三軒茶屋ノート

シンラバッショウ

目黒区立大橋図書館

2010年09月21日 02時08分11秒 | 日記
本日の建築。

偶然発見した『目黒区立大橋図書館』。

なじみの国道246号から脇道にそれたところに、こんな味わい深い建築が佇んでおりました。

前回の『渋谷区立中央図書館』の場合と同じ轍を踏まぬよう、今回は躍起になってレポいたします。


逆側より撮影。
巨木に護られたこの図書館はコンクリ造りで、なにか瀟酒な雰囲気が漂う。


入り口。
地域の催しのにぎやかさが聴こえてくる。

踊り場の洗練と。


トイレの簡素な美しさ。


実際、トイレを美しいと思えた建築は、美しさのにじみ出る建築が多かった。
もちろん古ければ古いほど。
それは使う人がちゃんと心を込めて手入れしているということかもしれない。
そのため、タイル一枚一枚が輝いている。

そう、よく見るとこの建物は、コンクリの壁と要所要所のタイル使いで統一感のある内装になっている。

肝心の内部はこんな感じ。



ほかの図書館と変わりない。
でも、外観の写真からも見て取れるように、窓がL字型に張り渡っており、とても明るく読書ができる。



エントランスの部分と建てものの縦のラインがとても良く調和している。

図書館て、静かで涼しくて知識を得られて、地域の憩いの場でもあるうえ建築まで楽しめて、ほんと言うことないですね。


突然ですが。
「今日の植物」コーナー。

植物好きが高じて始めようと思いました。

まずは、夏の花『サルスベリ』(百日紅)

今年はいたるとこでいろんな色のサルスベリを楽しんだ。
そんな思い入れを込めて。

これは枝振りがたいそう立派な、青山・高徳寺のサルスベリ。

大きすぎて写真からあふれています。


名前の由来であるすべりそうな独特の樹皮。

ちいさく繊細な花弁が幾重にも集まって、まるでぶどうの総のような形をつくる。
遠くからでも目立つ美しさなのだ。

もう暑さも終わりかけということで、すこし花にも夏の疲れが現れていますが…。



建築を見て、そのそばにある植物もひとつずつご紹介したいと思います。


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