ジャカルタ2日目は「ボゴール植物園 ( Kebun Raya Bogor )」に向かいました。
朝早いため道路はまだ閑散としています。
道端(歩道)には、いたるところでさまざまな品物を売っています。
ここでは青や黄色のバナナを竹かごにいっぱい入れて置いてありますが、
肝心の売り子はどこへ行ったやら・・・
ジャカルタというかインドネシアは基本的に水道の水は飲めませんから、「アクア」とよばれるミネラルウォーターがあちらこちらで売られています。
街のいたるところで見受けられる光景、白っぽい塀のほとんどに落書きがされています。
高級住宅地のすばらしい塀にだっていっぱい落書きされています。
高速で約1時間弱、ようやくボゴールに到着しました。
ここで入場料(1人Rp.10.000)を払います。(日本円で約95円)
きょうはイスラム教の新年とかなんとか(?)ということで祝日。
地元(?)の小学生みたいな団体が見学に来ていました。
ボゴール植物園はインドネシアのジャワ島西部、首都ジャカルタから高速道路を使って南下すること60km、順調に走ればおよそ1時間ちょっとで到着します。
1817年にオランダの植物学者ラインワートにより設立され、インドネシアでもっとも古い歴史をもつ熱帯アジアを代表する植物園の一つです。
年間降雨量が4000mmを超える、“ kota hujan ( 雨の都市 ) ”とよばれるところですが、雨季に入ったきょうの空模様はなんとなくよさそう。
池の向こうに見えるのは「ボゴール宮殿」、白亜のお城は1856年にオランダ総督の別荘として建築されました。
オランダ統治時代は、官邸として使用されたようです。
園内というか今回の旅ではきわめて珍しいことです、ワンちゃんに出会うことが。
チャウチャウのパピーで、連れていた方は中国系のちょっとお金持ち風のお嬢さんでした。
ジャカルタではめったにワンちゃんを見ることができません。どうしてジャカルタにはワンコが少ないのかな?
(あとで知ったんですが、この園内はワンコ立ち入り禁止みたい・・・)
立派な根っこですねぇ・・・
園内の芝生広場には お弁当や敷物を持った家族連れがあちらこちらにいっぱいいました。
みんなで座って、食べて、喋って、遊んで、ワイワイ ガヤガヤ
園内は大変な広さでかなり暑いです。
バスで回ったほうがよかったみたい・・・
園内を流れる川(Ciliwung川)は水量もそれほど多くはなく、ゴミだらけの汚い川でした。
川を越えると、整備された丘の上に「 Cafe de Daunan 」があります。
もうちょっと立たせたほうが良かったんじゃぁないのかな?
移動式三輪売店
ここにもありました「アクア」、園内はすっごく暑いので、水分補給はとても大事です。
「仙人と風船」
この風船に描かれているのが「死体の花」
「スマトラ・オオコンニャク」=「Bunga Bankai (死体の花)」。
高さは2~5mほどにもなり、3年程地下で球茎が育った後、発芽して花を付けます。
突然開花し、しかも3日ほどで萎れるので、自然のまま見つけるのは至難の業のようです。
係りの方に聞いたところ、「看板はあるけど、花は咲いていない」ということでした。
まあ、「死臭」がするらしいから、見たいような見たくないような・・・。
園内にあった「有料トイレ」。
うわさには聞いていましたが、見るのは初めてです。
一応水洗(?)式になっているようで、用を足した後水槽に溜まった水をおけですくって流すみたい。
紙は置いてありませんから、このあとどうするのかはご想像にお任せします。
とにかくこのトイレに慣れることがインドネシア旅行でいちばん大事なことかも・・・
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