




長さ２０キロ、海抜が最高１７メートルの防潮堤
構造は、海側から陸に向かい約３０度の「傾斜型」
内部は砂利で固められ、
表面は厚さ５０センチのコンクリートで覆われています。

「万里の長城」と呼ばれながら、
東日本大震災の津波で破壊された
岩手県宮古市田老地区の防潮堤より
こちらのほうが規模が大きく、
国土交通省によると高さは日本一。

しかし想定を超える津波を懸念する声もあります。
地元の自治体は「よほどの津波でない限り乗り越えられない」と強気なんですが・・・
「よほどの津波」が来ちゃったらどうしよう。
心配し始めたらキリがありません。



普段は平穏できれいな海岸も、台風が襲来すると
とてつもない高波が襲いかかります。




後ろに見えるテトラは
高波が運んできた砂利で埋まってしまいました。



アレックスのうしろに見える角型のテトラが５０トンクラスかな？



出来上がったばかりの１００トンクラスのテトラ
台風がやってくると、荒波が襲いかかり
こんなに大きいテトラポットでも
いとも簡単に転がってしまいます。
自然の力というものには、想像を絶するものがあります。



テトラ君にはしっかり踏ん張って頑張ってもらいたいものです。

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