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Rosso Laboratory

第6回 クローンツール

【第一章】パーツ使いのテクニック
第6回 クローンツール
Ver6.0.0.260から実装されたクローンツールはVRMNXで最も便利なツールの1つです。橋脚や架線柱などの平行複写・回転複写が出来ます。またジッター機能によるランダムな揺らぎも付け加えることが出来ます。

1)平行複写
X方向(横)ならOffsetXに、Z方向(縦)ならOffsetZに移動量を入れ、個数を指定して「クローン実行」を押します。

2)回転複写
回転原点と角度(OffsetRotY)と個数を指定します。図解するとこうなります。

単線橋脚の場合などは線路の原点と同じ位置に配置されるので線路のRがそのまま回転半径になりますが、架線柱の場合は線路の原点と架線柱の原点が異なります。例えば下図のように、単線架線柱の場合、R257線路の原点が(X900,Z400)とすると架線柱の原点が(X900,Z412)と12mmZ方向にズレています。

よって回転原点は257mmではなくZ+方向の257mm-12mm=245mmとなります。実行すると

このようになります。間違いやすい部分なので注意しましょう。

3)ジッター(揺らぎ)
この機能は精密樹木を不規則に並べたりすることに使えます。JitterXはX方向の揺らぎ、JitterZはZ方向の揺らぎ、JitterRotYは回転方向の揺らぎです。

例えば個数:4、OffsetX:200、JitterX:30、JitterZ:10、JitterRotY:360とすると

このようになります。

次回はレイアウターの使用上の注意についてです。
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