三軒茶屋ノート

シンラバッショウ

アピチャートポン・ウィーラセータクン+ライアン・マッギンレー

2012年09月28日 02時38分17秒 | 日記
今日は久しぶりの更新。
そしてギャラリーの話。

まずは青山のCNAC LABという新しいギャラリーにて、タイの新鋭映画監督のアピチャートポン・ウィーラセータクンの「primitive」展を見に行く。







2010年のカンヌ映画祭でパルムドールを穫った「ブンミおじさんの森」で有名な監督だ。
そんな彼の映像展で、「ブンミおじさん~」とも根底で密につながっているイメージの連続だった。
しかし正直なところ、脳にこびりついてしまった強烈な映像だった。

ショートフィルムのプログラムAはすでに終了してしまったが、プログラムBはまだ始まったばかり。
詳細情報→White screen.jpより。

不思議な映像体験なので、お時間のある方はぜひご覧ください。



そして次は待望の!ライアン・マッギンレーの日本での初個展。
しかも小山登美夫ギャラリー渋谷ヒカリエとの2カ所同時開催。

そんなわけで小山登美夫ギャラリーのある清澄の丸八倉庫へ。

けっこう前から倉庫や工場などの骨格をそのまま残して使うところが多いが、ここも味わいのある建築だ。






どこまでいっても、線と面と光のせめぎあい。

茶目っ気のあるレトロな画。



まんま倉庫。


さっそく業務用エレベーターに乗ってギャラリーへGO!


到着。




余裕のあるレイアウトにとても好感が持てる。




あとは出し惜しみせず作品を観てもらおうと思う。








若さの躍動する裸体が神話のように美しく輝く。

残念ながらこの展覧会は9月29日(土)まで。


帰る途中、深川江戸資料館前の商店街で偶然見つけたブロンドの少女。
これは目の錯覚かと我を疑った。

実はライアン・マッギンレーが監督したSigur Rós(シガーロス)のPVに、同じ容姿の少女が出演していたのだ。
人形を作った女の子は未来を予見していたに違いない。








そして、東京。
夜になれば宝石箱のように美しいものがこぞって煌きだす、大都市東京。







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