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作品No.277  ATH-Q64 ベルゼルガ/RX5

2009-12-31 | 装甲騎兵ボトムズ



・使用キット:1/35タカラ

・作者コメント

キット発売から四半世紀の時を経て、究極のベルゼルガを目指し製作しました。(製作期間は約15ヶ月)

完璧なプロポーションへの修正、降着機構の完全再現、スワンピークラッグを含む全関節への軟質樹脂埋め込みとフル可動化を行い、出撃前のル・シャッコ搭乗シーンも再現しています。


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ブログ製作記事抜粋(ATH-Q64で検索・抜粋してあります。記事数約170回)



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4 コメント

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Unknown (J.J.)
2009-12-31 17:29:27
プロポーションと可動の両立、人間のような自然なポージング。

難題を見事にクリアして素晴らしい作品に仕上がりましたね~。

このベルゼルガの制作をずっと見てきたんで、感激しましたよ!
本当にお疲れさまでした!
Unknown (RX5)
2010-01-04 12:00:43
実は、投稿した6枚の写真の中で、どれを別館の写真にするは、J.J.さんにお任せしました。この一枚を選んだのは意外に感じましたが、よく考えてみると、J.J.さんらしい選球眼だと感心しています。

私は、人型兵器ならではの魅力を最大限出せるよう、動きの感じられるアクションポーズを常に念頭において作品を作っています。これはキャラクター模型を作るようになった二十数年前から、一貫して変わらないテーマであり、スケールモデルには無い、キャラクター模型ならではの美点だと考えています。単に仁王立ちしているだけでは、観る者の想像力をかき立てたり、世界観が広まりにくいと思うのです。

しかし、丸くて大きな頭部や突き出した胸部、太い脚部を持つ装甲騎兵は、ポーズを取らせて、なおかつ自然で格好良くというのが極めて困難なキャラクターです。体型としてはドラえもんが踊っているようなものですし、関節の軸位置や、各部のプロポーションがちょっと狂っただけで、上手く再現できません。

大河原メカの「妙:みょう」は、まるで幼児体型のようなプロポーションながら、立たせて良し、腰を落として良し、銃を構えさせて良しの絶妙なデザインだと捉えています。

おそらく、装甲騎兵好きなJ.J.さんとしては、ご自身でもいくつかの作品を作られ、その事をよくご存じなのだろうと思います。

J.J.さん、ちょっと意地悪な宿題を出してしまいましたが、作者自身も気づかない角度からご指摘いただいたような、はっとした気持ちでおります。ありがとうございました
Unknown (ハルウミ)
2010-01-04 20:07:50
フル可動キットを組んだんじゃないかってくらい自然なポージングと可動範囲は凄いとしか言いようがありませんね。
お疲れ様でした。
Unknown (RX5)
2010-01-05 06:41:38
ハルウミさん、ねぎらいのお言葉ありがとうございます。励みになります。

再現したいシーンやテーマが先にあって、あくまでも「手段」としてのフル可動化やスクラッチと考えています。

最終的に何が表現できたかが最も重要で、技術そのものには価値がないと思っています。

とは言え、もちろん、「手段としての技術」は大切なことです。作者コメントリンク先の「ホームページの制作記」では、コンパクトに今回の事例をまとめてみましたので、多少なりともRRMの皆様のご参考になれば幸いです。

なお、高い自由度が必要な関節には、ボールジョイントを用いずに、自作のユニバーサルジョイント(二軸関節)を使うようにしています。

ユニバーサルジョイントの利点は、伸縮ができるのと、がたつきが出にくいことです。

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