三軒茶屋ノート

シンラバッショウ

長谷川豪+林忠彦

2012年03月17日 04時17分42秒 | 日記
今回は展覧会の話。

まずは乃木坂、ギャラリー間にて、長谷川豪展「スタディとリアル」。













失礼ながら長谷川豪という建築家は知らなかったが、瀟洒な住宅を多数設計している建築家だと知る。


また、石巻に復興のシンボルの鐘楼を設計・寄贈したという。
石巻に知人がいる自分にとっては、なかなか心温まる話だ。

鐘楼の画像




もう日がないですが、3月24日まで開催しています。


次に、たばこと塩の博物館に、林忠彦写真展「~紫煙と文士たち~」。



林忠彦がバーなどで撮影した作家、文士たちのポートレイト。
真剣なまなざしに煙をくゆらすモノクロの作家たち。

少なくとも最近渋谷でやっていたセレブだけを撮った写真展よりは、だいぶ味わい深い写真展だった。
残念ながらこちらは3月18日まで。

この渋谷にある博物館は、JTが運営しているらしく100円で入れるリースナブルな場所だ。
たばこと塩の歴史を一気に学習も出来る。
都市に疲れたら、100円でゆっくり息抜きも出来そうだ。



そんなわけで、今日の花。
たばこの花。(ナス科ニコチアナ属とある。)

この植物のおかげでどれだけの人々が夢を、理想を、雄弁に思い描いただろう。


帰途へ。
それぞれ人にはそれぞれに入り込む穴がある。