ルージュ・ダリア

どうでもいい日常の記録

植え替え準備2

2016-01-31 23:44:00 | 園芸作業・記録
石斛の植え込みは通常は「素焼き鉢」を使用する。
「素焼き鉢」は、通気性や水の浸透性がとても優れているので、
着生蘭である「風蘭」や「石斛」に取って最適の鉢なのだが、
浸透性が良いことが徒になって、すぐに鉢の表面に苔が
生えてしまい、見た目が悪くなる上に、通気性も損なわれてしまう
と言う欠点もある。

自分は植え込みの芯に、鉢底ネットで作った筒を入れているので、
通気性の問題はないので、「素焼き鉢」ではなく「朱温鉢」を
使用している。
「朱温鉢」なら苔の生える心配はない。

鉢の大きさは、株の大きさに合わせて、2号と2.5号を
使い分けている。
鉢の底は水はけを良くする為に、金槌で叩いて大きく広げて
おいた方が良いだろう。
ちなみに金槌は、釘を叩く面ではなく、釘抜きになってる部分の
尖っている所で叩く方が、綺麗に割って落とせるようだ。



芯にする鉢底ネットの筒。



ネットを結索しているのは銅製の細い針金。
あんまり深い意味はないのだが、ナメクジは銅を
嫌うと言うので、おまじないみたいなものw


植え替え準備1

2016-01-31 01:06:11 | 園芸作業・記録
水苔はそのままでは乾燥しているので、大きなタライに
水を張って付けて戻しておく。
水は毎晩交換して3日ほど晒した方が良いだろう。
輸入品なので検疫を通っているので、薬品などが残留して
いるかもしれないので。

水で戻した水苔はふわふわになるので、それを
長さによって大体に仕分けをする。




20㎝前後  15㎝前後  それ以下



20㎝前後のものは富貴蘭の植え込みに使い、15㎝前後の
ものは石斛の上苔に使用する。
それ以下のもので、植え込みの芯にする台苔を作る。
台苔は植え替えの時に手早く出来るように、あらかじめ
作っておくようにしている。




水苔購入

2016-01-31 00:30:36 | 園芸作業・記録
今日で1月が終わって、週明けは2月。
立春ももうすぐだ。

そろそろ植え替えの準備を本格的に始めなくてはいけないな。
植え替え用の水苔も購入したし。



「長が~い水苔」と言う商品名だが、うたい文句ほど
なが~い訳ではないw
が、使い勝手は悪くはない。
一袋100g入りを5袋。
値段的には1㎏入りのものの方が遙かに安価だが、そもそもの
栽培数が少ないので、とても1㎏も使い切れない。

蘭はコレクション性が高くて、栽培を始めると色々と
集めたくなるもので、自分としてもあれこれと欲しいものが
多いが、ぐっと我慢をするようにしている。
一度挫折しているので、また同じようになるのが怖いし、
一鉢一鉢に手を掛けてやりたいとも思っている。

今手元の仔達には満足している。大事に育てていきたい。

「秋一番」

2016-01-29 00:46:32 | 植物・花


白地に紅色の立絞りの入る一重の椿。
その名のように秋10月から咲き出して、11月初旬には
木を埋めるように満開になる。
元々の性質として、降霜の前に盛りを迎えるが、近年の
暖冬と相まって、全く傷む事なく咲き尽くしてくれる。

写真の丸で囲んだものは、木に絡んだ藤の蔓。
黄葉しきっていないのが分かると思う。